以前、エビングハウスの忘却曲線について書いたことがあります。
一度頭に入れたこと(知識その他の情報)が、それをトレースしない場合、どれだけのスピードで
忘れてしまうかについての一般的な流れをあらわしたものです。
それによれば、大体1週間で覚えたことの7割が頭から消えてしまうということですが、
これは人間のごく普通のパターンですので、これ自体を深刻に考える必要はありません。
大事なことは、この忘却曲線の波をどのように緩やかなものにするか、言い方を変えれば
「どのようにして覚えたことを長く記憶にとどめておくか」を考え、これを実践することです。
そして、その結論は、「復習すること」です。
復習とは、「教えられたことを繰り返し練習すること」です。
たったこれだけのことで、1週間で3割しか覚えていないものを5割6割7割あるいはそれ以上に
引き上げることができます。
ACSアカデミーでは、これを効果的に行うために、さまざまなツールを用意し、駆使してまいります。
新たに問題の解き方を教え、知識の積み上げを図るだけでは足りません。
これらの定着を確実に図ることを日々励行して初めて目に見える成果を実感できます。