晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

処暑(しょしょ)と台風

2022-08-23 06:04:08 | 季節のたより
8月23日は二十四節気の一つ『処暑(しょしょ)』です。
処は落ち着くという意味があり、
処暑は暑さが落ち着き始める頃のことです。
実際に処暑の頃はまだまだ厳しい残暑の日がありますが、
北の高気圧が現れ涼しい空気が入りやすくなります。

今年は晴れのち雨の日が多く高気圧が安定しません。
それに温暖化で日本近海の海水温が上がって、
台風がはるか沖でなく列島近くで発生することが多くなり、
勢力が最大級の時に列島を通過する確率が高くなると言われている。

まだ日本には上陸したことのないスーパー台風が現実味を帯びているという。
スーパー台風とは、
平均の最大風速が67 m/s  以上の極めて強い台風と定義されています。
過去には2005年のハリケーンカトリーナと、
2021年のフィリピンを襲った台風22号とされている。
 

今30年後を見据えて台風を制御しようとする研究が始まっています。
NHKの報道によると
その一つは航空機を使って台風の中心付近に近づき、
積乱雲に向かって大量の水をまくと、
台風の上部にある雲が水を含むため、
その重さで雲の位置が低くなり、
中心気圧を上げる=台風を弱くすることができるというもの。 

また台風はあたたかい海の水蒸気をエネルギーとして発達するため、
台風の進路にあたる海を強制的にかき混ぜて海面水温を下げることで、
台風の発達を抑えられるのでないかという研究もあります。

 一方で人為的に台風の強さを制御すると、
台風の性質そのものを変えてしまい進路が変わってしまうおそれがあり、
当初向かわないはずだった方向へ進んでしまう可能性も指摘されています。
また、海水温を人為的に下げることで、
環境破壊につながるおそれも指摘されています。

台風は来てほしくない。
出来ることなら無くしたい。
けど自然の摂理は壊してならない。
その前に人間が自然を壊したから今があることを忘れてならない。

< S台風地球壊した報いか >
コメント
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