【べったら漬けや粕漬けのようなほのかな甘味で、お子様やご年配者に大好評!※大根の皮をむいてます】
先日に引き続き、塩麹のお話のはじまりはじまり…☆彡
本日は、日本の伝統発酵食“麹”の効果についてですね
以前から美容効果が高いとして人気を得ている“酵素”
食物に由来する酵素は、生の食べ物(野菜、果物、生の肉や魚など)と発酵食品(みそ、納豆、ぬか漬けなど)に含まれます
塩麹は旨みや甘みを含む健康によい発酵食品で、
塩の代わりに利用するだけで、味にコクやまろやかさをプラスし食べ物をおいしくしてくれる万能調味料なのです
太る人と太らない人には「食事バランス他」のわけがある!?
味噌などの発酵食品を作る時に必要な酵母菌は、糖質やタンパク質を分解して
アミノ酸やクエン酸など有効な成分を作り出します
個人的な意見としては、納豆を毎朝食べていた友達がよく間食していたのに大変スリムだったことや、
江戸時代に日本にやってきた南蛮人が書物に日本の美しいもの、として美肌を記載していたことで、私も納得しかけていた時期があります。詳しいメカニズムについては、言及いたしかねますが、調理法、健康効果について、引き続きお読みください
【野菜もお肉もそのままでおいしい!スタミナ&チョッとヘルシーな焼肉弁当にどうぞ♪】
味 多味で美味しく!
塩麹に含まれる麹菌による酵素は、食材に含まれる糖質(でんぷん)やタンパク質を分解して食材を柔らかくします
でんぷんは糖化して甘味となり、タンパク質はアミノ酸やグルタミン酸といった旨味(うまみ)へと変化
酵素と乳酸菌、酵母の作用で味が複雑味がもたらされ、食材を普通に食べるより多味で美味しく感じられます
栄養 脳の代謝をあげ、疲労回復効果の期待アリ!
麹の酵素は余分な糖質やタンパク質を分解して食材を美味しくするだけでなく、乳酸菌、ビタミンB6などのB群や葉酸を多く含み、
脳の代謝を上げる働きや疲労回復効果も期待されています
単体の塩と比較すると、栄養豊富
高血圧予防 血液サラサラに!?
麹にある風味や旨み、甘みを上手く使えば糖分や塩分が抑えられて、高血圧の予防になります。
ちなみに、塩分が血圧に関係するのは5人に1人。遺伝的に高血圧になりやすい体質があるのだとか…。
遺伝子が原因の場合は、その知識のある専門医に出会ってキチンとした治療をしてもらわないとならないのだそうですね。
(TV情報)
私は普段の生活から、塩分に気を配っていないと体調が悪くなることが多いです。
(漬物大好き → つい食べすぎる)
(塩分の多い化学調味料を用いた外食)
なお、麹の話に戻りますと、中でも桃色っぽい色をした紅麹には、フェルラ酸が含まれており、その成分を抽出したサプリメントも販売されているようです。
体質改善 乳酸菌で『整腸作用』
発酵食品には腸内環境を整える 乳酸菌が含まれることが多く、
食べることで便通や肌のコンディションがよくなり、腸内環境が整って免疫力を上げることができます
そして、腸は第二の脳といわれているように、お腹にいる胎児の時に脳よりも先に形成され、脳と独立して働くことのある大切な器官。アンチエイジング(老化防止)効果に大きな役割が関わっていると考えられています。
調理 漬け置くだけで、柔らかく美味しく変化
調理例
・しなびた野菜の塩麹漬け(お野菜が野菜室に眠ってはいませんか~?)
・半熟卵の塩麹漬け(煮卵やピータン風、塩麹をまぶしつけてしばらく漬け込む)
・豆腐の塩麹漬け(冷蔵庫で数日水気を切った豆腐を漬け込み、チーズ豆腐風おつまみに!)
・かたいお肉の塩麹漬け焼き(焦げやすく、焼くのに工夫がいるが、冷えてもおいしいタレいらず!)
・魚の麹漬け焼き(お弁当用のシャケやサバにいかが?)
・貝柱やイカの塩麹&キムチ漬け(韓国惣菜、ナムル風で!)
有吉 明美からひとこと
★塩麹は、納豆や味噌といった同じ発酵食品や甘酢とも好相性です★
★塩麹には麹自身が糖化した甘さと塩分があります。調理の際は塩分や糖分を含む、他の調味料の使用量を控えましょう!★
★長寿の方を見ると偏食はしていらっしゃらないようなので、ヘルシーだからといって、その食品に偏るのではなく、どうぞバランスよくお食事を楽しんでくださいませ★