知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『地球のバイオリズム、間氷期と氷期、温暖化と寒冷化、海面変動』『地球の「陸上」の氷と水の重量減が、地殻変動と火山活動に影響』

2022-12-06 18:15:26 | 地球・火山・地震・津波

『地球のバイオリズム、間氷期と氷期、温暖化と寒冷化、海面変動』

『地球の「陸上」の氷と水の重量減が、地殻変動と火山活動に影響』

『南極の氷がすべて溶けると、海面は約60m上昇、南極大陸の火山が連鎖爆発』

 

『地球の科学』と『続地球の科学―大陸は移動する』

半世紀以上も前のことですが、香港に駐在中に、日本人会図書部で、夢中になって読んだ本が、東大物理学者竹内均著『地球の科学』と、同氏と東大物理学者上田誠也共著『続地球の科学―大陸は移動する』でした。 その20数年後に、夢中になって読んだ本が、グラハム・ハンコック著『神々の指紋』でした。

     

『神々の指紋』

『エコノミスト』誌の東アフリカ特派員の経歴を持つイギリス人作家グラハム・ハンコックが、世界各地を調査して執筆、イギリスで発売されたものです。 本国イギリスでは発売後2週間で書籍セールスのトップになり、27言語に翻訳され、300万部以上売り上げたと推測されている。 内容としては、世界各地にあるオーパーツとされるものを分析し、超古代の南極大陸に現代文明以上の高度な文明を持った国家があったと結論する。 『真偽については、学術的には否定されているそうです。』

 

『神々の魔術』

1995年に発掘されたトルコの巨大遺跡ギョベックリ・テペは、紀元前9600年に建設されていた! 次々と発見される新事実。 『神々の指紋』から20年以上続く、失われた文明を探究する旅の最新の到着地。 『ノアの方舟』に酷似した伝承は世界各地に残る。 彗星が衝突し、大洪水が発生したという太古の歴史が明らかになってきた。 そしてピラミッドやインカの遺跡の天文学的配置には、驚くべきメッセージが隠されていた! 簡単には『真偽については、学術的には否定されているそうです。』とは言えないほど、エビデンス探しは難しいようです。 表題に戻ります。

 

約10万年ごとに繰り返されるサイクル(間氷期・氷期)

間氷期・氷期の交代時期の地殻変動と、生物と文明の影響は?

世界の海面の高さは気温が高い「間氷期」に高く、気温の低い「氷期」に低く変化しており、最も高い時と最も低い時を比べると100メートル以上も変動している。 次のグラフからも、かなり規則的な変化です。

ウエブ情報から引用

地球が誕生してから46億年の歴史を、長い目で見ると、地球は約10万年ごとに暖かくなったり(間氷期)寒くなったり(氷期)を繰り返してきたことが分かっています。 そのたびに、地球の海の高さは100メートル以上も変動してきた。 その様子は、まるで呼吸をするたびに胸が上下するかのようです。

 

このかなり規則正しく、約10万年ごとに氷期と間氷期が交互に訪れるのはなぜか? いくつか原因が、ウエブ情報にありました。 『日射量の変化が大きな原因とされています。 日射量とは太陽から地球に降り注ぐエネルギーのことで、そのエネルギー量がだいたい10万年の間に増えたり減ったりしてきたのです。 この変化は、地球が自転する軸がぶれて、太陽の周りを回る軌道が変化することで引き起こされます。 このような周期的な変動を、発見した研究者のミランコビッチさんにちなんで「ミランコビッチサイクル」と呼びます。 このミランコビッチサイクルによって、日射量が増えると気温が上がり、地球上の氷が融けて海水面が上がりました。 しかしそれだけではありません。 一度温暖化が始まると、地球上の二酸化炭素やメタンといった「温室効果ガス」の濃度が上がり、さらに温暖化が進んだことが最近の研究で明らかになったのです。南極やグリーンランドの古い氷の中に閉じ込められた空気を分析して分かったことです。

 

『空前絶後の温暖化? もうひとつ最近の研究から分かったことは、どうやら現在の温暖化は、過去の温暖化とは少し違うようだということ。 現在の温暖化のスピードは今までにないほど速いのです。 地球の気温がどう変化してきたかを振り返ると、2万1000万年前から1万年かけて47℃上がっていたのが、最近(20世紀後半)からの気温はその10倍ものスピードで上がっていることが分かりました。 私たちは、地球がかつて経験したこともないような急激な温暖化の時代を生きているのです。
温暖化がこのまま進み海面が上昇すると、私たちの住む場所はどう変わるのでしょうか。例えば海面が1メートル上昇すると、日本の90パーセントのビーチはなくなってしまうと考えられます。 大阪では北西部から堺市にかけての海岸線は水没し、東京では江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区ほぼ全域が水没などの影響を受けると試算されています。 陸地が少なくなるため、未来には、険しい山や、もしかしたら海の中にも新たに住む場所が作られるかもしれません。』

 

温暖化などと吞気なことは言っておられません、地球の気候は『激甚化』になっていますが、温暖化は『約10万年ごとに繰り返されるサイクル(間氷期・氷期)』の一環であり、気候変動でないなどと仰る一部の先生方がおります。

 

浅学菲才の傘寿爺には、地球の歴史のことはよく理解できませんが、いくつかの疑問点と課題をまとめて、今後、勉強したいと思っています。

 

約10万年ごとに繰り返されるサイクル(間氷期・氷期)

この変化は、地球が自転する軸がぶれて、太陽の周りを回る軌道が変化することで引き起こされること納得です。

 

❷縄文海進

                左:図1            右:図2

ウエブ情報から引用

 

図1は、四国も九州もない。 日本は。みんなくっついております。 図2の姿こそ真の日本だと思ってしまっているからではないでしょうか。 図1は、今から約2万年前の氷河期の姿なのです。 海面が非常に下がり、図2と比べると、120~140メートルほどの差ができております。 これを『海進』に対して『海退』と言っております。 長期的スパンで見たとき、気候は大きく変動し、図2は今から3000年前頃から現在まで続く日本の姿なのです。

 

図3

ウエブ情報から引用

 

図3は、これは図1と図2とは違い、大変スリムな日本の姿です。 実はこれが今から6000年ほど前の縄文時代で『海進』が最大になったときの日本です。 世界的に気温が現在と比べて平均して2℃程上がった時です。 

 

『サハラ』いうと何を思い浮かべられのは、「サハラ砂漠」です。 この時、サハラは「緑の草原」だったのです。 雨が相当降ったようです。 1982年に世界遺産に登録された、サハラ砂漠中央部山岳地帯にあるタッシリ遺跡の洞窟には、牛や羊、キリンなどの野生動物、あるいは植物などが描かれ、湿潤な気候であったことが窺えます。 そもそも「タッシリ」とは、「川の多い台地」を意味するそうです。 このことからも、現在を基準にして過去の地球環境を考えてはならない、という教訓が得られます。 歴史についても全く同じことがいえるようです。

 

グラハム・ハンコック著『神々の指紋』と『神々の魔術』を参考に、1~2万年前の人類史の過渡期の歴史を調べたいと思いました。

(記事投稿日:2022/12/06、#607)

 

コメント
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