誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

大人夜神楽

2009-01-15 19:41:50 | 出来事
 毎年、成人の日に開催される、大人の夜神楽は盛大である。
大人地区には立派な歌舞伎の館があり、秋は歌舞伎・冬は神楽が催され
地元の人々の、伝統文化への思い入れや保存への意欲が窺える。

 19時ー山仲間の知人宅へ向かう。
知人宅の居間に通されて、目の当たりにする光景は凄かった。
大きなテーブルの上には、今まで見た事のない『ご馳走の山・山・山』
地元の人々が、正月より大きなイベントと言うのが頷ける。
しかも、地産地消そのもので、殆どの食材を自分の畑や山・川で作ったと
それにしても、食材を育てた人とそれを料理に変えられた見事な腕!
すっかり、お言葉に甘えさせて戴いた。

 23時、そろそろ神楽も序章から中盤に掛かる頃だ、
沢山のご馳走に後ろ髪を引かれながら、歌舞伎の館に向かう
歌舞伎の館の広場には、出店も軒を連れね祭りに花を添えている
館の中は、大勢の人が思い思いの場所で神楽を見入っている
   
              
 天蓋の下の祭場では、何度か目にした『地固め』が奉納されていた
4人の祝子者(ほしゃ)が、呼吸を合わせ素晴らしい舞を見せてくれる。
神楽は東西南北等の八方向に向かって、同じ舞を八回繰り返すそうだ
長い舞では、1時間を超える舞もあり、一夜を通して幾つも舞う
祝子者殿の体力も相当なものである
遠来の鑑賞者を喜び、ホッとされている氏子さん達の晴れやかな顔
一方では伝統文化の継承に、後継者が少なくなる事を懸念もされていた。
舞は続き、いよいよクライマックスが訪れる
中でも、芝引きと岩戸開きは圧巻である。
奉納の舞に勢いがつき、観客席に祝子者が体ごと飛び込んでくる
            

足など伸ばして観賞などしようものなら、大怪我をするかも知れない
飛び込んでくる祝子者を受け止める(逃げる?)心構えで舞台を見つめる。
芝引きも3mほどの、榊木が客席に放り込まれる。
勿論、受け止めた人にはご利益が有るとされるので、観客も待ち受けているのだ
芝引きで榊木が引き抜かれ、いよいよ『天照大神』の引き篭もる岩戸開きだ
 
            
                

岩戸が開かれ天照大神が現れ、天照大神の舞が奉納されると神楽の終焉である
            
昼前、年男と年女による盛大な餅撒きで、2009年の大人神楽が終わった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久住?苦汁?苦渋?

2009-01-13 18:30:14 | 山歩き
 久住?苦汁?
2009-01-11(Sun)・・・・・メル友4名

 日本全域に寒波襲来で、山間部は雪となった週末
雪を求めて、1/10-祖母山・1/11ー久住と山歩きを楽しむ

 大曲登山口~諏峨守峠~月の砂漠~星生山~新道~大曲駐車場と、
大まかな計画で出掛けた。
快適な走りが一変したのは、竹田を過ぎた辺りだった。
チラホラと雪が舞い始め、久住花公園で路面が真っ白になる。
瀬の本交差点からは、路面凍結でチェーンなしでは走行できなくなる
路肩は、立ち往生の車と寒風の中でチェーン装着の車の列だ
スロー走行で牧ノ戸へ、暫し思案し牧ノ戸~久住山にルート変更する。
         

 風と雪の中で、装備を整えて歩き出す
靴の中・手袋の中に幾つもの『カイロ』を忍ばせての山歩きだ。
それにしても、この大勢の登山者は何なんだぁ~
        
   
 アイゼン装着に、ダブルストックも目に付く、中にはピッケルを手にした人も!
『09年の初登山が雪デ、ラッキー♪』の声も最初の間だけ
沓掛山を過ぎ、扇ヶ花分岐に差し掛かる辺りから、歓声が沈黙に・・・
西千里浜に至ると、風を遮るものがなく、吹きつける風・雪が頬を刺す様に痛い
         

 下山してくる人の顔が凄い!
睫毛を真っ白に凍らせ、真っ赤な涙顔になっている、
我々は、後ろから風を受けているが、復路は向かい風になる事になる
想像したくないが、すれ違う下山者の顔が瞼に焼き付いてしまう。
吹き付ける風雪に堪らなくなり、久住別れの避難小屋に飛び込む。
小屋は満員に近い状態だが、駆け込んだ皆が安堵の顔をいていた。
       

