知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『米国の友人ご夫妻とnursing home(認知症療養)のこと

2022-12-16 16:01:25 | 外国

『米国の友人ご夫妻とnursing home(認知症療養)のこと』 

30数年前からのお付き合いの米国の友人の一人ですが、最近は、季節の挨拶の交換程度でしたが、それもこの二年は音信不通で、Covid-19もあり心配しておりました。 先日、突然季節のご挨拶をいただきました。  

この米国の友人は若いころは『歌手志望』で『アマチュアボクサー』でもありました。 付き合い始めた頃は、すでに90㎏近い巨体でした。 『歌手志望』通り、カラオケでも、その声量で周囲の友人からマイクを取り上げられるほどでした。 

更に、気が合ったのは『昔のアマチュアボクサー』で当時の階級が、ウエルター級と聞きました。 自分も高校時代に練習試合の3ラウンドの経験をしたことがあり、ウエルター級でした。 この3ラウンドの『3分・1分・3分・1分・3分』が長かったこと、今でも夢に見るときがあります。 そんなことで、その友人とは妙に気が合いました。 

この友人は、当年85才で元気いっぱいですが、奥様は87才で数年前から認知症(dementia;米国では今も昔も、日本では、以前は痴呆症、今は使われないが)でナーシングホーム(nursing home)療養と伺いました。 

米国のナーシングホーム(nursing home)

ウエブ情報から引用

ウィキペディア情報、参考になります。

アメリカ合衆国などにみられる日常的な医療・介護やリハビリを必要とする人のための施設。 ナーシングホームは身体的・精神的な理由により日常的介護や24時間の医療サービスを必要とする重度の要介護者・要看護者を対象としている。  

日本の特別養護老人ホームに近いものの、ナーシングホームは高齢者のみを対象とする施設ではなく高度の障害をもつ若年者なども対象としている。 病院に近い設備と体制を有するが、日常生活の介護に重点があり医師や看護師よりも介護士の数が充実している。

実際には2007年の統計では入所者の88%が65歳以上、 45%が85歳以上である。 ナーシングホームは、高額な費用、ケアの質、プライバシーの確保が十分でない生活環境などが問題となっている。 費用負担が重く、高齢者全体に占めるナーシングホームの入所者の割合は、65-84歳で2%、85歳以上でも14%にとどまる。

短期滞在型の施設もある。 公的医療保険のメディケアでは、病院の退院直後の3カ月に限り、通院で専門的なケアを受けることが不可能な場合にはナーシングホームのスキルド・ケア(skilled care)を利用できる。 3カ月を超える場合は、メディケイドの対象となる低所得者はその給付を受けるが、それ以外の人は他の保険の給付を受けるか自己負担となる 

日本の特別養護老人ホーム

身体上または精神上著しい障害があるために常時介護を必要とする高齢者を入所させて,養護する施設。 設置主体は地方公共団体および社会福祉法人等。特養。 特養ホーム。 

高齢化が世界中で進んでおり、世界各国それぞれ課題を持っています。 健康維持には頑張りましょう。 それには、緩急をつけたインターバル散歩の途中に時々『しゃがむ(「かがむ」ではなく、スクワットの最も深い姿勢)』ことが良いと思います。

(記事投稿日:2022/12/16、#611)

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『地球史上最大の陸の動物は、パタゴティタン、37メートル、69トン』 「地球上最大の海の動物、シロナガスクジラ、34メートル、199トン」

2022-12-16 09:01:09 | 動物

『地球史上最大の陸の動物は、パタゴティタン、37メートル、69トン』

『地球史上最重量の海の動物、シロナガスクジラ、34メートル、199トン

『恐竜は隕石衝突がなければ、一億年で絶滅せず、さらに生存・巨大化も!』

 

このように巨大な動物が一億年も棲息できた星、今も海中とは云え、棲息できる星は、やはり奇跡の星・水の惑星です。 最近の研究では、巨体に血液を送る心臓も、体重を支える骨格もそれに、十分耐えられる進化をしていたそうです(巨大化イコール滅亡ではなく)。 人間は新人・クロマニヨン人出現からでも約4万年の歴史です。 随分、地球を棲みにくくしております。

パタゴティタン

ウエブ情報から引用

 

 ウエブ情報から引用

 

『水の惑星』地球には夢とロマンがありました。 体重では、およびませんが、大きさではシロナガスクジラより、大きな恐竜が1億年も棲んでいたようです。 昆虫は、誕生から3億年、今でも健在。 恐竜は隕石の衝突による気候変動で絶滅したと考えられておりますがもう少し絶滅説を調べてみようと思いました。

 

昔、読んだ本ですが、これからの調査に、参考になりそうです。 『ゾウの時間ネズミの時間』は、動物生理学を専門とする生物学者、本川達雄氏の新書です。 1992年に中公新書から発行された。 動物のサイズから動物のデザインの論理が数理的に解説されている。 1993年の講談社出版文化賞の科学出版賞を受賞したものです。

 

これからの調査に、関連しそうな項目を、抜粋・引用します。

 

コープの法則:「同じ系統の中では大きなサイズの種は進化の過程でより遅れて出現 する傾向がある」(大絶滅がなかったら、もっと恐竜は大型化したか?)

