知る喜びと、撮る喜びのつぶやき通信  (読める限り読み文章にする。 歩ける限り撮り続ける『花鳥風月から犬猫太陽』まで)

興味のあることは、何でも調べて文章にする。   写真は「光と影」と言われるが、この理解には、まだまだ、ほど遠い.

『武器の発達は、戦争(戦略論)を変えてきたか、抑止は可能か 2』 『核兵器保持も、否核兵器保持だからこそ『バランス・オブ・パワー』の時代』

2023-03-26 10:25:57 | 兵器・戦争

『武器の発達は、戦争(戦略論)を変えてきたか、抑止は可能か 2』 

『核兵器保持も、否核兵器保持だからこそ『バランス・オブ・パワー』の時代』

 

昨今、王朝時代の帝王を目指している、大国の指導者たちが居ります。 大国でなくても、世襲制の帝王が居ります。 偏見では、ありますが帝王の地位、イコール核兵器所有などと錯覚を起こしかねません。

 

只今、プロイセンの将軍、カール・フォン・クラウゼヴィッツ著『戦争論 上下』を読んでいます。 今まで遭遇した本の中では最もタフな著書の一つです。 あまりにタフなので、戦争についての本の並行読みを始めました。

 

孫子、マキアヴェリ、クラウゼヴィッツの3大家の著書:

❶ 孫武著『孫子』

❷ ニッコロ・マキャヴェリ著『戦術論』

❸ カール・フォン・クラウゼヴィッツ著『戦争論 上下』

 

さらに、

❹ ジョン・ルイス・ギャディス著『大戦略論』

❺ ピーター・ナヴァロ著『戦争の地政学 米中もし戦わば』

 

最近の『大戦略論』と『戦争の地政学 米中もし戦わば』は3大家の著書を引用しています。

 ウエブ情報から引用

『戦争の地政学 米中もし戦わば』が参考になりました。 抜粋・引用です。 

歴史上、強大な覇権国家は、突然、新興国家が表舞台に踊り出て、当時の文明をリードする存在になると、この劇的な勃興に覇権国家はショックを受け、対抗策をとろうとして、競争から対立が生まれ、それがついに衝突に発展したケース;

 

『スパルタとアテネ』のペロポネソス戦争であり、

『大英帝国とドイツ帝国』の第一世界大戦である。

 

この実例二つだけでは、証明にならない。 世界史を概観すると、1500年以降、中国のような新興勢力がアメリカのような既存の大国に対峙した15例のうち、11例において(70%以上の確率で)戦争が起きている。

 

シカゴ大学教授ジョン・ミアシャイマー氏が『大国政治の悲劇』の中で展開しています。 特に『第一の仮定・無政府状態』全く同感です。 人類は無法治状態であること、拙備忘録『人類は、二度と核兵器は使えない(好奇心は探る-戦争のこと)』で触れております

 

第一の仮定

『世界体制は無政府状態だ(つまり国家を取り締まる権威をもった組織は存在しない)』

 

第二の仮定

『すべての国家は軍事力、つまり戦争のための兵器を増強する』

 

第三の仮定

『他国の真意を知ることは不可能だ』

 

標題の『武器の発達は戦争(戦略論)を変えてきたか、抑止は可能か』をこれから調べていきたいと思っています。

(記事投稿日:2023/03/26、#641)

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『「普遍的な問いひとつ」我々人類は宇宙では孤立した存在か?』 『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由、フェルミのパラドックス』

2023-03-26 07:47:27 | 地球・火山・地震・津波

『「普遍的な問いひとつ」我々人類は宇宙では孤立した存在か?』

『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由、フェルミのパラドックス』

 ウエブ情報から引用

 

この本『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由、フェルミのパラドックス』は読めば読むほど、パラドックスに陥ります。

 

パラドックス:     ある命題とその否定命題が、ともに論理的に同等と思われる論拠をもって主張されているとする。 これらの二つの命題が成り立つと結論する推論のなかに誤りが含まれていることを明確に指摘することができないとき、これら二つの命題を、パラドックス、逆理または逆説という。

 

地球は、多方面・多分野で、八方破れのピンチです。 このような時こそ、タフな問題から離れて、しばし、浮世離れしたテーマを調べてみました。 こんな本がありました。 『広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由、フェルミのパラドックス』

 

先ずは、『フェルミのパラドックス・Fermi paradox』(2015年3月)とは、ウエブ情報に抜粋・引用です

 

フェルミパラドックスとは?

フェルミパラドックスとは、物理学者 エンリコ・フェルミ が最初に指摘した。 138億年という宇宙の年齢と膨大な恒星の数から考えて地球外生命体がいる可能性が高いのに、人類がまだそのような文明を発見できていないという矛盾のことです。

 

宇宙はビッグバンから始まり138億歳と考えられています。 観測可能な宇宙の直径は900億光年。 そして、宇宙には少なくとも1兆の銀河系があり、それぞれの銀河系に1兆個の星があります。 惑星の数も多く、生命が住める地球に似た惑星もたくさんあります。

 

しかし、いまだ人類は地球外生命体を発見していません。 文明には3つのレベルがあり、最もレベルの高い文明では太陽のような恒星の間も行き来でき、銀河系すべてを植民地化しエネルギー源にできると考えられています。 そのレベルの文明が存在する場合、地球に何かしらコンタクトをとってきてもおかしくないように感じますが、まだありません。

 

ではなぜ発見していないのか?

地球外生命体がいる場合

地球外生命体が存在しているのに発見できていない理由を考えてみます。 地球に到達しているが発見していない

  • 人間が見れない・感じられない姿をしている
  • 人間から隠れている
  • 人間の姿をしていてわからない
  • デジタルで生きている
  • 別の次元にいる
  • 政府によって公表が禁止されている

などなど

 

過去に地球に到達したが最近は到達していない

  • ピラミッドなど地球にある遺跡が古代宇宙人の痕跡
  • 人類は古代宇宙人の子孫

などなど

 

何らかの制限で地球に到達していない

  • 文明が成長していくとテクノロジーによって自らを滅ぼしてしまう
  • 宇宙の法律によって未開拓の惑星を保護するようにしている
  • 宇宙人は惑星間の移動や宇宙人同士の接触を好まない
  • 地球に来れるほどテクノロジーが発達していない
  • 地球に来ることはどんなにテクノロジーが発達しても難しい

などなど

 

地球外生命体がいない場合

地球外生命体が存在しない場合は発見することはできないですが、

ではなぜいないのか。

  • 地球、そして人類がかなり珍しい
  • 人類の次の生命体がまだ生まれていないだけ
  • この世界がシミュレーション

などなど

 

まとめ

長い宇宙の歴史の中で人類が通信技術を発展させてきたのは数百年の話ですし、インターネットなんて数十年ですし、宇宙の観測技術はまだまだこれからというところでしょうか。そういう意味では宇宙には地球の人類ほどのレベルの生命体はいるけどお互いに観測できないと考えるのが個人的には最も確率が高そうな気がしています。 

 

そもそも生命体の進化には大きな壁があるというグレートフィルターという仮説もあるのでなんともですが、観測技術が高まってデータがこれからたくさん集まっていくと思うので、どんどんいろんなことが明らかになりそうです

グレートフィルター; 生命が進化していく過程で超えることがすごく難しい壁のこと

 

繰り返しになりますが、『この本「広い宇宙に地球人しか見当たらない75の理由、フェルミのパラドックス」は読めば読むほど、パラドックスに陥ります。』、それでも時々、ページを開いてしまいます。

(記事投稿日:2023/03/26、#640)

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