Viedel/KukiHairDesign/ヴィーデル/クキヘアデザイン 四条烏丸 美容室

ヴィーデルは四条烏丸の美容室です。フランス仕込みの技術 ナチュラルで優しく ふんわりとしたヘアスタイル

ボクはこう言うのが好きなんだよね~、いわゆる軍モン。

2012-06-26 12:57:11 | 映画
オサマ・ビンラディンの殺害作戦も遂行した米海軍特殊部隊「Navy SEALs(ネイビーシールズ)」の戦いを描き、無名のキャスト、スタッフながらも全米ボックスオフィスで初登場1位を記録したミリタリーアクション。
過酷な訓練をくぐり抜けた一握りの精鋭で組織される特殊部隊SEALsに、誘拐されたCIAエージェントの救出という任務が下る。
しかし、その事件は世界規模のテロ計画の入り口に過ぎなかった。
物語はフィクションだが、SEALsが全面協力し、本物の現役隊員も出演している。

観終わっての第一印象は「SEALs版ハートロッカー」です。
Navy SEALsという特殊部隊に身を置く男たちの姿を、無駄に飾り立てず“抜き身”のまま描いた──といった印象を作品全体から感じました。
作戦行動中などは派手な銃撃戦もありますが、あくまでエンタメ系作品のそれとは一線を画するリアルに迫る緊張感を伴ったもので、作品の本質とのバランスはよくとれていると思います。
精鋭部隊の隊員といえどひとりの人間であり、家へ帰れば家族が待っているわけで、心の中には当然人間らしい思いや感情があるでしょう。
それでも任務遂行のために最善を尽くす姿が、軍人の厳しさと崇高さを物語っています。
終盤には、いかにも「あぁ、アメリカ(≒キリスト教の国)らしいな」と思わせるシーンがありますが、それもまた彼らの本質なのだろうと感じます。
この作品は、前述のリアルに迫る緊張感たっぷりの作戦行動と、隊員一人ひとりの人間としての側面という2つを軸に描かれています。
そして同時に、全体を通して「戦争とは?平和とは?」を押し付けること無く考えさせられる作品に仕上がっています。