『COVID-19との長期戦に備えて 2(感染者増加率・PPM推移 16)』
―中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較―
新型コロナウイルス『SARS-CoV-2』の変異種の影響をこれから、一番大きく受けるのは日本かもしれないと怯え、かつ心配です。
心配になる点はここです。
『人口100万人あたり感染者数、いわゆるPPMベースで韓国の1.86倍(前月1.95から減少)、台湾の86.8倍(前月85.2倍から上昇)。
20210331(アジア4ヶ国)、20210331(一部の都道府県)のデータで更新
世界中でCOVID-19が、変異株の所為か、下げ止まり状態の大変な事態になっていますので、20210326の予測データで中国・台湾・日本・韓国と日本の一部の都道府県と比較を更新しました。
数値は、「日本全国の都道府県別と国別の人口あたりの新型コロナウイルス感染者数の推移」のデータを引用しました。 マスコミも、傾向(グラフ)と定量的100万人あたり(PPM)とか,百分率(PCT)数値と更に、母数等を示して欲しいものです。
単なる絶対数の数値表示には、都道府県別『前日比・前週比・前月比等も、更には、改善・ベスト5と悪化・ワースト5』だけでも、付け欲しいと思います。 デジタル化・IT化の実現につながります。
10月末 11月末 12月末 1月末 2月末 3月末
前月末比 前月末比 前月末比 前月末日 前月末比 前月末比
中国 100% 103% 103% 104% 101% 101%
台湾 108% 122% 121% 114% 105% 108%
韓国 111% 131% 178% 127% 115% 115%
日本 121% 148% 158% 166% 111% 110%
東京都 121% 132% 147% 166% 112% 108%
沖縄県 134% 130% 124% 141% 109% 116%
大阪府 120% 159% 148% 146% 108% 111%
北海道 152% 277% 152% 130% 109% 110%
愛知県 116% 162% 164% 145% 108% 106%
神奈川県 126% 143% 169% 192% 110% 107%
埼玉県 125% 144% 170% 176% 117% 112%
千葉県 129% 139% 158% 201% 118% 112%
東アジアでは、日本だけが、まだまだ,安心できません。 優等国台湾は、まだ抑えこんでいます。 増加も気になりますが、中国の抑え込みは、日本で適用できるかどうかはわかりませんが、研究すべきと思います。
特に日本の場合は、実態を定量的な解析、特に増減傾向を示して、正確に国民に理解していただき、まだまだ先になりそうな、ワクチンが間に合うまでは、繰り返しですが、『三密回避』、『マスク着用と、うがいの徹底』です。
『指定感染症のCOVID-19のクラスター感染と爆発感染』を防ぐには、PCR検査拡大と陽性者には率先自主隔離と、お願い隔離の徹底が必須です。
とにかく、後手後手のモグラたたきは、先に行って、大変な出費と経済損失になります。 最近は、日本が特に酷い状態ですので、見やすいグラフを多用し、定量的なデータ(最近の第四波懸念)を国民に、正直に提示して備えの重要性を理解してもらう。
ずっと心配していました、ヒト(医療関係者不足)・モノ(医療関係機器・設備不足)・カネ(国は、お金の印刷・借金で調達できても、『縦割り組織・IT後進国』で末端まで、なかなか届かない事態)が、『どこかの目詰まり』よりは、『広範囲での目詰まり』です。
休業支援金(給付金)の制度設計は『もう少し、公平性について工夫がほしかった』の一語に尽きます。 IT後進国で『データ』のデータづくり(力仕事)と管理が下手で、上手く使えないのが理由でしょうか。 税金を使うのですから、企業規模や支店数などを考慮した傾斜式・階段式の『休業支援金(給付金)制度設計』をお願いします。
(20210403纏め #305)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます