誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

三嶺山を下る

2007-10-25 18:54:51 | 山歩き
 三嶺山を下る
吹き付ける風が冷たく、半袖もここまでと上着を着込み証拠の記念撮影♪
山頂から、ぐるりと一回転、西には西熊へと続く稜線が、東からは剣山・次郎笈から
白髪岳分岐をへて三嶺山に至る天空のような稜線の縦走路が、
山人を誘う様に延びていた。
最高の天候と最高の展望にありがたき感謝を!
 感慨に耽っていても、吹き付ける風は冷たく風除けの窪みに座り込み、昼食をとる♪
 ☆吹き付ける風に震えながらの食事でした (--;)
 
  ☆白髪岳・剣山から伸びる尾根ルート
 
たぶん、各々が下りのルートに気を揉んでいたであろう昼食のひと時
 昼食後に出した結論は、西熊山からお亀岩を通って、八丁ヒュッテには時間が足りない!
ヘッドランプもあるが、予定の宿や翌日の行程をムシ出来ないと、
カヤハゲから韮生峠(ニロウ峠)を経て、サオリガ原、フスべ谷を通って光石登山口への
ルート選択だった。
*後々、大正解のルート選択だったと思った。
食事を終えると、真下に落ちるように岩を縫って降りる。と、そこには、鮮やかに色付いた紅葉が♪
思わず近寄り、ズーム引かずに腕を伸ばして写真撮影だった。
尾根コースと呼ばれる、カヤハゲ~ニロウ峠~サオリガ原~フスベ谷ルートは、非常に歩きやすかった
渓谷コースとは天と地の違いかも?(天を知らぬyamahiroだが・・・・)
 山頂直下の大岩も見ごたえ十分! カヤハゲから振り返ってみる三嶺山も最高
韮生峠から剣山や白髪岳への稜線の小路、大栃の巨木の向こうにサオリガ原
 木々の間から差し込む日差しを浴びながら、美しい色合いを醸し出していたトリカブト
  ☆岩峰でお山の大将気分のyamahiro♪
 
  ☆紅葉と三嶺山頂
 

 登りとは打って変わった、下りののどけさ♪
サオリガ原はみんなの声も弾み、笑顔に満ちているように見えた。
立ち去りがたいが、時は容赦なく過ぎていく
さっ行こう!と声を掛け、登山口を目指して歩き出す。
木の橋で、みんなが揃っての記念撮影
大文字草?いえいえ、人字草でしたね。
アケボノ草に三椏の花々を愛でながら、16:30光石登山口に帰着
  ☆誰に飲ますか?トリカブト茶 (^。-)
 
  ☆大文字草?いいえ!人字草でした。
 
  ☆オタカラコウ?メタカラコウ?
 
  ☆アケボノ草
  

  次回は、移動偏(光石登山口~お宿~土小屋)
 

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三嶺山頂へ

2007-10-24 20:03:59 | 山歩き
   三嶺山へ
 10/20-7:40,光石登山口より、三嶺山へ向けて第一歩を踏み出す。
今日のyamahiroは、殿を歩くことに・・・
 登山口に足を踏み入れて、最初に目にしたものは『熊に注意!』の立て札だった。
ゲッ、熊かよ~
『yamahiroの肉は美味くないぞオ~、前を歩く美女のお尻は美味しそうだよ~』と熊に言い聞かせる?ように
呟きながら、しっかりと整備された木立の中をのんびりと歩を進めていくと「同床野営場」を過ぎ、綺麗に作られた
木の橋を渡りサオリガ原分岐、またまた橋を渡りくねくねと登ると、八丁ヒュッテが現れた。
ヒュッテはさほど広くないが、綺麗に整備されており、此処を使う山人のマナーの良さを垣間見た。

