お盆が終わりました
16日は早朝お墓へ行って花などを替え、送り団子を作ります。そして御膳を下して送り火です。
昔は花で小さな船を作り、お供えと線香を立て、家族でお経を唱えながら、家の後ろの川へ流しました。今は環境のことがあるので送り火だけ焚きます。
そのころは、七夕飾りも流していたので、短冊のついた笹がいたるところに流れていて、それに盆の物が引っかかり、一年で最も川が汚れていたのを覚えています。
子どものころの思い出は、流した後は「もうお盆が済んだので魚や蝉をとってもいいのか」と大人に聞いたものです。大体の答えは「まだそのあたりを歩いておられるのでダメ」というものでした。
神事、仏事はだんだんすたれていくのは寂しいものがあります。