晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

閑散たる山々

2012-10-13 07:01:18 | 季節のたより
キャンプ場へのお客さんの来場応対の合間をぬって
組合が管理する山に入る
例年に比べやや早い探索だが成果のほどは?

全国的に松茸の収量は激減しており
国産ものの市場価格は跳ね上がっている

国産なら1kgあたり7~8万円という
そんな山の宝をめざして山を登り入ったのだが何の気配すら感じない



絶対量が減っているのはアカマツの老木化とマツクイムシによる枯れ死
生活環境が葉や枝を燃料や肥料として利用しなくなり
地表に落枝・落葉などが蓄積して富栄養化が進み、
分厚い腐葉土のようになるとマツタケの生息環境としては不適だと言われる

10月に入り気温は下がりかけたが、雨がこの2週間近く降っていない
猛暑が影響していると言われるが、どうもそうではないらしい

少なくとも冷温多湿環境にならないとマツタケの菌糸体が動き始めない
例年なら初日に1kgぐらい収穫しているが
私が担当するようになってこんなことは初めてのこと
来週には降雨があると聞くので1週間後を期待しましょう


コメント
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