おはようございます。スプラムの竹内幸次です。今日は助成金に関する調査員の仕事と、午後は
東京商工会議所世田谷支部主催の講演「これで万全、安全パソコン活用術」をします。夜は大手信用金庫での中小企業診断士受験向けの講師をします。
今日は創業動機についてです。最近、以下のような創業動機を話す起業予定者がいました。
・自分が働いていた大手企業は利幅をとりすぎていた。これはよくないと思い、自分が起業して、もっと消費者に安く商品を提供したいと思って起業を考えている。
このように発想する人は多いのですが、その大手企業は十分な経常利益(ほぼ最終的な利益)は確保されているのでしょうか?おそらくギリギリで利益が出ている程度だと思います。
また、消費者に高く売るということは、消費者を騙しているのではなく、その高い価格でも消費者が満足して買う魅力、付加価値を作っているということです。「消費者は高い商品を買わされている」と考える人が多いのですが、今の消費者はそんなに間抜けな人はいません。
価格は消費者の期待や満足度を示す数値です。安くない価格でも消費者が喜んで買う商品や店舗やプロモーションの魅力を十分に考えたいものです。
株式会社スプラム代表取締役
竹内幸次 中小企業診断士
takeuchi@spram.co.jp
Copyright:© 2005 SPRAM All Rights Reserved.
【ブログ執筆・運営ポリシー】
・顧問先企業、コンサルティング先企業等の特定企業の情報は一切執筆しません
・守秘義務がある情報は一切執筆しません
・中小企業経営にプラスになるような情報の執筆を心がけます
・運営趣旨にそぐわないコメント・トラックバックは削除等必要に応じた措置を取ります
竹内幸次ブログトップへ