小さい頃読んだ本には、
風力発電のデメリットは景観を損ねること、とだけ書かれていました。
もっと重要な問題が色々あるだろうに、なんていい加減な本を読んだんだろう。
CO2の排出量が国家間で取引されるような時代。
風力発電の普及を進めて行くことは確かに時代に適った必然的な流れなのは分かります。
だけど、風力発電のデメリットって結構あるんですよ。
あまり知られていないだけで。
まず、設置するために大きな費用がかかります。
だから、安定した風が得られるところで無いと採算が取れないんです。
風力発電が普及しているヨーロッパでは安定した風の供給があるそうですが、
日本ではなかなか風力発電にぴったりの土地は見つからないみたいです。
風土的に不向きなのはあるでしょう。
それにも関わらず、国は風力発電をどんどん普及させていく方針みたいです。
諸外国に比べて風力発電の占める割合が低いことをコンプレックスと感じているのかな…。
それに、やっぱりCO2の排出量が小さいというのは大きいですからね…。
ごちゃごちゃ言いましたが、
要するに、安定して風が吹かない場所(=日本の大部分)は風力発電には不向きというわけです。
ということは、発電機を設置するのは風が安定して供給される場所、ということになりますよね?
そこから問題が発生するんです。
北海道に設置された風力発電機の側でオジロワシの羽が切断された遺骸が見つかっています。
十中八九発電機のブレードに切られたものでしょう。
鳥がガラスなどに衝突することをバードストライクといいます。
これもその1つですが、
発電機のブレードは鳥には特に見えにくいらしく、
風力発電が普及している外国では事故が少なくないのだそうです。
そのくらいどうだったいいじゃないかと思う人も多いとはおもいます。
実際、国内の風力発電機での事故は数えるほどしかありません。
「鳥が数羽死んだところでどうなるものでもあるまい。」
そういわれては反論は出来ないんですが・・・。
あえて言うとすれば、人間は利己的すぎではないか、ということくらい。
あいつらは一方的に害を受けているだけです…。
繰り返しますが、風力発電機は風の強いところを選んで設置されます。
そして風の強い場所というのは、ワシやタカなど猛禽類が生息するポイントそのものです。
知っての通り、彼らは羽ばたかずに飛ぶことが多いので、
気流が乱れるという現象は彼らにとっては甚だしく迷惑なわけです。
危険でもあるから、風力発電機が設置されれば
他の場所へ移ってしまうのではないかと考えられます。
ただでさえ日本に彼らが生きる場所は少ないのに・・・。
発電機が次々に立ったのでは彼らにとって安息の地はどこにもなくなります。
なお、国内での事故の事例だったオジロワシは絶滅危惧種に指定されています。
この問題がなくても数が減っている鳥なんです。
こういう問題があるので、
野鳥の会は風力発電には慎重になるべきだという姿勢をとっているはずです。
愛媛県支部も県内の風力発電機設置について反対しています。
ただ、風力発電の全てを否定するわけではありません。
上に述べたような問題も改善していけばどうにかなることもきっとあります。
ただ、風量発電なら無条件に素晴らしいというかのような
現在の風潮がちょっと怖いなと思ったので書きました。
知るだけでも意味合いは大きいと思うので、
風力発電のデメリット、心に留めるだけ留めておいてください。
風力発電のデメリットは景観を損ねること、とだけ書かれていました。
もっと重要な問題が色々あるだろうに、なんていい加減な本を読んだんだろう。
CO2の排出量が国家間で取引されるような時代。
風力発電の普及を進めて行くことは確かに時代に適った必然的な流れなのは分かります。
だけど、風力発電のデメリットって結構あるんですよ。
あまり知られていないだけで。
まず、設置するために大きな費用がかかります。
だから、安定した風が得られるところで無いと採算が取れないんです。
風力発電が普及しているヨーロッパでは安定した風の供給があるそうですが、
日本ではなかなか風力発電にぴったりの土地は見つからないみたいです。
風土的に不向きなのはあるでしょう。
それにも関わらず、国は風力発電をどんどん普及させていく方針みたいです。
諸外国に比べて風力発電の占める割合が低いことをコンプレックスと感じているのかな…。
それに、やっぱりCO2の排出量が小さいというのは大きいですからね…。
ごちゃごちゃ言いましたが、
要するに、安定して風が吹かない場所(=日本の大部分)は風力発電には不向きというわけです。
ということは、発電機を設置するのは風が安定して供給される場所、ということになりますよね?
そこから問題が発生するんです。
北海道に設置された風力発電機の側でオジロワシの羽が切断された遺骸が見つかっています。
十中八九発電機のブレードに切られたものでしょう。
鳥がガラスなどに衝突することをバードストライクといいます。
これもその1つですが、
発電機のブレードは鳥には特に見えにくいらしく、
風力発電が普及している外国では事故が少なくないのだそうです。
そのくらいどうだったいいじゃないかと思う人も多いとはおもいます。
実際、国内の風力発電機での事故は数えるほどしかありません。
「鳥が数羽死んだところでどうなるものでもあるまい。」
そういわれては反論は出来ないんですが・・・。
あえて言うとすれば、人間は利己的すぎではないか、ということくらい。
あいつらは一方的に害を受けているだけです…。
繰り返しますが、風力発電機は風の強いところを選んで設置されます。
そして風の強い場所というのは、ワシやタカなど猛禽類が生息するポイントそのものです。
知っての通り、彼らは羽ばたかずに飛ぶことが多いので、
気流が乱れるという現象は彼らにとっては甚だしく迷惑なわけです。
危険でもあるから、風力発電機が設置されれば
他の場所へ移ってしまうのではないかと考えられます。
ただでさえ日本に彼らが生きる場所は少ないのに・・・。
発電機が次々に立ったのでは彼らにとって安息の地はどこにもなくなります。
なお、国内での事故の事例だったオジロワシは絶滅危惧種に指定されています。
この問題がなくても数が減っている鳥なんです。
こういう問題があるので、
野鳥の会は風力発電には慎重になるべきだという姿勢をとっているはずです。
愛媛県支部も県内の風力発電機設置について反対しています。
ただ、風力発電の全てを否定するわけではありません。
上に述べたような問題も改善していけばどうにかなることもきっとあります。
ただ、風量発電なら無条件に素晴らしいというかのような
現在の風潮がちょっと怖いなと思ったので書きました。
知るだけでも意味合いは大きいと思うので、
風力発電のデメリット、心に留めるだけ留めておいてください。