晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

出入口封鎖

2020-09-25 06:00:34 | 野菜・果樹づくり
今朝はやけに暗いなと、
いつものように起きたつもりが一時間早かった。
勘違いから始まった一日ですが、
朝のルーチンでいくと5時台はベッドでテレビを見ながら頭を起床モードにしており、
ブログの書き出しはいつものように6時からです。

十日前までは栗の出荷で勤しんでしたが、
収穫量の減と栗泥棒の仕打ちに苛まされていました。
来年に向けてですが何とかせねばと考えた対策の第一弾に取り掛かった。

部会の仲間から使っていいよと提供してもらえたフェンスを、
人が通れそうな入口周辺に立てることです。
通行可な林を入れると約20mあります。
取り敢えず出入口だけ作ってみました。

車でも入りたいので幅が1.8mあるフェンスを開閉できなければならないし、
二本足の輩が簡単に開けれないように南京錠が必要です。
猪だけだったら錠前など必要ないのに不幸な世の中となったものだ。

入った直ぐの木に栗泥棒向けのメッセージと証拠写真を掲示することにした。


工具があれば簡単に壊せるフェンスなので警告文も必要です。
これでも効果がなければかなり手前で車の通行止めをせねばならない。

電柵の電源セットは回収したため猪対策としても、
一定の効果が得られると思うので近いうちに完成させたいと思います。

< 泥縄に払うは二本足悲し >

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移動の自由

2020-09-24 06:07:03 | 季節のたより
昨日は雨にならないかと気をもんだが、
台風が東の海へそれたおかげで一日快晴でした。
午前中は部会の管理日で研修畑等の草取りや最後の防除薬散布でした。
食用薯の生長は順調だが種イモの生育が良くない。
この分だと来春には県内の他部会にSOSを出して、
応援を求めることになるかも。

作業が終わって帰り道で道路工事により車を停車させた際に、
ふとフロントを見たらトンボが必死にワイパーにしがみついている。

多分出発した時にとまっていてスピードが出たため、
飛ぶに飛べずここまで来てしまったのだろう。
元居たところから5km以上あります。

停車した際に安全を確認したのか飛び去ったが、
このくらいなら生息環境に変化なく生きていくだろう。
ふと思ったのは種子などが野鳥によって遠方へ運ばれ、
いいにしろ悪いにしろそこで新たな命を紡いでいきます。

昆虫もこんな形で人間の助けを借りて、
生息圏を広げているのだろう。
ネットによると一般的には半径1㎞くらいが活動範囲で、
ただアキアカネは低地から山、山から低地への移動を行い、
その距離は100㎞にも及ぶ場合があると言われています。

これはどこにでもいるシオカラトンボと思うが、
どっかの県では県指定の危惧種に指定されているとか。
そういえば餌のいる湿地の減少や農薬の加減で、
ひと頃随分と見かけな時期もあったが、
昨日は圃場の周りを赤とんぼが乱舞していた。

少しは環境が戻っているのかな。
トンボは秋の風物詩ですが昆虫一つでも居るか居ないかで、
人間が住みやすいかどうかのバロメーターです。

< 蜻蛉舞う茜空に天気占う >

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一歩づつ開墾

2020-09-23 06:13:57 | じねんじょ
台風12号が列島へ近づいています。
予報では東へそれて上陸まではいかないようであるが、
週末の大雨に警戒を要するとのことです。

来年使う自然薯畑の開墾が続いていますが、
耕すまで至っていません。
先日刈り取った1m近いセイダカアワダチソウを、
集めて軽トラで山に運びました。


4回運んでやっと綺麗になったか。
これだけで半日かかった。
これは一昨日のことです。

そして昨日はしっかり張った根を枯らすため、
濃い目の除草剤を散布しました。
もちろん農耕地専用です。

木に変身したのもあってそれらはスコップで掘り返さないと、
トラクターがパンクしてしまいます。
全体が枯れてから耕すが地力が落ちているので、
堆肥を入れたりしての土づくりもせねばなりません。

一度放棄畑にすると如何に手間をかけて再生せねばならないことか。
来春の定植まで半年あるのでじっくり開墾していきます。

< 赤とんぼ放棄畑再生に汗 >
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元気の泉

2020-09-22 06:17:33 | 野菜・果樹づくり
しばらく台風がないなと安心していたら、
12号が発生しました。
大型化する恐れは少ないとのことですが、
本土を直撃しそうなのと大雨に要注意です。

早く植え付けねばと思っていた大蒜をやっと定植です。

このところ天候が不安定で、
トラクターで耕起したと思ったら雨、
晴れて耕運機で耕し肥料を入れたら雨、
雨が降ると畑が締まってしまい畝が造りづらいんです。
再度耕運機で耕しマルチを敷いてやっと植え付けれました。


昨年栽培して種用に残しておいた大粒なのを数えたら330粒ありました。
来年の6月まで約八ヵ月の旅路で育っていただきます。

黒ニンニクにして毎朝いただいでいます。
おかげでここ数年風邪をひかなくなりました。
何とか元気に日々過ごせているのに貢献していると信じる爺です。

< 大蒜育て風邪知らずのサプリ >
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六百年を繋いで

2020-09-21 06:04:25 | 地域の文化や出来事
日曜の朝は小雨の中で墓掃除でした。
秋の彼岸入りしているけど個人の墓掃除でなく、
年に二回当番で回ってくる長寿クラブのボランティア活動です。

秋とはいえ枯葉が舞うような時期でなく、
掃除は30分ほどで終了です。

墓地の片隅に古びた五輪塔が鎮座しています。
水垢で刻字はほとんど読めないが、
これが貴重な文化財とも呼べる石塔なんです。

五輪塔は密教で説く五大を表す五つの形から成る塔。
地輪(四角)・水輪(円)・火輪(三角)・風輪(半月形)・空輪(宝珠形)の順に積み上げる。
各面に五大の種子(しゆじ)を刻む。
平安中期以後において供養塔として用い、
鎌倉以後墓標として広く用いられた 。(ネット辞書より)

でこれはいつの時代の物かというと、
室町時代の応永20年5月19日(1413年)に建立された希少な石塔です。
愛知県史に載せられています。

刻銘が「性忍禅尼」とあり、
戒名に禅尼の位号を使うのは曹洞宗の関係者だったであろうとされる。
私たちの菩提寺でかって入鹿池の中に有った福昌寺は臨済宗であるが、
すぐ隣の小牧市側に曹洞宗寺院が数多くあり、
中世当時の歴史的背景がうかがえます。
福昌寺の開基が永正5年(1508年)だから、
その100年前の信仰の一端を示しています。

六百年の時を経て今があるのは感慨ですが、
今を後世に残せるものは少ない。
むしろ消滅を加速させている面もあり、
先人や後世の人々に申し訳ない気持ちです。

< 六百年見つめ続けし五輪塔 >
コメント (2)
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