風吹く豆腐屋

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びっくり

2006-08-08 01:36:17 | Weblog
今、『ゴキブリ3億年のひみつ』と言う本(安富和男 (1993) 講談社ブルーバックス)を読んでいます。


もともとは専門基礎の試験の点数を上げてもらうために読み始めました。
学部の後援会寄贈図書から選んだ本を読み、感想をA4で1枚以上書いて提出すれば5点追加、とレジュメに小さく書かれていたので。
ただ…読むペースがかなり遅れているので、点数がつけられるまでに間に合うのか微妙です。

まぁそんなことはともかく、この本を読んでいてある箇所にびっくりしたんです。

「私は『生物の教室』と言う本を書いたとき、石原保博士の説を引用して、ゴキブリは卵のふくろ(卵鞘)を腹の先にくっつけて歩き、そのうち産み落とすが、この卵鞘が巾着に似ていることから、昔、コガネムシと呼んだ地方があった。またチャバネゴキブリは体自身が小判を連想させると述べた。(後略)」


・・・あれ。

祖父の名前が出てる。


祖父は確かに虫が専門の人だったけど、専門は確か稲につく害虫ウンカだったはず。
まさかゴキブリの雑学について人とディスカッションしていたとは…

ちなみに祖父が鳥に詳しい人だったから、僕もその流れを継いだんですが、
僕が5歳ごろに他界しているのでほとんどどんな人なのか記憶に無いんですよね。
しかし…孫が大学の追試をまぬかれようと手に取った本に自分のことが書かれているとは…まさか思ってなかっただろうなぁ。

なんか不思議で皮肉な話。


さいきんそういうことを結構考えます。

もし岡大に入れなければバイオリンをやっていただろうか、とか
愛媛大学に入ってバイオリンをやっていたら、岡大オケの人とはどう接することになっただろうか、とか
もしセンター2週間前に行われた演奏会を聴かなかったら、バイオリンしようなんて思っていたかなぁとか。
今思えばバイオリンやろうって思った動機はどうしようもなく下らなかったなぁとか。


人の縁って不思議。

運命みたいな流れもあるんじゃないかなぁって時々思います。

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2 コメント

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運命、信じる? ()
2006-08-09 01:37:47
運命ってーのはあんま信じてないけど、でも、そーゆー縁っていいね。偶然の上に偶然が重なったみたいなやつ。そー考えると、お前と俺の出会いも、運命なんかな?この広い世の中の、途方も無い数の人間のうち、「俺」と「お前」が出会ったなんて、天文学的な確率になるんだろーしな。だから、一期一会っつーのかもな。
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Unknown (ジョニー)
2006-08-10 00:41:45
そうですねー。

一期一会って言葉は僕も好きです。

出会いは1回だけって考えるのがちょっと寂しい気もしますけど。

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