ジャッキー最後のアクション超大作?。いつもどおりにアクションと笑いのエンタメ作。
チームでミッションに挑む様子は成龍版『ミッション：インポッシブル』？、ブッ飛び具合やコミカルなやりとりを考えると、控え目の『ルパン三世』ノリ。
自分の格闘アクションだけでなく若手もけっこう見せ場あり、また格闘以外のアドベンチャーに力を注いでたりなので、ジャッキーアクションを楽しみにしてる方には少し物足りないかも。
けれど、エンタメ映画である事に違いは無いです。
犬との追っかけっこやパイレーツ・オブ・カリビアンなノリで展開される中盤のドタバタでは、ちょっとドッチラケ。
ベタなネタだ。
劇中の爺様の骨とﾁｰﾌﾟなジャック・スパロウ？。
観客を隅から隅まで楽しませよう、そして後世のアクション俳優も育ててゆこうという
老エンターテイナー、ジャッキー・チェンの気概が感じられていますね。
それにジャッキー自身も、還暦目前というのが嘘のような体の張り方
痛そうなクライマックスとNGシーンでは、んなバカなと笑う人もいるだろうが、コレで終わりなんだね～
演出が特別巧い監督さんとも思わない。
けど、自分の持てる力でトコトン人を楽しませようという精神は……やっぱ一級の映画屋だよ、この人。