今年はじねんじょ栽培の難しさを示す年になりそうです。
青々と蔓葉が繁茂していたのに掘ってみると、
クズ同様のしか採れない。
片や早枯れしたり管理をほとんどしなかった畑では、
まぁまぁなのが採れる。
昨日は部会の目揃え会でした。
一般的な目揃え会は良品を集め品質を均一化する会であるが、
自然薯の場合、現時点だと試し掘りの段階なので、
部会では良いのも悪いのも持ってきてもらい、
今年の傾向を占う場となっている。
その結果が前段の評価なのだが、
これが全てとなると困ったことになる。
贈答用や1本売りが出来なくなる。
特に最近栽培し始めた人で蔓葉の張りが良かったのに、
掘ってみたらガッカリが多く自信喪失になる。
自身も20年近く栽培してきてこんな事は何回も経験しているが、
やっぱりあてにしてくれている人を思うと辛いし、
事前契約でもしていたら怖さしかない。
課題がまた一つ増えたようです。
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