『WBC7戦全勝完全優勝ありがとう! と祝大谷翔平選手(MVP)』
『完全優勝は第3回大会のドミニカ共和国に次いで2度目は凄い』
大谷選手はじめ、先発・中継ぎ・抑えを充実した侍ジャパンがWBC 5大会で3勝目、そのうち2勝は松坂選手(大記録の連続MVP)を要した侍ジャパンで、やはり日本は投手王国でした。
ウエブ情報から引用
プロ野球をここまで盛り上げた大会とWBC侍ジャパンは凄かった。 中でも大谷翔平選手には、大感激する場面を沢山見せて頂いた。 この物凄い大谷選手のこと、印象に残った比較を再掲します。
MLBスラッガー3人の体躯の比較です。
身長 体重 走力(本塁~一塁)
ベーブ 188cm 99kg 推定4.6秒(17秒/100m)
イチロー 180cm 80kg 3.8秒
大谷 193cm 97kg 3.8秒
陸上の世界のスーパースター、ボルト選手(体重94㎏・身長196㎝)vs 大谷選手(体重97㎏・身長193㎝)(二刀流・三刀流)です。 この体格の比較も『もしボルト選手が野球をやっていたらなどと夢がひろがりました。 『メ ジャーを高校野球に・・・』などと、野暮も愚痴もやめましょう。 なぜなら大谷選手は、100年に一人、100万人に一人の逸材と、すでに言われています。
標題に戻ります。
❶ 『MLBが「歴代WBC のトップ10」を更新』。 第1位に大谷翔平vsトラウトの名勝負を選出「こんなにいい台本はない」。
「こんなにいい台本はない」
「今年のWBCで誰もが期待していた夢の対決が、大会で一番重要な場面で現実になった。まるで映画から出てきたようなシーンだった」「大谷翔平対マイク・トラウト。 おそらく世界で最も偉大な選手の2人が9回裏、ツーアウトで金メダルがかかっている状態で初めて対決する。 メジャーリーグではエンゼルスのチームメイト同士、WBCではアメリカ代表が侍ジャパンと対決し敵同士だ」
「3-2で大谷は美しいスイーパーを放ちトラウトから三振を奪った。 ゲー ムオーバー。大会終了。日本は3回目のWBC優勝を果たした」と絶賛した。
❷『憧がれるのは止めましょう』
アメリカ戦直前、ロッカールームでの円陣声出しは大谷が務めた。
「僕から一個だけ」と切り出すと、「憧がれるの止めましょう」と要望した。「ファーストにゴールドシュミットがいたり、センターにマイク・トラウト がいるし。 外野にはムーキー・ベッツがいたりとか。 野球やっていれば誰しも聞いたことある選手がいると思いますけど、今日一日だけは憧れてしまったら超えられないので」と意図を説明し、「僕らは今日超えるために、トップになるために来たので。今日一日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあいこう!」とチームメイトを鼓舞した。
❸ 『泥だらけのストッパー(クローザー)』
2017年の前回大会に続いて「侍ジャパン公認サポートキャプテン」を務め、WBCを現地で取材した中居は、同戦で終盤にベンチとブルペンを行ったり来たりしていた大谷がマウンドに上がった9回表には「泥だらけのストッパー(クローザー)。泥だらけのリリーフピッチャー。初めてです」と短くリポートし、この「泥だらけのストッパー(クローザー)」はみるみる間にツイッターのトレンドを駆け上がる大反響となった。 すでに流行語大賞の呼び声が高いとの声も上がっています。
以上が、沢山見せて頂いた大感激する場面のうちの三つです。
『影のMVP』は何人もいたのです、やはりこの二人でしょうか
①陰のMVPダルビッシュも完勝Vに感激-、侍ジャパン最年長のダルビッシュ有投手(36)が、あらためて日本球界の底力に太鼓判を押した。若い投手陣だけでなく野手陣にも慕われる「兄貴」として抜群の存在感と影響力を発揮。決勝戦では8回に6番手で登板して1失点で踏ん張り、守護神大谷との「世界一リレー」を完成させた。「侍大将」として若いジャパンを束ね、頂点へ導いた。
② 鳥谷敬氏は、侍ジャパン「陰のMVP」に吉田正尚選手を、大会MVPは大谷に譲ったが、「村上選手がなかなか打てていない時に吉田選手が打っていた。吉田選手が打っていなかったら試合が終わっていた」。 メキシコ戦でボール球をすくい上げて右翼ポール際に同点3ランを決めた場面も振り返り、「あのボールを普通にいい当たりしたらファウル。フィールド内に収められたらライト前、センター前。ホームランできる技術がさすが」と目を丸くした。
WBC歴代優勝国一覧
開催年 |
優勝 |
準優勝 |
ベスト4 |
2006 |
日本 |
キューバ |
韓国・ドミニカ共和国 |
2009 |
日本 |
韓国 |
アメリカ・ベネズエラ |
2013 |
ドミニカ共和国 |
プエルトリコ |
オランダ・日本 |
2017 |
アメリカ |
プエルトリコ |
日本・オランダ |
2023 |
日本 |
アメリカ |
メキシコ・キューバ |
WBC歴代最優秀選手一覧
開催年 |
受賞選手 |
守備位置 |
国 |
所属チーム |
2006 |
松坂大輔 |
投手 |
日本 |
西武ライオンズ |
2009 |
松坂大輔 |
投手 |
日本 |
西武ライオンズ |
2013 |
ロビンソン・カノ |
内野手 |
ドミニカ共和国 |
ニューヨーク・ヤンキース |
2017 |
マーカス・ストローマン |
投手 |
アメリカ |
トロント・ブルージェイズ |
2023 |
大谷翔平 |
投手 |
日本 |
ロサンゼルス・エンゼルス |
振り返れば、野球の国(1903年に発足したナショナルリーグとアメリカンリーグの2つのリーグの共同事業機構で、両リーグの統一的運営『メジャーリーグ』)『大リーグ』とも呼ばれる)で、ピッチャーの大谷投手兼打者の二刀流がホームラン王争いをする相手チームのホームラン打者に対戦するという風景だけで、「大リーグ」ファンだけでなく、だれもが『わけの分からない混乱』の衝撃を受けたと思います。 チームのエースが、ホームラン王争いをする。 それも『メジャーリーグ』においてです。 今回のWBCでMVP獲得は『メジャーリーグ』でも三人目で、凄いの、一語です。
今までのWBCの5度の大会のMVPは、ドミニカ・米国・日本のそれぞれの国籍のMLBメンバーですが残りの2度(第1回・2回)日本国籍のNLBの松坂投手です。 この時から日本は投手王国で凄いです。
(記事投稿日:2023/03/25、#639)