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’70sパンク映画

2021-06-15 08:26:39 | 映画

キレてる。
イキまくっている。
ゾーンに入っている。
その昔(とは言っても17,8年前....ずいぶん昔かぁ)実写版「101匹わんちゃん」の「101(ワンオーワン」や「102」ではグレン・クローズがこの悪役を演じた。
そのグレン・クローズが主演のエマ・ストーンと共に製作総指揮をした作品。
その時は悪役が“クルエラ”だとは知らずに...
その前日譚、誕生秘話の物語をよりによって70年代ロンドンのパンクムーブメントに乗せて描かれた。
確かに現在の映画の傾向は’80sや’70sの背景設定が流行っている。
これはZ世代が知らない世界観を見せるほうがウケると考えたのでしょうか?
主人公「エステラ」はいつも「F」ワードをかまして怒りのエネルギーを発散している。
友達は不要。協調性?F△✖k you!
“普通”...何それ? 
しかし虎児として育つ数年間にやっと変化の時が訪れた。
エステラ(クルエラ)役のエマ・ストーンが見せる立ち居振る舞いはGod Save The Queen。
いつしか自身の中に封印されていた悪魔を解き放つ。
ここで僕の琴線に触れたのが、70年代を彩るファッションやパンクロックが魂。そしてBGM(サウンドトラック)
そう、この映画には今現在の60代、50代世代の叫びが...
当時の英国社会、経済を打破しようと若者が反骨精神の限りをぶちまけたエネルギー。
そんな嵐を呼ぶ女クルエラ。
いっそ彼女の人生に思い切りダイブすべし。
稀代のパンクロックスターに熱狂的に侵食されてほしい。

*最後に注釈
この映画はネット配信「ディズニー+」でも配信(¥2980)していますが、イオン系の映画館のみでしか上映はされていないのでご注意を