晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

山の恵み

2021-09-30 06:05:28 | 山野草鳥獣花
山には普段食べなくなった天然の食材が山ほどある。
そもそも山に分け入ること自体がなくなり、
お金さえ出せば加工された、
美味しい食材を手に入れれるのが現代です。

昨日は山中の畑へ行ったついでに林の中で見上げたらあった。
しかし高所にあり低いのでも3mぐらいあって、
脚立を使って辛うじて一個ゲットした。
アケビの実です。

皮を開いて中の実をほうばってみた。
優しく上品な甘さが口いっぱいに広がる。
しかし兎に角も種がいっぱいあって、
食べると言うより口の中で甘さを堪能して種ごと出すしかない。

甘さに飢えていた子供の頃は、
この甘さを求めて秋になると山中に分け入ったものだ。
懐かしい思い出の味です。

近年改良されて庭先で育てることも出来るそうだが、
ネット情報ではアケビの仲間は自家不結実性のため、
結実をよくするには異品種の混植が必要です。
手っ取り早くはアケビとミツバアケビを混植とあった。

晩生の栗の木が数本あって落ちたのを集めたら数キロあった。
7袋出来たので久しぶりに産直市場へ出荷したら、
とんでもなくあるでないか。

こりゃー売れるか分かんないね。

山の幸の最高のご褒美は松茸です。
しかしここ数年空振りが続ており、
昔出た巣(ポイント)へ行くには山を登らなくちゃならないし、
イノシシも怖い。
もうお終いかな。

< 童男に甘さ求め頬ばりしアケビ >
コメント
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