誘われて、山・あ・る・記

自然の中に咲く花を求めて、山野を彷徨い歩く”風よとまれ~息を止めて”指先に一伝わる感動の瞬間♪

鉾岳1227m

2009-07-20 18:31:08 | 山歩き
        半年ぶりの鉾岳
        鉾岳の遠景
        
  鉾岳と言えば、ロッククライマーを魅了して止まない雌鉾の岩峰か♪
 それと、世界中で此処にしかないと言われる『ツチビノキ』だろう。
     
  暑い時間に歩くのは嫌だなと、延岡を6時前に出発して、迷路のような県道を 鹿川渓谷に・・・
 駐車料金¥200の広い駐車場に到着(無論、1番乗りだぁ~)
 
  歩きなれた登山道、今日も楽勝かと思ったが、身体は言うことをきかず・・
 昨夜の深酒が祟ったか、15分も歩かず汗びっしょり、フウウウ~
 渡渉点で思わず、頭から水を被り体熱を下げた。

  滝見新道から、ロッククライマーを魅了する雌岳の岩峰を見上げる
 いつ見ても圧倒される眺めである。
         雌鉾の岩峰(クライマーの砦)
         

  ツチビノキを眺め、崩壊地を乗り越えて、素晴しき滑床へ
 滑床から鬼の目新道へ登り、再び滑の沢へ下り、沢沿いに雌岳に向かう。
 
  雌岳の到着♪ がっ、ザイルがない!ない!
 そっか~ 風に巻き上げられたのかぁ~・・・岩峰を諦めようと思ったが、
 諦められず、スパイダーマンの真似でよじ登った
         岩峰のyamahiro
         
         降りた後、ザイルの吹き上げ防止したよ
         
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大崩山の整備3

2009-07-19 18:26:47 | 出来事
  山の大先輩からの応援要請を受けて、3回目の大崩山の登山道整備に出かけた。

  前回調査して、寸法取りした大崩山荘手前の朽ち落ちた木製橋の架け替え!
 金属パイプでの橋と言うことで、機材の運搬が大変だった。
 橋を掛けるの最低必要な機材140kgを、人力で現場まで担ぎ上げるのが大仕事!
 (20kg~40kgを一人当たり運んだ計算になる。)

     橋の材料、鉄パイプと踏み板(この他金具や工具、個人の荷物が・・・)
           
     こうやって担ぎ上げる。(ザック25kgパイプ20kg)
          
     ここが、朽ち落ちた現場
          
     パイプを繋ぎ、アンカーを打って固定
           
     念には念を入れて、番線で固定
          
     やっと、完成しました。
           
  山仲間の安全を願って掛けた橋です。
 渡り一つでも、橋が受けるダメージも全く違ったものになります。
 大事に、橋を労って渡って欲しいと願っています。(飛んだり跳ねたりしないで!)

  登山者へのお脇道など通常のルート以外に踏み跡が多々見られます。
 人が歩くことで下草が枯れて、地表が雨に叩かれて土が流れ出してしまいます
 行き着く先は、山の崩壊です。
  また、上下に登山道が出来ると、下を通る登山者へ落石の災害にも繋がります
 我々の大好きな山を守る為にも、正規の登山道を歩いて欲しいです。

  まだ整備は継続します。
 もし出会ったら、機材運搬など、ほんの少しでも応援して戴けたらありがたいです。
コメント (2)
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秋が楽しみ~♪

2009-07-17 18:48:31 | 花たち
  コクワの実(猿梨とも言うらしい)

 こんなにたわわに実っているコクワを見たことがありません
秋になって木の実が熟したら、きっときっと美味しい天然のキウイフルーツになるでしょう♪
コクワは、ある程度標高がないと実を付けないそうです。
 本木(蔓)を持ち帰ってもダメですよ~
       コクワの実
           
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日隠山1544m(北日隠山1580m)

2009-07-16 19:55:13 | 山歩き
 
 林道崩壊で登山口が遠かった『日隠山』だったが、やっと林道が開放された。
R218を日の影町に向かい、日の影町からR6を戸川村を経て中村橋へ
中村橋を渡り5kmほど五葉岳に向かって走ると、左手に作業小屋が建っている
小屋から右に日隠山への林道が延びている。
林道は四駆なら問題ないが、普通車は小屋の脇の邪魔にならない場所に駐車しよう

 林道を1kmちょっと走ると通行止めのテープが張ってあり、3~4台の駐車スペースがある
この先は、バイクでも通行できません!
       
