3たびコロナ感染拡大緊急事態宣言が発令されました。宣言により、「不要不急の外出自粛」要請が出され、劇場も映画館も再び休業に入りました。確かに映画なんて見なくても人間は死にません。しかし娯楽が無くては社会は窒息死してしまいます。もっと先に休業させなければならない物があります。GoToや五輪に現を抜かして感染広げ、補償もまともにせず自粛要請ばかり繰り返すしか能のない、コロナ無策の菅政権こそ真っ先に休業、退陣させるべきではないですか。
「不要不急の外出自粛」などの形で「不要」と「不急」はセットで語られる事が多いです。しかし映画館も美術館も、「不急」ではあっても「不要」では決してありません。1ヶ月位なら無くても我慢できますが、1年以上も無しでなんて、とてもいられません。なら何が一体、不要不急か?コロナ無策の菅政権、浪費でしかない商業五輪こそ、最大の不要不急ではないですか。
最近のマスコミ報道には頭に来ます。何かと言えば「繁華街の人手が増えた」と、まるで我々が悪いみたいな報道がされています。しかし、1ヶ月や2ヶ月ならいざ知らず、半年や1年以上も自宅に引きこもってなぞいられません。我々は家畜じゃありません。たまの休日に繁華街でショッピングを楽しんで一体何が悪いのか?コロナ感染防止のために庶民が出来る事なんて限られています。三密回避とアルコール消毒、マスク着用ぐらいしかありません。後の休業補償や医療支援は政治家の仕事です。その政治家が無能だから何度も自粛しなければならなくなってしまったのではないですか。
NHKか何かで、「中国で日本のワインが売れている」というニュースが流れました。そして中国国内のバーで富裕層がワインを飲む映像が流れました。私はそれを観てため息が出ました。それは、ワインバーの中でマスクしている人間なんて誰もいなかったからです。どの国もコロナ対策に苦労しているのは事実です。しかし、その中でも、コロナ禍から抜け出しつつある国と、いまだに抜け出せない国の差が、徐々に現れて来ているように思います。
コロナ対策で成功しつつあるのは、中国・台湾・ニュージーランド・イスラエルなどの国々です。いずれも、感染初期の段階で、ロックダウンに踏み切ったり、PCR検査を徹底的に行ったり、ワクチン普及に努めたりして、コロナ対策に力を注いだ国ばかりです。逆に、いつまでもコロナ禍から抜け出せないのが、米国・ブラジル・インド・日本などの国々です。いずれも、過去に福祉予算を削減して、保健所や医療機関の統廃合を推し進めた国ばかりです。これらの国々は、コロナ対策でも経済優先で中途半端な施策しか講じなかった為に、コロナ対策にも経済対策にも失敗してしまったのです。これは明らかに人災です。
先の4月25日に投開票された衆参補欠選挙、参院出直し選挙でも、政府のコロナ対策への不満が現れました。いずれの選挙でも野党が全勝し、菅政権に痛打を与える事が出来ました。まずこの点については素直に喜びたいと思います。でも、中身をよく見ると、必ずしも手放しでは喜べないとの感を強くしました。何故そう思うか順を追って述べます。
まず衆議院北海道2区補欠選挙。ここでは自民・公明の連立与党が、吉川農水副大臣収賄辞任の影響で候補者も擁立できず、野党統一候補(立憲民主党に共産党・国民民主党・社民党が相乗り)の松木謙公氏が当選しました。しかし、投票率は僅か30%。前回衆院選の57%から大幅に落ち込みました。松木氏の得票も、前回の7万4千票から今回5万9千票に減らしました。前回、共産党新人候補が集めた5万2千票が今回、松木氏に流れなかったとすると、一体どこに流れたのでしょうか?(鶴羽氏も山崎氏も保守系で、いわば自民党の別動隊です)もう候補者の顔ぶれに嫌気がさして棄権に回ってしまったのでしょうか?いずれにしても、「希望の党」出身で元保守系の松木氏では結集力に限界があるように思います。
次に参議院長野選挙区補欠選挙。ここは言わずと知れた「羽田(はた)王国」です。補選のきっかけも国民民主党現職・羽田雄一郎氏の新型コロナ死去に伴う物で、野党は弔い合戦として有利に戦いを進める事が出来ました。叔父の羽田孜(つとむ)氏も元は自民党です。「元自民vs現自民」の争いでは、「所詮どっちもどっち」と捉える有権者も少なくなかったのではないでしょうか?ここも投票率は前回54%から今回44%に大幅に落ち込んでいます。
