◎映画『白鯨』(1956)は傑作
今年に入って、最初に鑑賞した映画は、ジョン・ヒューストン監督の『白鯨』だった。MGM/UAのホームビデオで鑑賞した。
傑作だった。迫力があった。思想性・メッセージ性の強い作品だった。役者の演技がよかった。導入からラストまでの流れが自然だった。伏線の置き方も巧みだった。
この映画は、だいぶ前に、淀川長治が解説する「日曜洋画劇場」で観た。その時のわが家のテレビは、まだ白黒だったので、このカラー映画を、白黒映画として観たことになる。
スティーブン・スピルバーグ監督の映画『ジョーズ』(1975)は、大ヒットしたが、これを観て、映画『白鯨』を思い出した人は少なくなかったと思う。『ジョーズ』は間違いなく、『白鯨』から影響を受けている。
今回、気づいたことだが、『白鯨』の影響は、スピルバーグ監督の最初期の作品『激突!』(1971)にも及んでいる。両作品の共通項は、「巨大で不気味なもの」、そして「復讐」である。
さらに言うと、映画『ジュラシック・パーク』(1993)にも、『白鯨』の影響が見出すことができる。それらの共通項は、「巨大で狂暴な生物」、そして「人間という傲慢な存在」。
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