知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

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『COVID-19との長期戦に備えて 2(感染者増加率・PPM推移 19)』 ―中国・台湾・韓国・日本・インドと日本の一部の都道府県と比較―

2021-05-08 16:59:20 | 政治・経済

  『COVID-19との長期戦に備えて 2(感染者増加率・PPM推移 19)』

―中国・台湾・韓国・日本・インドと、一部の都道府県と比較―

 

新型コロナウイルス『SARS-CoV-2』の変異種の影響をこれから、一番大きく受けるのはインド(今回から追加)と日本だろうと怯え、かつ心配です。 

 

心配になる点はここです。(4月末vs5月末予想)

『人口100万人あたり感染者数、いわゆるPPMベースで韓国2.15倍(前月1.96倍から増加)、台湾102.8倍(99.0倍から増加)』

 

20210506(アジア4ヶ国)、20210507(一部の都道府県)のデータで更新

世界中でCOVID-19が、変異株の所為か、下げ止まり状態の大変な事態になっていますので、5月は、まだデータ不足のため(20210506/20210507現在)、予測データの精度は落ちますが、中国・台湾・韓国・日本・インドと日本の一部の都道府県と比較を更新しましたが、調べた中では大阪・愛知・北海道の増加が心配です。 

 

数値は、「日本全国の都道府県別と国別の人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移」のデータを引用しました。 マスコミも、傾向(グラフ)と定量的100万人あたり(PPM)とか,百分率(PCT)数値と更に、母数等を示して欲しいものです。 

 

世界の主要国の一部はワクチン接種効果が見られます。 日本の場合は、PCR検査もワクチンも大幅遅れです。

 

単なる絶対数の数値表示には、都道府県別『前日比・前週比・前月比等も、更には、『改善・ベスト5と悪化・ワースト5』だけでも、付けて欲しいと思います。 デジタル化・IT化の実現につながります。

  中国 台湾 日本 韓国 インド 東京都 沖縄県 大阪府 北海道 愛知県 神奈川県 埼玉県 千葉県
2002 55 1 2 57                  
2003 57 13 15 191   38 6 32 34 23 17 13 26
2004 58 18 111 210 24 307 98 186 150 65 111 116 129
2005 58 19 133 224 132 377 98 202 207 67 148 136 145
2006 59 19 147 250 411 447 98 208 241 69 163 154 153
2007 61 20 267 279 1,188 912 272 482 275 273 276 315 265
2008 62 20 537 389 2,624 1,495 1,472 970 339 603 545 535 487
2009 62.91 21.58 656 464 4,511 1,848 1,711 1,211 401 710 758 633 622
2010 63.48 23.26 794 517 5,896 2,233 2,296 1,448 610 825 954 793 804
2011 64.55 28.34 1,178 676 6,857 2,941 2,977 2,301 1,689 1,339 1,365 1,147 1,120
2012 66.67 33.55 1,864 1,205 7,440 4,323 3,701 3,405 2,560 2,192 2,312 1,945 1,770
2101 69.52 38.25 3,085 1,531 7,795 7,187 5,192 4,963 3,323 3,181 4,432 3,427 3,565
2102 70.15 40.10 3,416 1,756 8,052 8,022 5,639 5,349 3,637 3,424 4,881 3,993 4,217
2103 70.68 43.25 3,753 2,021 8,856 8,691 6,532 5,926 3,999 3,624 5,226 4,466 4,735
2104 71.21 47.36 4,691 2,392 13,888 9,990 8,577 9,216 4,604 4,430 5,816 5,143 5,306
2105 71.52 57.13 5,874 2,733 21,044 11,699 8,877 9,950 5,955 5,736 6,569 6,042 5,926

 

 

    10月末  11月末  12月末    1月末      2月末   3月末     4月末      5月末予想

    前月末比  前月末比  前月末比   前月末日 前月末比 前月末比 前月末比 前月末比

中国   100%  103%  103%   104%   101%   101%  101%  100%

台湾   108%  122%  121%   114%   105%   108%  110%  121%

韓国   111%  131%  178%   127%   115%       115%   118%  114%

日本   121%  148%  158%   166%     111%       110%    125%  125%

インド      131%  116%  109%   105%   103%   110%    157%  152%

東京都  121%  132%  147%   166%   112%       108%    115%  117%

沖縄県  134%  130%  124%   141%       109%       116%    131%  115%

大阪府  120%  159%  148%   146%       108%       111%    156%  135%

北海道  152%  277%  152%   130%       109%       110%     115%  129%

愛知県  116%  162%    164%   145%       108%        106%    122%  129%

神奈川県 126%  143%  169%   192%        110%       107%    111%  113%

埼玉県  125%  144%  170%   176%        117%        112%    115%  117%

千葉県  129%  139%  158%   201%         118%       112%    112%  112%

 

東アジアでは、日本が、まだまだ,安心できません。 優等国台湾は、まだ抑えこんでいます。 増加も気になりますが、中国の抑え込みは、日本で適用できるかどうかはわかりませんが、研究すべきと思います。 

 

特に日本の場合は、実態を定量的な解析、特に増減傾向を示して、正確に国民に理解していただき、まだまだ先になりそうな、ワクチン接種が40%~50%になるまでは、繰り返しですが『三密回避』、『マスク着用』と、『うがいの徹底』です。 

 

最重要はこれ、『指定感染症のCOVID-19のクラスター感染と爆発感染』を防ぐには、八方ふさがりの目詰まりを改善して『ワクチン接種拡大』と継続した『PCR検査拡大と陽性者には率先自主隔離と、お願い隔離の徹底』が必要です。

 

とにかく、ゴテゴテのモグラたたきは、先に行って、大変な出費と経済損失になります。 最近は、日本が特に酷い状態ですので、見やすいグラフを多用し、定量的なデータ(最近の第四波懸念)を国民に、正直に提示して備えの重要性を理解してもらうことです。   

 

ずっと心配していました、ヒト(医療関係者不足)・モノ(医療関係機器・設備不足)・カネ(国は、お金の印刷・借金で調達できても、『縦割り組織・IT後進国』で末端まで、なかなか届かない事態)が、『どこかの目詰まり』よりは、『広範囲での目詰まり』です。

 

休業支援金(給付金)の制度設計は『もう少し、公平性について工夫がほしかった』の一語に尽きます。 IT後進国で『データ』のデータづくり(力仕事)と管理が下手で、上手く使えないのが理由でしょうか。 税金を使うのですから、企業規模や支店数などを考慮した傾斜式・階段式の『休業支援金(給付金)制度設計』をお願いします。

 

『個人事業主に識別番号制度』つくりがやっと動き出したようです。

(20210508纏め、 #327)

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