最後に参議院広島選挙区の出直し再選挙。ここは河井夫妻の逮捕・議員辞職がきっかけで再選挙となりました。ここは元々、岸田政調会長の地元で自民党の強かったところですが、「政治とカネ」の問題で追い詰められ、市民団体「結集ひろしま」が擁立した野党統一候補の宮口治子氏に敗北してしまいました。その一方で、金権政治批判以外では政策もバラバラで、原発反対や消費税廃止を訴えきれなかった宮口氏に飽き足らない層が、より革新的な政策を掲げる佐藤周一氏の支援に回る動きも見られました。被爆地・広島の反核世論vs原発推進の電力総連(中国電力労働組合)・連合労組の軋轢が現れた格好です。
自民党の一強支配を打ち破るには野党共闘しかないのは確かです。でも元自民の希望の党・国民民主党出身者が野党統一候補では、幾ら立憲民主党に衣替えした所で、自民党政治を払しょくできなかった旧民主党の愚を再び繰り返すだけではないでしょうか?その立憲民主党も、多いのは国会議員数だけで、肝心の組織は国民民主党の(御用)労働組合出身候補におんぶの状態では、市民の結集なぞまず無理です。
私は何も「保守系や御用組合出身だからダメ」と言っているのではありません。現に保守系でも沖縄の故・翁長(おなが)知事のように、米軍基地の県内たらい回し(普天間基地の辺野古移設)反対に体を張って頑張って来られた政治家も大勢います。だからこそ沖縄では保革の枠を超えて多くの人が彼らを支持するようになったのです。しかし先の4月25日投票の当選者に、翁長氏やその後継者の玉城デニー氏と同じ魅力があるか否か?問われると甚だ心もとないです。自民党と似たり寄ったりの政治の下で、いつまでもコロナ禍から抜け出せず、いつまで経っても我慢ばかり強いられるのは、もう沢山です。
小池・東京都知事や吉村・大阪府知事も、今まで自民党と一緒になって病院の統廃合を進めて来たくせに、コロナの時だけ野党ずらして、パフォーマンスばかりに明け暮れています。小池知事はテレビの前でパネルを掲げて言葉遊びにふけるばかり。吉村知事も、松井・大阪市長と一緒になって雨ガッパ集めに市役所職員を駆り出し、「イソジンがコロナに効く」と嘘八百の宣伝に明け暮れるばかり。それで今や医療崩壊で手術も後回し。
都民ファーストや「維新の党」も基本政策は自民党と同じです。菅政権の進める憲法改正、五輪・原発推進、福祉削減にも大賛成です。その中で自民党との違いを打ち出そうすれば、もう「行政改革やっているふり」するしかありません。だからコロナ禍の中でも都構想の住民投票を強行したのです。その挙句に、大阪を日本一のコロナ感染源にしてしまい、その責任を飲食店に擦り付け、今や「見回り隊」で飲食店虐めに精出す有様です。飲食店の中にはもう居直って「罰金さえ払えば良いのだろう」と、「罰金セール」に走る所も出て来ました。
それでも、マスコミが小池知事や吉村知事を余りにも持ち上げるので、この2人をまるで「脱自民の救世主」みたいに錯覚している人が多いですが、こいつらも「自民党と似たり寄ったり」という意味では、前述の「希望の党」と同じです。もういい加減にしてほしいです。
今日、新世界のドン・キホーテに買い物に行ったらPCR検査キットを2種類販売していました。1万5千円のにしたんクリニック製と1万3千円余のジーンライフ(GeneLife)製の2種類です。両方とも自宅で唾液を採取し検査機関に郵送するタイプのものです。コロナ禍の中でも休めず仕事をせざるを得ない身としては、検査キットを買いたいのは山々ですが、簡単に買える額ではないので、帰宅してからもっと安い検査キットはないかネットで探しました。
すると、大阪の難波でPCR検査を予約なしで受けられる事が分かりました。大阪PCR検査センターという所が行っている検査で、費用もたったの2980円です。そこで早速、その難波の会場に行って来ました。場所は近鉄・地下鉄の難波駅から御堂筋の南西角に出た所にあるビルの1階にありました。タリーズコーヒーの隣です。看板が出ているので直ぐに分かります。
入口に検査キット購入用の券売機が数台あり、1回2980円の利用券を1枚から4枚まで買えるようになっています。私は利用券を1枚だけ買い、受付で検査キットを受け取りました。そして、ビニール製の手袋をするように言われ、自分の氏名・連絡先・生年月日などを受付票に記入するよう指示された後、奥の検査ブースに案内されました。
