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おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は川崎市の中小企業のコンサルと、午後は神奈川県中小企業再生支援協議会での再生支援会議、夜は辻堂での中小企業のコンサルをします。コンサル3本の日です。中小企業診断士らしい業務の1日です。
今日は中小企業診断士の専門性についてです。起業家や中小企業経営者の皆様の中には、「企業経営をしてみようかな」と思い始めた時に、はじめて中小企業診断士という国家資格者がいることを知った、という人も多いことでしょう。税理士や弁護士等の他の資格と比べると一般からの知名度は残念ながら低いようです。
中小企業診断士という資格制度は過去に何度か変更されてきました。私が勉強を始めたのは1993年。国に登録したのは1995年4月です。当時は、鉱工業部門、商業部門、情報部門という3つの受験区分がありました。私は商業部門で受験して合格しました。
現在の中小企業診断士の受験には当時あったような「部門」はありません。どの中小企業診断士でも一様に、経営戦略のこと、マーケティング戦略、人事管理、財務会計、生産管理、店舗レイアウト、経済学、経営法務等の知識がビッシリと詰まっています。
私は中小企業診断士で独立後10年間、資格の学校TACという予備校で中小企業診断士の講師をしましたから、今の中小企業診断士が如何に幅広い知識があり優秀な人が多いのかをよく知っています。
でも先日、ある人がこのようにコメントしたことが印象的でした。
・部門制が廃止されてからは、その中小企業診断士がどのような分野に強いのか、分かりづらくなった
確かにこれはあると感じます。独立直後の私は商店街やお店のコンサルをよく担当させて頂きました。これは私が商業部門であったからです。
私ども中小企業診断士が自分の専門分野や得意分野を明確に示すことは勿論ですが、経営者の皆様も「ところで、○○診断士さんの得意分野は何になりますか?」等と確認するようにされてください。
よい中小企業診断士との出会いは、起業家、中小企業経営にとってとても重要なことだと認識しています。皆様は自社に合う中小企業診断士ともう出会っていますか?
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