誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

誘われて、小松山989m

2012-08-29 21:23:24 | 山歩き
   
『 石原登山口から最短ルートで山頂へ、下山は板床へ周回 』

 ”都井岬の火祭りに行きたぁ~いから始まった企画、南へ152kmの小松山は遠かった~(--;)
延岡市からR10を南へ、宮崎市を通過して、青島、更に南へ下って日南市へ
日南市からR222を飫肥へ向かい、男鈴山?を見ながら”道の駅酒谷”を目指して走った。
ダム湖手前の小松山のアクセスの案内から舗装&砂利道の林道へ入った。
石原登山口(まだ車で行けそうだったが・・・・)?数台分の駐車場の隅っこに車を止め出発点とした。
   
 登山口から暫く舗装道路であるが、舗装が切れると雨水で抉れた凸凹の道となる(車置いてよかったホッ)
薄くらい林を抜け明るい伐採跡に出ると、右手に日南方面の素晴しい展望が得られはずだった!
なんと、小松山の中腹から上部は、白いベールに包まれ日南方面もガスでボンヤリ・・・
  
 更に車1台分の林道は続き板床登山口?分岐の三叉路を左に登って行くと集材場に出会う
集材場から2つほどカーブを抜けると、林道脇に広場のある『石原登山口』があった。
 
 登山口と書かれた杉林に入ると直ぐに、ススキになるがススキが刈られ心配した薮はなかった(ホッ♪)
50め程登ると、登山道は林の中に伸び、林とススキの原に出たり入ったりしながら登る。
しかし、小松山がこんなに急登続きの山とは想像しなかった。
雨天続きで水を吸った黒土とはいえ、踏ん張りが利かず木々や設置されたロープのお世話になる
  
 石原登山口から20分で”ケヤキ林展望所”に到着するが、伐採中の赤茶けた山肌に失望してしまう
気を取り直して、イヤイヤするお御足を励まして、いつまでも続く急登を登る。
今日はなんと蒸し暑い事か!林の中は微風もなくまるで”蒸し風呂地獄”の山登りだ

 登山口から40分、突然急登がなくなると『小松山パラダイス』の標識が目に映る
ここが、あの小松山パラダイスか! ホントに『なにが小松山パラダイス』なのだろう誰かの言葉をと納得する
たぶん、喘ぎ喘ぎ登った急登から開放されて、真っ暗な頭の中にパッと明るい陽が・・・な~んて
             
 パラダイスを過ぎ、更に雑木林を歩いて行こと10分余りくと、急に視界が開け小松山の標柱が見えた。
ここが、標高989m小松山の山頂かぁ~
誰かさんが書いたて、日南の海は何処だぁ~?
な~んにも見えん!
ん? 心の目で見なさい!だって、そんな事出来たら仙人に変身して霞を食っ他方が早い!
      
 延岡から、4時間強費やした、悔しいので若しかしたらと一縷の期待でガスの晴れを待つ
15分後!やったあ~・・・・・そんなに都合よく行きません!
晴れるどころか小雨?が落ちはじめ、板床ルートを周回しての下山を開始する。
下山ルート、思いのほか長いルートで、オマケに長い林道歩きまでもあった(情報未入手)
下部駐車場に戻ったのは、登山開始後3時間10分後だった。

コースタイム:駐車場~(30min)~石原登山口~(20min)~ケヤキ林展望所~(20min)~小松パラダイス?~(10min)~
山頂(30min)~(55min)~板床登山口~(25)~下部駐車場
  
  名前そのもの”ヘクソカズラ”            ナンバンキセル  
 延岡市から遠路を走ったのだから、小松山でお仕舞じゃ可哀相(--;)
と、小松山の余韻が醒めぬまま、男鈴山+女鈴山に向かう事にした。
コメント
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