1学期または前期中間テストがほぼ終わり、各学校とも生徒の皆さんはいよいよ長い夏休みを迎えます。
今年は震災の影響もあってか、生徒の皆さんも、彼らを応援する保護者の方々も、どこか気持ちを引きずったまま今に至っているような気がします。
震災は悲しむべきことですが、それを理由にいつまでも気持ちの上停滞していることは、被災された方々のためにも良くないことだと思います。
ここは気持ちに活を入れ、こういうときだからこそ、普段と同じか、それ以上の集中力と情熱を傾けて今目の前にある問題を一つずつ片付けて行きたいものです。
さて、その夏休み、いまではもう当たり前すぎて誰も改まっては言いませんが、この休みはずばり「夏を制する者は受験を制する」を地で行っていただきたいと思います。
ここでいう受験は、それ自体人生の岐路とも言うべき様々な局面でわれわれを待ち受けています。
私たちがこの夏の休みで狙うのは、この受験での勝利の方程式を実践すること、その力を確固たるものとする努力の過程を完成させることです。
厳しい話ですが、受験に「これをやったら必ず成功する」という保証はありません。
しかし、その反対に、これをやらなければほぼ確実に失敗するというパターンがあります。
言葉を変えれば、これをやればほぼ勝てるだろうという練習や努力を積むことと、これをやらなかったから失敗したという遣り残し感の後悔を排除することが大切です。
この夏休みの期間は、普段あまり時間をさけない人たちにとっての最大のまとまった時間確保のチャンスであって、それにしたってたかだか40日くらいしかないのですが、この40日を最大限有効活用することで燃焼し尽くして頂きたと思います。
ACSアカデミーは、そのための生徒一人ひとりのカリキュラムを用意してお待ちしています。