医療界にはかって三種混合ワクチンなるものがあったが、
ワクチン禍を起こしたため今の予防接種には無い。
やまのいも(自然薯)に三種混合で散布していいか、
一抹の不安もあったが合理的な作業性から昨日行った。
この三種とは殺菌剤と殺虫剤とカルシウム剤です。
防除剤はいつも同時散布しているが、
カルシウム剤は沈殿性のものとは避けるようにとあったので、
水とよく混和させてから動噴で散布した。
蔓葉の先端が壊死し、
花も早く枯れる症状が現れ始めたのが一ヵ月ほど前です。
農業普及員から石灰不足と指摘されて急遽手配したのが、
カルプラスというカルシウム剤で2週間前に一回目を散布した。
壊死したものが復活することはないが、
違うところから新しい蔓が伸び始め葉も濃くなってきた。
たた一度生長を止められたためいつものような繁茂とはなってない。
2~3週間の間隔をおいて散布するようにとあったので、
今回防除に合わせて同時散布したということです。
これから薯は太さを増す期間にはいっていくため、
先日加里を追肥した。
植物が光合成をして生長するには光・水・二酸化炭素が必須ですが、
それを受ける葉緑体とエネルギーを加速させる肥料が必要です。
これから二カ月の進展で薯の良し悪しが決まるため、
光合成しやすい環境をつくってやることと、
病害虫にやられないよう管理を怠らないことです。
< 残暑に負けじと薯にも栄養剤 >