7月の最終日曜日は地区の大掃除と決まっており、
昨日がその日でした。
地区センター・神社・墓地・共聴アンテナ施設の周辺を、
草刈り主体でお盆を迎える準備を整えました。
汗だくとなったが空調服のおかげで下着は濡れずに済んだ。
この作業は「結」の精神ですね。
ウィキペディア によれば、
結とは主に小さな集落や自治単位における共同作業の制度である。
一人で行うには多大な費用と期間、
そして労力が必要な作業を集落の住民総出で助け合い、
協力し合う相互扶助の精神で成り立っている。
とあり鎌倉時代から始まっていたとも記されている。
今年は自分の班は神社周辺を担当し、
先ずは参道の木にまつわりつく蔓の除去です。
これが思いのほかしつこくてかなりの時間を割いてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/6c/a048987192d4ec300659e93f16dc31bd.jpg)
氏神様が祭ってある本殿へ行くと、
大木が連なる杜は静寂の冷ややかさが漂う。
朽ちる寸前であった二つのお社が綺麗に修繕されていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/76/f1bad2031df93f78099e7cb58b3f358f.jpg)
数年前に地区へ転入した人が大工の心得があり、
修理をお願いしたところ見事に復活してくれた。
因みに左は秋葉の火の神様で、
右はかっては蚕の神様だったが、
蚕が廃れた今は農家全般の祭り神とのこと。
もう居ないけどこれで50年はお参りできる。
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