やっとの思いで、カップ麺にお湯を注ぎ、温かいお昼にありついた。 
小屋で十分に暖まりたかったが、次から次に駆け込んでくる人々に
追い出される様に、小屋を出る。

 風雪に晒され、雪空で展望の得られない『久住?苦汁?』を諦める
泣き出したくなる向かい風に、誰一人言葉を発する事なく歩き出す
向かい風を遮る扇ヶ鼻分岐の尾根に到着し、やっと顔がほころび笑みが戻る
その頃か、時折青空が覗くと恨めしそうな顔をしながらも、
『でも山頂は雲の中だね』と、メンバーの負け惜しみの言葉だったと思うが

 沓掛山まで戻ると、今回の雪山遊びの最後のイベントだ ♪
K女史の準備に抜かりはなく、昨年の杵島岳より数段のバージョンアップ
新雪を盛った器に、溢れんばかりのトッピングを施す
行き交う大勢の登山者から、羨望の入り混じった喝采を浴びた。
寒~い、雪の中での『白熊あんみつ』、童心に返って喜びに浸った。
         

 ルート変更を余儀なくされ、風雪に震えながら山頂を目指すも
冷たい自然の気候には勝てずに、引き返した一行だったが楽しい山歩きだった。
参加戴いた、メンバーの方々、ありがとうでした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高千穂の峰-090103

2009-01-04 16:17:55 | 山歩き
          
             皇子原から高千穂の峰
 空港に用事のついでに向かった『高千穂の峰』だったが、期待の雪はなかったが
素晴しい晴天で、逆鉾の山頂からは360度のパノラマの世界が広がっていた。

 皇子原の登山口に着くと、既に数台の車が止まっており高千穂の峰の人気の
高さがうかがわれる。
思ったより暑そうな陽気に、長袖Tシャツ1枚で登り始める。
久しぶりのルート、数年前の『ラッセル登山』を思い出し、状況を思い出しては
ひとり笑いながら登る。

 二子石ルートに出会うと、南東に鰐塚山、北東に市房山や石堂山の峰がが霞の
中に浮かんでいるのが見えた。
山頂からの、桜島や開門岳の展望に期待が膨らむ
あと少しで山頂という時、下山者に見た顔が現れた、なんと『Oさん』と遭遇!
一言、二言で別れて、登山者で賑わう高千穂の峰に到着した。
 
 山頂の展望は素晴しかった。
霞があるものの、開門岳が望め、昨秋に縦走した夷守岳~大幡山~韓国岳が
火山活動が一段落の新燃岳も、盛んに真っ白の噴煙を上げていた。
山頂の陽だまりで、のんびりと食事をとり、往路を下って皇子原に戻った。

   
        夷守岳~丸岡山~大幡山~獅子戸岳~韓国岳縦走 

         
                 中岳と新燃岳の噴煙

   
       噴煙を上げる桜島、開門岳と高隈山も 

       
    瓊々杵尊(ニニギノミコト)天孫降臨の地に何をお祈りしてるのか?  
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祖母山-090102

2009-01-02 20:15:11 | 山歩き
        2009年の初登山
              

  元旦の初日の出を待っていると、目の前に白いものが舞い始めた
 ゆきだぁ~♪ 今年も幸先の良さを感じ、初登山を『雪の祖母山』に決めた。

  早朝に出かけるまでもなかったが、06:30家を出る。
 高千穂辺りから路面の雪や凍結が始まるが、数輪の轍に安心して走る
 五ヶ所村から轍が1本になったが、北谷登山口まで続いていた。

  登山口には、車中泊さんと大分氏がいて、しばし山歩きの花が咲く
 仕度をしてる間に、大分氏が出発した。
 後を追うように歩き出し、1合目手前で追い付くと、足跡のない真っ白の
 雪道歩きとなった。(早発のご利益?)

  新雪を踏みしめ、雪化粧の木々を眺めながら国観峠に到着
 雪を被ったお地蔵さんの雪を払い落とし、今年の山歩きの無事をお願いする。
 国観峠から雪が深くなり、所々凍結していて滑りそうになる
 何とかアイゼンを使うことなく、踏み後一つない祖母山頂に到着した。

  生憎と曇り空で、周囲は全く見えなかったが、誰一人登っていない
 祖母の山頂は感慨深いものが有った。
 何か良い事がありそうな、2009年の初山である。  

   
   
           

  
          
           

  
          
               
                       
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三社詣で

2009-01-02 13:41:26 | 出来事
      1年の行事はじめ
    ここ数年、初日鑑賞に始まって、三社詣でが慣例となった。

    夜明け前に、家から一番?近い神社に御参りして、初日の鑑賞へ
   初日の鑑賞後に春日大社、そして今山八幡宮を詣でる。

    おみくじは、一社のみで引くことにして、破魔矢はおみくじの結果や
   その年の願い事によって買うか買わないかまちまちである。 
 
         
         我が家から???mの野田神社

         
         延岡で2番目に大きい春日大社
        
         
         今山八幡宮
         
         
         正月だけ御開帳の今山八幡宮の七福神     
        
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする