風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

東京からとんぼ返り。

2006-06-16 00:25:32 | Weblog
なんか不思議な2日間でした。

~水曜日、午後2時前~(このレイアウトは八兵衛のところのパクリです)
今日もゴミ捨て出来ない、ごめん…とルパに謝罪文を送った後、身支度を整えて岡山駅へ。
東京行きの新幹線出発時刻は5、14、42、と例の語呂合わせのおかげで覚えていたので
2時42分のに乗りました、・・・駆け込み乗車で。
(にしてもこの数字ってかなりばらついていますよね…そんなに語呂合わせにこだわりたかったのか…)
世の中には出張を強いられた人たちがいっぱいいるらしく、ほぼ満席でした…込み過ぎ…。

~午後6時ごろ~
東京駅に着く。駅の大きさや人の流れにただ戸惑い、しばらく右往左往。
待ち合わせ場所だった東京駅の山手線ホームで待っていると父からメールが―。
「やっぱり品川駅に来い」

・・・品川駅って、新幹線で既に通り過ぎているんですけど。

仕方なく山手線で品川駅に向かうことに・・・したのはいいんですが
切符をどこで買えばいいのかわからない…(←田舎ものっぷりをここでアピール)

結局そのまま電車に乗って、品川駅のほうで乗り越し料金払ったんですが
そこにつまづく自分って一体…。


~午後6時50分ごろ~
予定から見ればかなり遅れたものの、品川駅で父と合流。
そしてそこで知ったのは、演奏会の会場は埼玉県川口市で、演奏会開始時刻が19時つまり10分後という驚愕の事実・・・。

もしそうなら集合時刻が18時30分に東京駅っておかしくありませんか。
どうせ絶対遅刻して来るんだから…

小学校(Y二さんの母校でもあるらしい)の歯科検診があったから、仕方が無かったんだと言うんですが、
それならチケットをこっちに郵送しておいてくれれば僕まで遅刻する必然性は無かったのに…。


~午後7時40分ごろ~
まぁ、そんなこんなでようやく川口市のホールに到着。
チケットを渡して入ったときは、
ブラームスの弦楽五重奏 ト長調 作品111の2楽章の演奏中でした。

楽章の合間には入らせてもらえない雰囲気だったので、仕方なくロビーのモニター越しに演奏を聞くことに。

ちなみにそのブラームスの前にハイドンの弦楽四重奏 ト長調 作品77の1というのを演奏していたはずなんですが―。
・・・聞きたかった。

結局、生の演奏を聴けたのは、最後のドヴォルザークのピアノ五重奏 イ長調 作品81だけ。
アンコールもそれの4楽章を繰り返したので、その曲しか聞けなかったことになります。

でも苦労して(?)行った甲斐はありました。
取って貰っていた席が、演奏者から3~4mの位置の特等席だったこともあるかもしれませんが
文句なしに感動せざるを得ない演奏でした。
演奏に聞き入っているうちに、時が経つのを忘れてしまうくらいに。

何がよかったかって説明を求められても困るんですが…まあ素晴らしい演奏は筆舌に尽くしがたいんだってことで勘弁してください。

~午後10時ごろ~
そのカルテットと共演されたビオラの方が、父親がお世話になっていたトレーナーさんだったそうで
今回もその方のご好意で特等席を確保してもらったとのことでした。
当然のようにその方を囲んでの飲み会に。
(ちなみに筒井はるみさんという初老のおばさんで、今はフリーで時々演奏活動されているらしいです。
音楽の友社から出ている 「ヴィオラ奏法」―ウィリアム・プリムローズとの対話 という本の監修もされたとか。
ヴィオラ奏者にとってはバイブルだとのことなので、興味のある方は是非―。)

そのおばさんの友人数人で飲みに行った形になるんですが、なんとも不思議な飲み会でした。
考えてみれば父親と居酒屋に入ったのなんて初めてだし、周りは知らない人だし…。

~午後12時30分ごろ~
その飲み屋を出ました。
池袋にあるホテルを取ってあるとのことだったので電車を確認したところ、なんと終電で池袋までならいけるとのこと。
運がよかったみたいです。
食べたりなかったので、ホテル傍の蕎麦屋で夜食を食べてから寝ました。


~木曜日9時30分ごろ~
ホテルで朝食を済まし、父と別れました。
10時半の飛行機で帰るといっていましたが、あとで聞くと乗り遅れたとか…。
乗り遅れたをいいことに学生時代に通ったレコード屋に行ったと言っていましたが

・・・何やってるんだか。

~11時30ごろ~
父親が絶賛していた楽譜屋に行ってみました。
本郷二丁目にあるアルカディアという店です。
そういうところに行けば、それまで知らなかった名曲に出会える感動がビオラにはあるんだとか力説していましたが
…僕にはその醍醐味はいまひとつ分かりませんでした。
楽譜見てもメロディ浮かばないし…(これが問題なのは重々承知しています)


18時からの総合には必ず出ないといけないと思っていたので、残りの時間をどう使うか考えました。

東京といえば・・・

東京・・・

うん、不忍池に行こう。

ということで上野へ向かうことに。


~12時ごろ~
上野駅に到着。
聞いていた通り、不忍池は駅からすぐ傍にありました。
残念だったのは・・・鳥がほとんど居なかったこと。
東京で鳥を見るにはいい場所と聞いていたのに・・・。

欲求不満を抑えられず、そのまま上野動物園に侵入しました。(もちろん入園料払いましたよ、600円)


・・・楽しかった・・・(ため息


愛媛にあるとべ動物園は、敷地面積が日本でも広いほうで、それなりにたくさんの動物が居るんですが
意外にも上野動物園の動物とはほとんどかぶっていませんでした。
オカピとかジャイアントパンダとか有名どころだけでなく、その他多数の小動物に至るまで。


しかし、不覚にも一番興奮してしまったのは、背中を向けて寝ていたジャイアントパンダのコーナーじゃありません。
日本の鳥コーナーでした。
…今日一日でこれまでに見た鳥の種類がかなり増えました…まぁ籠の中の鳥でしたが。
東日本にしか居ない鳥を見ると、あぁ東京なんだなって気が一層強まりました。


~午後1時ごろ~
動物園に満足するだけでは飽き足らず、その後国立科学博物館に向かいました。

だって…ここには日本でも数の少ない本物の恐竜の化石が展示されている場所。
東京から岡山まで新幹線で3時間20分かかることを考えるとゆっくりはしていられないものの
化石を見るくらいのじかんはあるだろう…ということで強行しました。


こっちも満足…したはしたんですが
思ったよりも化石が少なく、急くあまり展示物をほとんど見られなかった後悔の方が強く残りました。
また東京に行ったときはゆっくり見て回ろうと思います。

~午後1時40分~
東京駅へ戻りました。
どうやら1時50分に博多まで行く新幹線がある模様。
昼ごはん食べる時間ないけど…まぁ仕方ないかと、それに飛び乗りました。

~午後5時10分~
岡山駅に無事到着。
自宅へ走って帰り、自転車にとび乗り、BOXへ向かいました。

~午後5時45分~
BOXに到着。どうやら間に合ったみたいです。


そして総合を終えて帰って今に至るというわけです。

こんな長文・駄文にお付き合いくださりありがとうございました。

読んでくだされば分かると思いますが、東京土産を買う暇は残念ながら・・・。