そこにはパーテーションで区切られた1人用のブースが、コの字型に10個ぐらい並んでいました。検査キットには6桁のIDナンバーが割り振られていました。ブースで、自分の唾液をストローを使ってキットの容器に流し込み、受付票にIDナンバーを記入して一緒に受付に渡せば、もう検査完了です。時間にしてわずか数分です。そうすれば、翌日23時以降には、大阪PCR検査センターのサイトにログインすれば、自分の検査結果が分かる仕組みになっています。
但し、これはあくまでも現時点において唾液中に新型コロナウイルスが含まれているか調べる為だけのものであって、これだけでコロナ感染の有無を証明する事は出来ないそうです。本当は陽性なのに、たまたま検査で引っかからなくて陰性と判定されてしまう場合もある訳ですから。これでは単なる「気休め」にしかなりません。
その上、検査結果を当日中に知りたい場合は、これとは別に3千円支払わなければなりません。陰性証明書の発行を求める場合は更に5千円追加です。最初は「たったの2980円」と言っておきながら、「当日結果を知りたい」「陰性証明書が欲しい」と言っただけで、その倍以上の価格に釣り上げる様子は、まるで「ぼったくりバーの手口」そのものです。
そもそも、にしたんクリニックやジーンライフの検査も、大阪PCR検査センターのそれも、検体郵送と会場受付の違いはあれど、同じ唾液でのPCR検査に違いはありません。それなのに、何故片方が2980円だけで済むのに、もう片方は1万円以上も値段がかかるのか?これでは相場なぞ、あってないようなものです。
それでもPCR検査が必要なのは、もうこれしか新型コロナウイルスを隔離する方法がないからです。たとえ、唾液による大まかな検査であっても、多くの国民が定期的に受ける事により、陽性者をある程度隔離する事が出来ます。隔離さえできれば、後は集中的に治療して感染を食い止める事が出来ます。そうすれば、やがてワクチンも開発され、患者の中に抗体も生まれ、感染を徐々に減らしていく事が出来るのです。
そうであるにも関わらず、何故こんな大きな値段の開きが出るのか?何故それを国は放置しているのか?そもそも、国も企業も、二言目には「新型コロナ感染防止が最優先」と言いながら、何故、自費診療でないと検査も簡単に受けられないのか?誰も好きでコロナにかかった訳ではないのに。国民に「外出自粛」を要請しながら「仕事は休むな」と言うのも、余りにも虫が良すぎると思います。
国も企業も、コロナ感染の広がりを「国難」と言い、「国民一丸となって、この国難を食い止めよ」と言うのであれば、コロナの検査ぐらい誰でも気軽に受けられるようにすべきです。そして、治療費も全額公費で負担すべきです。それでこそ初めて、国民も国を、従業員も企業を信頼できるようになるのではないでしょうか?
1月7日に菅総理が発出した我が国で2度目の新型コロナ感染拡大の緊急事態宣言は、おそらく残念ながら1度目よりも格段に悪い形で不発に終わるだろう。
2度目の宣言では、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県を対象に、①飲食店の20時閉店、②20時以降の外出自粛、③リモートワーク推進による出勤7割削減、④5千人を上限とするイベント入場制限ーこの4つの措置を翌8日から1ヶ月間続ける事が謳われた。
しかし、なぜ対象が1都3県だけなのか?なぜ営業自粛の対象が飲食業界だけなのか?なぜ期間が1ヶ月だけなのか?リモートワーク推進の掛け声だけで出勤7割削減も果たして実現出来るのか?なぜ5千人までならイベント開催もOKなのか?納得出来る説明は無かった。
確かに菅総理やコロナ分科会の尾身会長から「説明らしきもの」はあった。曰く「全国の感染者数の約半分が1都3県に集中している」「感染経路不明者の多くは飲食業界から出ている」「飲食する時はマスクを外すから、その時が最も感染しやすい」等々。
しかし、それらはいずれも単なる憶測に過ぎない。「感染者の約半分が1都3県に集中している」と言うが、そもそも感染者数そのものが、限られたPCR検査による不正確な数字だ。今まで一度も全国単位でPCR検査をした事がないのに、どうしてそんな事が言えるのか?
