晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

意外とアナログ

2020-09-12 06:07:32 | 社会のこと
突然雷がやってくる不安定な日が続いています。
昨日も午前中に栗拾いと選別袋詰めをして、
晴れていたので午後から冬野菜用の畑の準備や、
自然薯の防除をやろうと思っていたら、
2時ごろから雷鳴とともに大粒の雨です。
秋の空は移り気でいけませんねェ~

降雨量が時間あたり50mmだ100mmだと、
このところ異常降雨が多すぎます。
ふと思ったのが雨量はどうやって測っているのだろう。
ネットで調べてみました。

雨量の測り方には「普通観測」と「自記観測」があります。
普通観測とは地中に置いたガラスビンに溜まった雨の量をメスシリンダーで測るもので、
毎日決まった時間(午前9時)に、
前日から24時間で降った雨の量を読みとるもの。

自記観測は機械を使って自動的に測定・記録するもので、
「転倒ます型雨量計」と呼ばれる機器を使う。
これは雨を直径20cmの「受水口」で受け止めると、
雨はその下の「転倒ます」に入ります。

この転倒ますは三角形の2つの容器がシーソーのようになっていて、
一方のますに0.5mmまたは1.0mm分の雨が溜まるとこれが倒れて排水され、もう片方のますに雨が溜まるようになります。
このシーソーが交互に倒れた回数が、
「自記紙」と呼れる紙に自動的に記録するによって雨量が測れます。

全国の気象台は後者の方式とのことで、
デジタル時代であっても意外とシンプルでアナログです。
「転倒ます型雨量計」の写真がありました。

100mmだと10cmの水が溜まるってことですが、
たかが10cmという小さな数値でも甚大な被害をもたらす雨には、
大地を潤す幸の面もあり複雑な思いです。

< アナログだねシーソーで雨測る >

コメント
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