これは断定的な話ではありませんが、勉強をしている子達を見ていて感じることの一つに、持っている勉強道具の揃え方やその扱い方の丁寧さの度合いが少なからず出来不出来に関わっているのでは?ということがあります。
出来る方を見てみると、鉛筆もシャープペンシルも、赤も黒もしっかり揃っていますし、消しゴムも使い古して角が丸く黒くなったようなのはあまりありません。
ノートも各教科で一冊用意していますし、勿論学校用と塾用とでは、ちゃんと分けて使っています。
語弊がありますが、現状あまり出来ない子達は、総じてこれらが揃っていません。
と言う以前に、「揃えよう」という気すら感じないこともあります。
塾に来て、さあ勉強を始めようという時になって「鉛筆貸てください」「(ノートが無いから)紙ください」と平気で、しかも毎回のように言う子達が、それらをちゃんと揃えている子に遅れを取るのは、ある意味当然の気がします。
折角授業料をお支払いして頂いてお子さんを寄越して下さっているのですから、ここはもう一手、保護者の方のチェックが欲しいところです。
その積み重ねの中で、道具をそろえ、忘れ物をなくし、勉強に身が入って成果も出るというサイクルを実現したいものですよね。