「感染経路不明者の多くは飲食業界から出ている」と言うに至っては、もはや噴飯物でしかない。感染経路不明で追跡調査も出来なくなっているのに、なぜそんな事が断定出来るのか?
今回の緊急事態宣言後の記者会見でも、「クラスター解析を基に導き出された結論」である事が強調された。しかし、私に言わせると、感染拡大初期ならともかく、これだけ市中感染が広まってしまった現段階で、未だにクラスター対策に拘っている事自体が異常だ。
クラスター対策と言うのは、例えば関空から感染者が何名、成田から何名出たから、海外渡航者を一つのクラスター(感染集団)と見做して、検査・隔離・治療するという手法だ。これでは実際に発症した感染者しか網の目には引っ掛からない。あくまでも初期段階の水際対策としてのみ有効な手法なのだ。
ところが、これだけ市中感染が広がり、発症者だけでなく無発症感染者、保菌者もいる中で、幾ら目に見える感染者だけを洗い出しても、モグラ叩きにしかならない。感染経路も追えない。
もはや水際作戦で対処出来る時期は過ぎ去った。もう今となっては、水際でチェックするだけでは不十分だ。むしろ全国民を対象に、積極的にPCR検査を実施して、まさに「寝た子を起こす」勢いで、感染者を隔離・治療しなければならない。そこまでやってこそ、初めて正確な感染状況が把握でき、対策も立てられるようになる。
いきなり全国民を対象にしたPCR検査が無理だと言うなら、せめて医療関係者や介護従事者、流通業や運輸業などのエッセンシャルワーカーだけでも、全国規模の検査を実施すべきであろう。
そんな事は、昨年春の最初の緊急事態宣言の段階から、既に多くの識者によって指摘されて来た。その前のクルーズ船隔離の段階で、国が鳴り物入りでクルーズ船を隔離したにも関わらず、肝心の検査も治療もろくにせず、感染者を野に放ってしまい、クラスター対策に失敗してしまった事を教訓に。
ところが、国はその識者の提言をも、まともに受け止める事が出来なかった。中途半端な一斉休校、休業要請で、それに対する所得補償もろくにしようとはしなかった。「私有財産に対する補償は出来ない」とか何とか言って。
それに対して、「これだけコロナが広まってしまったのも、それまでの数十年に渡る病院・保健所統廃合で、PCR検査もまともに出来なくなってしまったからではないか。その為に有効なクラスター対策も打てずに、傷口を更に広めてしまったからではないか。これは断じて自己責任なんかではない。政治家の責任による人災だ」として、国民や野党の要求で、10万円給付金や持続化給付金、雇用調整助成金を勝ち取って来たのだ。
その間、与党の自民・公明両党、大阪では与党で安倍・菅政権べったりの維新知事は一体何をしていたのか?自民・公明両党は、欠陥品だらけのアベノマスクをばら撒き、コロナ対策に得体の知れない利権を紛れ込ませ、GO TOキャンペーンで感染を更に悪化させただけではないか。
大阪でも、思い付きの雨ガッパ集めやイソジン騒動、不要不急の住民投票で行政や医療に混乱を持ち込み、思い付きのコロナ専門病院指定で病院職員の大量離職を引き起こし、直前まで「緊急事態宣言は不要だ」と言いながら、政府が宣言した途端に「必要だ」と風見鶏の掌返し。
そして今も、我々庶民にばかり「我慢の3連休」や「勝負の3週間」を強いながら、自分達は隠れてこそこそ会食しているではないか。「時短営業しなければ罰則だ」と自営業者を脅しつけながら、雀の涙ほどの補償でお茶を濁そうとしているではないか。「勝手に病院から抜け出したら逮捕する」とまで言いながら、実際は入院も受診もさせられずに、重症者を自宅待機で死に至らしめているではないか。コロナ離職で失業者や自殺者が急増しているのに、持続化給金や家賃支援給付金の支給打切りを画策しているではないか。
その窮状を放置して、幾ら飲食店だけを悪者にして、形ばかりの緊急事態宣言でお茶を濁そうとしても無駄だ。パチンコ屋が開いているのに休日に自宅に閉じこもっておれる人間が一体何人いるのか?働き方改革が進まず長時間労働や満員電車での通勤も無くならないのに、どうやってリモートワークを推進出来るのか?
