Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

意外に映画館では初めてのMARVELもん

2012-06-24 13:00:02 | 映画
リブート、リブートと騒がしいが、要は作り直しのこと。
でも最悪だった物を焼き直すのではなく、けっこう出来のよかったシリーズを作り直すというのは、なかなか大変なんじゃない?
あえてコレで「上がり」なのに、更に欲を出して「良い手」にかけてしまうということ。
結論からいうと、ボクは「アメイジング・スパイダーマン」を楽しめた。
敵、味方ともに何かが足りない物同士で、見ていて登場人物の足りなさにイライラする者同士の対決と言う話の筋道には新鮮さはありませんが、主演が繊細だ。
ソーシャルネットワークに出ていた人かな?
ダイナミックさは減ったが、瑞々しく繊細でシャープな新章 前3部作から何年も経たない内にリブート(再起動)だなんて
ビジネスの臭いがしてヤだなぁと考えてしまうが、そんな事情は
面白い映画を創るぜッ!という作り手の情熱とはまた少し別な話。
実際、本作はかなりかなり楽しんで観る事ができましたよ。
本作のアクションは前よりスピーディでシャープな感じ。
ヒーロー映画としての雰囲気は少々薄めだが、
キャラや話の展開にウジウジした所が無くアップテンポなのも好印象だ。
特に今回のスパイダーマン=ピーターはスマート&アクティブ。
主人公は能力を得る前から、気に入らない事に毅然と立ち向かう勇気を備えている。
頭の回転が早すぎてちょっと挙動不審に見える感じもリアル。
直情型だし、恋にも積極的だし、若く瑞々しい。
それに彼は、人を救う為なら正体を隠す事にそんなにこだわらない。
彼が少年を救出するシーンが凄く好き。
“ヒーローとは、勇気を持つ者ではなく、勇気を与える者”
そんな事を思わせてくれる。
仇敵リザードとなるコナーズ博士も◎!
親友の息子を大切に想う気持ち、力を得た後の傲慢さ、そして、新たな腕の最後の使い道……。
高潔さと脆さを併せ持つ人物像に同情してしまう。
ガラスに両腕を映すシーンの表情に泣いた……。
次に、新ヒロイン・グウェンはとびきりキュート!なだけじゃない。
知力面でも、人の気持ちを読む面でも、このヒロインは賢い。
ここぞと言う時の度胸もあり、守られてばかりじゃない所が素敵。
自警団ピーターに警察官である父の姿を重ねる場面も良い。
グウェンの父親もステレオタイプなカタブツではなく、
スジの通った思考の持ち主だった。最後の活躍には感動です。
そんでエンドロールが始まってもすぐ帰らないでくださいね!
ほんのちょっとだが続きがありますよ。
最後の日本語の曲がダサかったけれど。
そ~なんです、3Dは字幕を見るのが辛いので、吹き替えなんですよボクは。