 

❷島の法則:「島に住む動物と大陸に住む動物とではサイズに違いが生じる」

     (大陸の動物はだんだん大きく、島の動物はだんだん小さく)

 

ベルクマンの規則:「恒温動物では、同じ種で比較すると寒い地方に住む個体ほど体が大きい(表面積の体積比は大型化するほど小さくなる)

 

哺乳類はサイズに関係無く、「一生に打つ心拍数は約20億回、呼吸数は約5億回である」(これが本のタイトル「ゾウの時間ネズミの時間」)

 

水棲動物シロナガスクジラ

最初期のヒゲクジラ類は中新世(約2,300万年前から約500万年前までの期間)中期に出現した。 ヒゲクジラの出現は世界的な海洋環境の変動に影響されたのかも知れない。 海流系と水温の大きな変化はヒゲクジラの種分化を促し、原始的な種を淘汰していったのかもしれない。 現生のヒゲクジラ類は、ナガスクジラ科(イワシクジラ、ナガスクジラなど)、セミクジラ科、コククジラ科、コセミクジラ科の4科からなる。

 

世界最大の動物種:シロナガスクジラは動物種の中で最大の体を持ちます。 その体長は22mほどとされますが、確認されている最大個体は34mにもなります。この体格は、現時点で大きさが確定している地球に存在した動物種の中で最も大きいといわれています。

 

最大の恐竜であるアルゼンチノサウルスは体長45mといわれていますが、この数字は発見された脊椎骨などほんの一部の骨から算出した推定数字のため、確定しているわけではありません。 そのため現在確定で大きさが分かっているシロナガスクジラが、地球上に存在した中で最大の動物といわれているのです。

 

また、成体になると199トンにもなるという体重も、地球に存在した動物種の中で最も重いといわれています。 前述のアルゼンチノサウルスは推定体重が最大100トンといわれているので、それをはるかに凌駕する体重となっています。 この異様ともいえる体重は、シロナガスクジラの暮らす海にある浮力があるからです。

 

シロナガスクジラ(白長須鯨、Balaenoptera musculus)は、ヒゲクジラ亜目に分類される海洋哺乳類である。 シロナガスクジラの細長い体は、背側がさまざまな色の灰青色で、下側はやや明るい色をしている。

 

恐竜パタゴティタン Patagotitan 

アルゼンチン・パタゴニア・チュブ州のセロバルチーノ累層で見つかったティタノサウルス類の竜脚類の属である。 パタゴティタン・マヨルム Patagotitan mayorum 一種のみで知られる。 2014年に初めに報告され、2017年にホセ・カルバリードらによって公式に記載された。 誕生から、現在3億年も、生存し続けている昆虫には比肩できませんが、恐竜も凄い、1億年も、生存していました

 

2012年にアルゼンチン・チュブット州の採石場で牧場労働者によって化石が発見され、2014年にアルゼンチン古生物学博物館とアメリカの調査チームが18か月かけて6体分・150点の化石を発見し、2017年に新種のティタノサウルス類としてパタゴティタン・マヨラムと命名された。 属名は「パタゴニアの巨人」を意味し、種小名は発掘地に因んでいる。

最大の特徴はその大きさである。 見つかった化石は大腿骨だけでも2.4メートルに達し、胴椎は有名なアルゼンチンサウルスよりもやや大きめであった。 それらを基に推定される全長は最大37メートル、推定体重60~70トンとされ、史上最大の恐竜の一つとしてその名を世界に知らしめることとなった。

発掘された6個体は地層こそ違うものの同じ場所から見つかっており、この地域はかつて湖であり、このパタゴティタンたちはそれぞれ乾季の時期に命を落としたのではと考えられている。

棲息していた白亜紀前期のアルゼンチンには、全長12メートルの大型獣脚類ティラノティタンも棲息しており、この2種が捕食者と獲物の関係にあったのではと考えられている。

上記の化石を基に復元した全長37メートルの復元骨格がニューヨークのアメリカ自然史博物館とシカゴのフィールド自然史博物館で展示されており、最大級の恐竜の骨格として目玉となっている。


恐竜アルゼンチンザウルス

1987年にアアルゼンチンのフィンクル部層から発見され、同国を代表する古生物学者ホセ・ボナパルテとロドルフォ・コリアによって「アルゼンチノサウルス・フィンクレンシス」と命名された。 名前はそのまんま「アルゼンチン・フィンクル部層の爬虫類」を意味する。

発見以来、化石が全身の一割程度しか発見されていないものの、130cmにもなる脊椎などから推測すると、全長は少なくとも35メートルはあったとされる(当初は60メートルとされた)。 生まれた時はおそらく全長50センチ程度で、この大きさまで成長するまで40年近くかかったとされる。 史上最大の恐竜が何であったかは様々な議論があるが、とりわけ信憑性が高いとされるのがこのアルゼンチノサウルスである。 数少ない天敵は、同時期に棲息したギガノトサウルスやマプサウルスと言われている。

この恐竜において最も謎とされているのは、その体重である。 発見当初は100トンを超える史上最重量の陸生動物とよく言われていたが、近年、それでは体温が50度を超えタンパク質の変性を引き起こしてしまうという指摘に基づく否定説が出てきている。せいぜい75t程度か、はたまた50t以下ではなかったかなど、見解は研究者の間で分かれている。 実はアルゼンチノサウルスは一部の骨しか見つかっていないから全長約33~41メートル、体重70~90トンと文献によって大きさに差がある

シロナガスクジラは現存する最大の動物です。 最大サイズは33.8メートル、体重は190トンに達し、恐竜などの絶滅動物を含めてもシロナガスクジラより大きい動物は存在し得ていたのでしょうか。 この動物史を持つ『奇跡の星』『水の惑星』は凄いです。

(記事投稿日:2021/09/28、最終更新日:2022/12/15、#398)

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