子供が勉強に集中できる絶対的なスペースというのがあると思いませんか?
広すぎると落ち着かないし、狭すぎても息が詰まるだけかもしれません。
家の環境などもあって、例えば私は子供のころにそれほど広い家に住んでいませんでしたので、子供心に、自分だけのスペースが広ければきっとたくさん勉強するのになあ、などと思ったものです。
でも、自分の子供には幼い頃から自分の部屋を与え、しかもそれが結構広かったのですが、彼らがそれを十分勉強に使いきったかといえば、親の目から見て、決してそのようなことはありません(悲)。
思うに、人間は常に何かが少し足りなくらいでちょうど良いのではないかと。
教室では、狭すぎず広すぎず、適度なスペースを各自が自由に使えるような最低限必要なものは用意しています。
子供達の反応を見ていると、それらは概ね好評のようです。
大は小を兼ねるで、誰しも広い分には文句を言いませんが、狭すぎると口には出さなくても、きっと少なからず窮屈を感じるでしょうから、このあたりのことも塾内では最低限環境を整えてあげたいなと、そんな風に思っています。