  「熊出没?怖いですねぇ~」
  
  「外観も中も綺麗な八丁ヒュッテ」

 
 水を口に含み喉を潤し、一息ついたところで、ヌスビト岩を目指して歩き出す
今にも朽ち落ちそうな、木製の橋を渡り終えて、安堵の胸を撫で下ろし顔を上げた
向こうに見えたものは、地肌をむき出した無残な姿の崩壊地だった。
何処を通るか?
ザイルが一本通してあるが、危なっかしい!
yukiさんがザイルへ、yamahiroが下の方へと足場確認に行く
危なっかしいが、ザイルの方が安全であり、一人つつザイルを伝い慎重にトラバースする。
フスベヨリ谷を渡りヌスビト岩到着は、想定時間を軽くオーバーしていた
しかし、まだ十分挽回可能と思っていたのだが、渓谷を程なく歩き目の前に現れたのは
大・大崩壊地だった!
  最初に現れた崩壊地ーザイルでトラバース
 
  大きな崩壊地ーこの崩壊地でお亀岩を断念した
 
   
登山道は削り取られて、跡形も見えなくなっていた。
一本の尾根がすっかり流れ落ち、谷に変貌したと言ったほうが良いかのごとく・・・
登山道を探しながら涸れ沢を登っていくと、緑色の細い棒が見えた。
急ぎ足で岩を乗り越え近寄ると、植木になどに使うの支柱で根元付近に微かな踏み後が・・・
選択ルートが間違いないことを確認して、涸れ沢を上り詰めていく
 涸れ沢の中ほど辺りで、目指すコルが見えてきたが、お亀岩周回ルートは
断念せざるをいえない状況になっていた。
苦難の涸れ沢の後には、熊笹と自然林の急登が待ちうけ、傍らにちらほら紅葉が目に映った。
一方、左手を仰ぎ見ると、西熊山から天狗へと続く稜線が美しく青空に浮かび上がっている。
急登の林を抜けると、最後の水場へ続くガレ場と熊笹が茂り、真近にコルが迫っていた
最後の水場のガレ場は浮石だらけで、悪戦苦闘を強いられ、かなりの体力消耗しつつ、
熊笹の細道を辿り、稜線に飛び出した
稜線は強い風が吹いており、汗を吹き飛ばすと同時に体を震えさせる
「おお~さぶううう!」と叫びながら目の前の三嶺山頂に駆け上がった。
三嶺山頂、到着12:20!
  三嶺山頂のyamahiro
 
  三嶺山から西熊山~お亀岩と天狗
 

 Var-1、終了
 誤字脱字は、訂正&拾い読みしてくださいな♪
 おやっ?は、おっちょこちょいのyamahiroのご愛嬌と・・

 では、Var-2で会いましょう ^。^/~ 
 
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海外遠征

2007-10-22 21:51:23 | 山歩き
  海外遠征とか言っちゃって、実は四国の山歩きでした。(^。-)/~~

 10/19(夕)~10/21(夜)、2泊3日で三嶺山と石鎚山を歩いた。
両日とも、文句なしの天候に恵まれて、最高の山歩きが出来た。

 山行きメンバー :男3名女3名のmail友&山岳会メンバー
 コース,ルート:延岡~臼杵~八幡浜~南国~大栃(三嶺)~木の香道の駅(泊)~
        土小屋~石鎚山~川内~八幡浜~臼杵~延岡

 10/19-18:00延岡を2台の車に分乗して、一路臼杵港へと向かう。
夜間の移動とあってか、予定より早く臼杵港へ到着する。
乗船手続きを済ませ、出港までの待ち時間に豪華なおにぎり夕食を摂りながら
計画の最終確認をする。
★流石にY氏だ、抜かりのない計画書であり申し分ない!
 やがて、乗船出港である。
我々が一番乗りであり、幸先の良いスタートを切ることに♪
八幡浜港まで2時間少々を、仮眠に当てるためシュラフを持ち込み横になるが
エンジン音が響き、ウトウトしただけで、八幡浜港に着いてしまった。
 八幡浜からは、高速道を松山道,徳島道,高知道と繋ぎ、南国ICで高速と別れる。
高速道路を降りると、国道195号線を東に走り香美市の道の駅に向かい
道の駅で野営をする。
 10/21-5:30起床!
お湯を沸かし朝食を作り、慌ただしく食事を摂りながら身支度を整え、いよいよ
大栃の光石登山口へ向かった。
 登山口には、2台の先着車があり、我々の到着より少し遅れて更に2台の車がやってきた。
それぞれの思いを胸に準備を整え、7:40光石登山口から三嶺に向けて一歩を踏み出した。

