「怪物ぅ、だぁれだっ」
怪物?かいぶつ?Kaibutsu?カイブツ?
カイブツって何?…
あなたにとって怖いもの全て。大きな怖さも小さな怖さも怖いものには変わらない。何かが醜くなるもの。
誰?…
それは、わからない。気付いていないだけで、あなたかもしれないし、あなた以外の周りの人かもしれない。
何人?…
その時々によって生き物は怪物に変容するので、正確な人数はわからない。でも、多いかも。
本当にいるの?…
その人の捉え方次第だから、居ない人も居るし、居る人も居る。
登場人物がそれぞれの生きている日常で、普段のままに自分の内に秘めた怪物を演じる。全ての登場人物が怪物なのか?
それは見る人の視点によって善人にもなり得ればカイブツにも見える、成ると言う。
しかし見る人の個人的感情が優位に働く「その人の視点、捉え方」
3つの視点から成る画像、その一つ一つのピースを繋ぎ合わせれば、誤解が崩れだす。
何処かの早い時点で気付いて居れば、もっと早くに好転したのかもしれない。
細やかなシーンや特に「音」コレを見逃さずに一つ一つのシーンを凝視していると、全てに合点がつきます。音は覚えておいてください。
2人の子どものセンシティブな心の感情は、否定はできないし、幾つから始まろうとも否定は出来ない、そして政治や世間の風潮でも取り上げられて居る事象では有りますが私的には見辛かったシーンです。
そして、最後は あなたの想像にお任せします。その、この、空白が是枝監督なのだと理解しています。
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