
そこから始まる家族の秘密の暴露。
母親が薬物依存症、父親がアルコール依存症というキャラ。
父と母、長女と夫の夫婦喧嘩。
物語に自殺が絡む。
母子の葛藤。
多くの映画へのオマージュで埋め尽くされている。
機能不全を描いた物語は、救いのない悲劇として普通は終わる。
多分、原作も辛辣かつ悲壮で全く救いを感じさせないはず。
でも映画ではそうには行かないだろう~
悲劇は保ったまま、一筋の光を最後に差し込まないと。
その力になるのがジュリア・ロバーツであり、メリル・ストリープだと思う。
ユアン・マクレガーに今流行のベネディクト・カンバーバッチ。
実力者が揃うと、こうも良い映画になるんだね。
コレが本年度のアカデミー賞モノだったかもね~