   小屋の左手から、フスベ谷へと登山道が伸びていく
   

   計画ルート:登山口~同床(ドウトコ)~八丁小屋~フスベ谷~(渓谷コース)~
         三嶺山頂~西熊山~お亀岩~カンケイ谷~八丁小屋~登山口周回
    

   山・あ・る・記は、次回以降にアップ予定♪
 
   三嶺山=高知県側は、サンレイと呼び、徳島県側はミウネと呼ぶそうです。
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四季改め失季??

2007-10-18 19:37:02 | 花たち
  季節(間?)感
 
 徹夜明けの昼間、のんびりと近所を歩いてみた。

 四季の折々の果物や野菜が、一年中お店に並ぶのは当たり前の光景だった。
真夏日&熱帯夜の声が聞こえなくなり、朝夕は涼しくなって、秋の風を感じるようになったが、
自然の花木は、夏が過ぎて一足飛びの春を感じているようです。
 今日は春の花、櫻・桃・つつじ達が、秋の便りの花達と一緒に風に揺れていました。
 
 春の花ですよねっ?
  ピンボケ櫻です♪                桃の花
 
  これも桃の花                  つつじだよ
  

  やっぱり今は秋の花だねえ~
 コムラサキシノブ            ラーメンよりうどんより、蕎麦が好き♪
 
  やはり秋はコスモスだね      見向きされないけど、好きな花タマスダレ?     
  
 
 さてと、秋の夜空を眺めて今日の幕を閉じましょうかね~           
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南阿蘇の縦走

2007-10-17 20:55:11 | 山歩き
  南阿蘇の縦走Var--5最終
 地蔵峠から始まった、南阿蘇外輪山の縦走も清栄山を残すだけとなった。
ザックを背負って登るか?デポして登るか?となったが、頂上まで20分ほどの
登りとあって、水だけを手に登り始める。(16:45)
   清栄山1006m登山口
 
   沢山在った、ツリガネニンジンの花
 
 空荷は楽であるが、どうもバランスが良くない!
ついつい、急登を駆け上がることになってしまう。
それでも、道脇に咲き誇るツリガネニンジンに見とれて足を止める。
 野菊の花畑を気持ち良く登って、10分余りで清栄山頂(16:55)に着いた。
山頂にて喜びの握手、ガスで景色はイマイチだったが
気分は100%快晴の山頂を満喫する。
   野菊の花畑を歩く♪
 
   全行程を終えた、清栄山の頂

 山頂で暫らく休み、花達を愛でながら此処までの行程を振り返る。
達成感と同時に、もっとやれる何かがあったのではないのか?と満たされない
部分もあった。
 まっ、それはそれで考えることにして、一先ずyamahiro車に戻り(17:15)
今回の、縦走の〆を行った。
帰途は、月廻り温泉に立ち寄りゆったりと温泉に浸かって、我が家へ向かった。

 総所要時間:9時間30分(自宅発~着14時間55分)
 総歩行時間:8時間20分
 食事&写真撮影:1時間10分
 黒岩峠~地蔵峠のタクシー:¥5000
 月廻り温泉:¥500 

 Snow-bambooさん、すっかりお世話になりました。
 充実の山歩きをありがとうございました。
 この次は、俵山(七曲峠)から、もう一度歩きましょう♪(14時間か)

 ***今回は、何回か行きつ戻りつした。
   余りにもルートが綺麗であり、つい気が緩んで周囲見回すことを怠った
   油断?慢心?最後まで注意力を保つ事の難しさも感じ 
   色んな人が、HPで道を間違った報告をされた由を垣間見た山歩きだった。
    不親切な、道標とか表現しましたが、誰かを当てにした結果と反省して
   います。
   最初に歩いた人は、道標はおろか道すらなかったはずだから・・・・ 
   しっかりルートが作ってあり、ありがたいことですね。
 
   最終的にはテント泊しながら、阿蘇外輪山の一周を! 
                           END
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