風吹く豆腐屋

内容はいろいろ。不定期更新中。

離れて暮らして分かること

2008-01-08 00:37:43 | Weblog
「君たちは親御さんが働いている姿を見たことはないだろう。」

と昔高校の国語教師が言いました。

確かに、学校の先生だったら
子供に働いている姿を見られることはほとんどなさそうだけど、
うちみたいな自営業の場合、
親の働いている姿ならいくらでも見ているんだけどな、

なんて内心思ったので覚えている話。


ただ、同じ姿でも見え方はきっと随分違うということを最近知りました。
「姿を見る」ことだけならあったけれど、
「姿を見てそれを正当に評価する」のは初めてかもしれない、と。

当たり前のことなんですが、
こんな風に実感したのは初めてのことです。


「あなたのお父さんは偉いと思うよ。
例えば往診もそう。
口で言うのは容易くてもなかなかできることじゃない。」


家族目線からすれば、だらしない面ばかりが目に付くので、
「偉い」とは程遠いイメージなんですが、
言われてみればそうかもしれないと気づきました。

呼ばれたら何十キロ離れた町にでも往診に行っているし、
休みの日にも行っている・・・のはまぁ事実。

確かに、「偉い」一面があるとは言えるかもしれない。


僕が反抗期真っ只中にあったころは、
同じように言われても絶対認めなかっただろうなと思います。
殺してやるとまではさすがに思わなかったものの、
心の底から疎ましく思い、憎み、嫌っていましたから。
これまで、父以外の人にこれだけ強い負の感情を抱いたことが無いのもまた事実。


最近、明確な反抗期を経ずに大人になる人が増えているという話を聞いたことがあります。
陰惨な事件が起きる原因じゃないか、と続いていましたが
なるほど、一理あるのかもしれません。


大げさな言い方ですが、
自分の場合、二十歳を過ぎた今になってようやく
父と言う存在を認められるようになった気がするので。
欠点も含めたうえで、です。

エディプスコンプレックスとかマザコンみたいな言葉が付きまとうので
人がどうなのかはあまり知りませんが、
男にとって父親っていうのは特殊な存在なんです。
一般論でないにしても、少なくとも自分にとってはそうです。
色んな感情が交錯し、常に変化しています。


反抗期の頃は父親のカテゴリー含まれる要素全てを嫌っていたので、
あの状態が続いていたら今オケなんてやってないだろうなと、
ふと思っておかしくなりました。



面白いのは、僕が反抗期に酷いことになるのを予言していた人がいること。
前世が分かるという、ちょっと胡散臭い人。しかも精神科医だったっけ。 

初めてあった人だったから僕のことを知るはずも無いし、
当時、自分は極めて従順でした。

ちょっと不思議・・・。

ちなみに、個人的にはそういう「非科学的」なことも信じています。

抱負もどき

2008-01-05 02:36:14 | Weblog
今年の抱負

とりあえず、オケについて。

目標はただ一つ。
悲愴を泣きながら演奏すること。
(ブルックナー泣けなかったんですよね。
やりきったー・・・って気持ちの方が強くて。)

・・・まぁ、定期自体は来年なわけだけど。

とにかく最後の1年だから完全燃焼して終わりたいんですよね。



一方で勉強も疎かにはできない・・・とは思ってます。
見えないかもしれないけど。

いきなり毎日3時間勉強する…なんて言い出しても絶対続かないから
毎日3分勉強するっていうのを始めてみようかな(笑)

・・・なんていいつつ、結局年明け最初の授業を休んだ自分。
3分は・・・長すぎるかもしれない(ぁ

とりあえず、授業態度をもう少し改善することを目標にしよう(初っ端から妥協



家にいると鬱陶しいのや我が儘なのがいて
煩わしいけれど、寂しくはなりません。

もうちょっとだけ実家で羽を伸ばしてから岡山に戻ろうと思います。



~~一部の人にしか伝わらない余談~~

親が悲愴のLP(カラヤン指揮・ウィーンフィル・1985)を、
CDに焼いてくれたので、モンスターファーム2(PS)で再生してみました。
ナハトファルター(ピクシー×ワーム)が出ました。
悲愴のLPは他に3枚あるそうなので、全部試してみようと思います。