
─── 経営をもっと身近に、もっと確かに ───
おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。晴れました!今日から3連休の方も多いのですね。今日私は横浜山下公園でのイベント「ワールドフェスタ・ヨコハマ2006」での来場者調査の仕事をします。楽しいイベントですから時間がある方はぜひお越し下さい。
今日は周囲への配慮についてです。電車内でのマナーが悪い、わき見運転、警察官の飲酒運転等と、連日のようにニュースになっているように思います。昔からこのような事柄や不祥事はあったのですが、最近はとくに増えているように思います。
理由には、
・自分だけの世界に入り込めることが増えた
こともあると思います。私が高校生のときにはソニーのウォークマンが唯一、自分の世界に入り込めるツールでした。
今では、iPod、パソコン、車内、自宅でのプロジェクター映画、ゲーム等の増加や、1人暮らしをする人の増加、家族と住んでも小学生の頃からの自分の部屋を与えられる等と自分空間が増えています。
また、スーパーマーケットやコンビニでは個食が増えており、4人家族であっても、父は和食、母は洋食、娘はパスタ、息子はカップ焼きそば等と、皆で同じ料理を食べることも減りつつあります。この現象はファミレスで注文するメニューでは既に一般的です。
自分の世界を持つことは意思の自律でもあり、よいことだと思いますが、社会性や周囲への配慮とトレードオフ(引き換え)になってはいけません。
本当の意味で社会に迎合せずに自分の意見を持っていれば、一歩譲って社会のマナーや規範に行動を委ねることはむしろできるはずです。
本当の自分が見出せないから、そのことに自分自身が憤っているから、無理して社会のルールを破ったり、自分のみの個人プレーをして、いかにも「自分は個が確立されている」と周囲に思わせたいのかもしれません。寂しい人ほど、ルールを破るものだと思います。
社会のマナーを守ることは、実はとてもかっこよいことです。どんなに周囲と同じ行動をしていても、個性がある人は、その社会の中で輝けるはずです。
周囲への気配り。今の日本はとても低い水準になってしまったように思います。まずは自分の身の回りから改善しましょう。
関連記事

株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 中小企業診断士
情報満載のスプラム公式WEB:http://www.spram.co.jp

Copyright:© 2006 SPRAM All Rights Reserved.
【ブログ執筆・運営ポリシー】