自宅を出て1時間30分いよいよ、生まれもった足で日隠山を目指して歩き出す。
yasuさんの林道紹介でも出てくるが、林道が有ったとは思えないほどひどい崩壊地を進む
林道を横切るように流れる谷川を渡ると、左側に日隠山登山口がある。
   川?道路?                         ここから登るよ
   
 登山口に一歩足を踏み入れたら、そこには足だけでは登れないズルズルの急登が待っている
スズタケの急登が終わると杉の幼木の急登だ、何処まで行っても急登が続き上を見上げる気になれない
高度1400m付近で目の前に大岩が現れ、大岩を右に巻いて上がる
更にスズタケを掻き分けながら登りつめると、日隠山と北日隠山の分岐に出合う
分岐からは、スズタケのトンネルを潜って、3分ほどで日隠山の頂に到着する
4.5畳ほどスズタケが刈り払われた、全く展望のない日隠山頂1544mである。
            展望ゼロ --;
          
 分岐に戻って、北日隠山頂を目指す。
小さなアップダウンを繰り返し、スズタケに覆い尽くされ判り難い登山道を右往左往しながら
最高峰を目指して突き進むと、赤いテープの目印の先に展望の開けた岩峰が現れる
日隠山の最高点の北日隠山1580mである
大崩山・鬼の目山・国見岳の眺めが素晴らしく、谷底に鹿川集落が豆粒に見える。
白骨の木立から霧に浮ぶ、大崩山の山容が幻想的で素晴らしかった。
      ガスに浮かぶ大崩山がス・テ・キ♪
           
最高点より更に進むと、視界を遮る木立のない展望岩に足を延ばす。
五葉岳などの展望が素晴らしいので、是非足を延ばしましょう。

 下山は往路を下るが、登り同様に苦戦を強いられる
この山ほど、スズタケの有り難さを感じる山も少ないのではないだろうか?
そして、登山口の谷川で生まれたままの姿での『水浴び』、スズタケの埃をすっかり流し
綺麗(?)さっぱりなって、日隠山を後にした。

*スズタケのトンネルは要注意! 『数箇所ダニにやられました --;』
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沢遡行

2009-07-14 20:26:14 | 沢遊び
(石並川水系-小牧谷分渓後谷)

 沢行きの前夜、真夜中の2時頃から雨が降り出した。
雨音が激しくいっこうに降り止む気配を見せない、5時起床するも相変わらずの『雨だ!』
コーヒーを沸かし、日課のメールチェックをしていると、携帯がなりだした。
『yamahiroさん、おはよう~♪、沢行きますよ~』とFukaさんの声が・・・・
ウッソ~、雨が降ってるよ!幾ら沢で濡れるからって冗談でしょうと問い返すも
『冗談じゃないよ~、Yasuさんの家は雨は降ってないそうですよ~』
ドタバタと準備を整えて集合場所へ、7時メンバー4人空を見上げて思案するも行くだけ行こう!

 壊れたバスのある入渓地まで、雨は降ったり止んだり!南の空は晴れたり曇ったりで落ち着かず
天気予報だけを信じて、沢遡行を決定した。
最近では手馴れたもので、準備に要する時間は数分で終了し、9時に沢に向かう
がっ! 谷に降りる前に今にも朽ち落ちそうな吊橋が待っていた。
体重の軽い者が先に渡ってみる~?、いやいや『安全第一です』と岩場を伝って10m降りた
  

 9:07分、小牧谷の本流から後谷支流へ入る。
水量は少ないが、柱状節理に挟まれた後谷は、気持ちをワクワクさせてくれる。
最初の大滝(十数m)を左に巻いて登った後は、補助ロープやザイルを使ってクリアーする
ザイルナシでも遡行は出来るが、最後まで楽しむためには『安全が第一』である。
Yasuリーダー・Fuka隊員の、『御安全に!』の掛け声で、滝を滑を登る
  

  

 後谷のメインポイントの滑を遊ぶと、やがて2段滝が現れる
1段目は登れそうだが、上の滝はかなりの技術が必要とされそうである、安全第一で右を巻いて上がる
更に続く滑を登るとやがてゴルジュとなり、沢は終わりとなり尾根を走る林道に出合う
入渓から3時間少々で林道、空腹を訴えるお腹を満たすと、藪を掻き分けながら九州自然歩道を目指す
昨年歩いた小牧谷~矢筈滝の自然遊歩道を只管下ると、入渓地の壊れたバスに合う。
 再び沢に下りて、水に浸かり歩道歩きで熱を持った体を冷やす。
持ち込んだスイカを食べながら、至福の一時を過ごし、家路へと向かった。

後谷は2~3ヶ所を除けば、殆ど危険な所はなかったように思うが、yamahiroの見る目の無さかも?
コメント (2)
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