『COVID-19との長期戦に備えて(参考にすべき国々と比較 04)』
『複雑極まる、グループ・型・株では、スペイン風邪対策同様の自然終息待ち?』
『韓国と日本の7日間の新規感染者数PPM値は世界平均値の18.9倍と17.9倍』
この度の本当に厄介な感染症は、日本では『新型コロナウイルス感染症』と呼ばれ、報道されていますが、世界中で、WHOの定義、病名が『COVID-19』、ウイルス名が『SARS-CoV-2』で使われています。 感染予防を徹底させるには、関係者は状況を、PPM(パーツ・パー・ミリオン)数値とその増減のグラフ表示を、一部の他国との比較で報道したらいかがと思います。
人口100万人あたりのCOVID-19の感染者数推移(2023/01/06)
7日間の新規感染者数(人口100万人あたり)2023/01/06現在
World
422.4
93.6%
China
-28.8
-123.8%
France
1519.9
56.0%
Germany
1674.2
72.7%
Japan
7558.1
80.6%
South Korea
7998.6
90.4%
United Kingdom
1113.6
- %
United States
1427.1
127.3%
パーセントは先週比
2022年人口
新規感染者数PPM値は、7カ国中の世界平均以上はないが、米国・英国が増加しています(オーストリア・カナダ・イタリア・トルコも増加)、台湾情報なし。 相変わらず中国の数値は良く分かりません。
札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門の情報
人口100万人あたりのCOVID-19の死者数推移(2023/01/06)
7日間の新規死者数(人口100万人あたり)2023/01/06現在
World
1.9
125.0%
China
-0.0
- %
France
10.7
84.9%
Germany
14.7
143.2%
Japan
15.9
86.2%
South Korea
7.7
97.1%
United Kingdom
10.6
- %
United States
10.4
136.4%
パーセントは先週比
2022年人口
7日間の新規死者数PPM値は、世界・ドイツ・米国が増加(オーストリア・カナダ・ドイツ・サウジアラビア・トルコも増加)、相変わらず中国の数値は良く分かりません。
札幌医科大学医学部 附属フロンティア医学研究所 ゲノム医科学部門の情報
『COVID-19』は、スペイン風邪対策が参考になるかと思い、調べてみました。
防疫対策などを通じて人間の社会における社会活動が停滞していくことにより、ウイルスが次第に効率的に感染を拡大する場を失っていくことによって、スペイン風邪の流行は徐々に終息へと向かっていくことになっていったとも考えられることになるのです。 (この度は、このような楽観視はできないようです。)
感染者が第六波で急増したが第六波まで抑え込んできた台湾は、中国武漢から最も近いにもかかわらず、当初は成功しましたが、最近はずいぶん厳しい状況になっています。 『ITによる徹底した水際対策と、陽性者把握・隔離と、三密回避』だけでは、どうかという観点から、日本がもっとも苦手な総括的検証が必要かと思えます。
いろいろな統計表や、グラフが発表されていますが、このCOVID-19は強力で、第1波から、第8波まで、簡単には判断できないほど、世界中の各国・地域に各々、複雑な展開をしています。
以前は、日本も『日本のコロナ対策はミステリアス』、「ジャパンミラクル』とか言われていますが、今は,一部の海外の関係者から、日本の関連数値に疑問が出始めています。
この記事内容を思い出して、今迄の対策の『総括的評価』をやって頂き、最近、急に、日本で猛威を奮っているのは、どの、グループ・型・株、でしょうか。 厚生労働省HPには、各種の数値が発表されていますが、関係者の皆様には、欧米の抑え込んでいる国々のいいところは、ご参考にしていただき、更なる対策と改善をお願い致します。
(記事投稿日:2023/01/08、#617)
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