goo blog サービス終了のお知らせ 

晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

生産者冥利

2020-09-07 06:04:53 | 野菜・果樹づくり
台風10号は今朝長崎の横まで来ています。
九州地方の方々は夜通し心配されたことでしょう。
夜が明けて被害が出ていないことを祈ります。

昨日は幸いに雨が降らず朝から栗拾いに行き、
帰ってから選別し夕方産直への出荷に追われました。

栗拾いは現地でイガから取り出します。
数量が多い人はイガごと拾って家で取り出す人が多いが、
私は一回当たり精々10kgぐらいなので栗のみ持参です。
こんな感じで剥きます。


長靴で裂け目を押すと中から実が現れ、
炭ハサミで実を挟み取り出し籠に入れます。
これの繰り返しです。
木陰の作業で楽そうだけど一時間もやっていると汗でグッショリです。
それに姿勢が中腰になるので腰痛持ちには辛い。

帰ってからは水を入れた桶に栗を入れ洗いながら、
浮いた栗を除外します。
比重の軽い栗は乾燥しすぎているか実の入りが悪いためです。

次に古タオルで水を拭きながら虫食いがないか一個ずつ選別します。
それとつまんでみて皮がフカフカなのも外します。

この後に計量しネットに詰め値札を貼り付け出荷です。
行き先は車で15分の湯の華市場です。

他の栗は売れてしまっていたのかありません。
置くなり直ぐにお買い求めいただいた。
生産者冥利ですね。

夜は栗ご飯でした。


生産者が食べるのは小さな虫食い穴があったり、
皮が裂けたようなのですが、
これでも美味しさ度は変わりません。

< 栗求む客汗かいただけ冥利 >
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする