今日は島根被害者サポートセンターのボランティア養成講座
被害者心理とケアの留意点について講義しました
私が被害者支援に関わるようになって約15年位経ちます
この間、犯罪被害者、災害被害者、学校の緊急支援などは新しい法律の公布、システムの整備など隔世の感があります。
原動力となった被害者家族の方々努力に脱帽です。
ところで、最近思うのは加害者の家族のことです。
以前、このブログにコメントを頂いた方があります。
「犯罪者の家族と言われ、子供を守るため地域を離れ、頼る機関もない」現状を訴えておられました。
各地の支援センターは被害者支援の明確の意味もふくめ、加害者側の支援はしないという立場をとっているところがほとんどと思います。
でも加害者家族もまたある意味で被害者なのです。
ここのケアは本当にどこもやっていないと思いますが、誰かが関わっていく必要があるのではないかと感じています。被害者に関わる心理士は加害者家族にに関わってはならないという暗黙の掟。一方では弁護士は事件ごとに関わる場所が変わる現実もあります。
何か組織を作る必要を感じています
このブログ、私の関係の被害者の方が読めば「え!」と思われるかと思います。
「すみません」でも‥、
私が加害者家族に関わることがないとしても、人権擁護とか、心のケアをおこなう者の倫理として考える必要があるように感じています。