ドイツのメルケル首相は「国は誰一人として見捨てない」と言い切った。台湾のコロナ担当大臣は中国・武漢からたった一人救出出来なかっただけでも涙を流した。ところが菅はどうか?緊急事態宣言後の記者会見でも原稿の棒読みに終始し、一部の御用記者と結託して、形ばかりの質疑応答でお茶を濁していただけではないか。
こんなシャンシャン大会の記者会見なら不要だ。これでは戦時中の大本営発表と同じだ。自民党政府は、二言目には「中国ガー、北朝鮮ガー」と言うが、自分達の方こそ中国や北朝鮮と瓜二つではないか。二言目には「悪夢の民主党政権」と言うが、自分達の方がよっぽど悪夢ではないか。森友・加計や「桜を見る会」、アベノマスク、GO TO利権を筆頭に。
こんな奴らの言う緊急事態宣言なぞ、誰もまともに聞く気にはなれない。だから感染者は一向に減らず、いつまで経ってもコロナは終息しない。こいつらを権力から放逐しない限り。
大阪・西成の釜ヶ崎(あいりん地区)では、これまで野宿者支援の様々な活動が行われて来ました。今年はコロナの影響で三角公園(萩之茶屋南公園)でのステージは中止となりますが、パトロールや炊き出しは通常通り行われます。その野宿者支援団体からのメッセージを下記に幾つか転載しておきます。(写真は2017~18年末年始の三角公園での歌謡ステージの様子)
先日、みなさまに釜ヶ崎越冬闘争への協力を要請いたしました。
今年は、コロナ禍の中での越冬闘争となり、活動も特別な配慮が必要となります。
特に気を付けなければならないのが、ウイルス感染防止対策です。
すでに、越冬まつりの中のステージは11月中に中止を決定しました。しかし、命を守る活動として、炊き出しやパトルールは中止することはできないと判断しました。
今年は、炊き出しは、その場で食べるのではなく、容器に入れて配布する方式を検討しています。しかし、その容器代だけで、15万円以上がかかる計算になります。
もし、この投稿を読んでいる方で、「食品用どんぶり容器」が余っている方がいたら、ぜひ寄付をお願いします。蓋つきのものがいいです。
また、炊き出しのため、そして増加が予想される年末の困窮者のための活動資金のカンパ協力を重ねてお願いいたします。
不織布マスクや、消毒用アルコールなどの寄付も、お願いできればと思います。
今年は、たくさんの人が新型コロナウイルス流行の影響を受け、苦しい思いをされている方も少なくないと思います。
その中で、このようなお願いは心苦しいですが、可能な範囲でご協力いただければと思います。
振込先、送付先情報
■資金で協力
越冬闘争では、毎年多額の資金が必要となります。現在も、越冬実行委員会では、資金集めに奔走しております。厳しさを増すこの経済状況にあって、心苦しい限りではありますが、釜ヶ崎の運動・取り組みに関心を寄せる多くのみなさまに、資金協力をお願いしたく思います。
【振込先】①みずほ銀行 難波支店 普通口座 1387094
釜ケ崎実行委員会代表山田実
②ゆうちょ銀行 記号14110番号33722521
※記号が5桁ないと振り込み出来ないというご指摘をいただき、確認して修正いたしました。
【 他金融機関から振り込みの場合】
③ゆうちょ銀行 店番418 普通預金3372252
④郵便振替口座00960-4-108331
②③④は、名義:釜ケ崎実行委員会
■物資で協力
越冬闘争では、次のような物資が必要です。みなさまのご協力をお願いいたします。
□マスク、消毒用アルコール、消毒用ティッシュなど
□毎日の炊き出しに使う、米、もち米、お米券、調味料、野菜、その他の食料
□寝場所、医療パトロールで使う、布団(敷布団、掛布団)、毛布類、寝袋
□冬の寒さをしのぐための、衣類 (成人男性用で、防寒着、カイロ、など)
□その他、石鹸、タオルなどの日常生活用品
【 物資の送付先】〒557-0004大阪市西成区萩之茶屋1-9-7
第51回釜ケ崎越冬闘争実行委員会(代表 山田 実)
電話:06-6632-4273
第51回釜ケ崎越冬闘争実行委員会
例年より10日近く遅れておりました、越年臨時宿所の周知が今日始まりました。
コロナ禍における越年対策ということで、まだまだたくさん定まっていないことも多いのですが、年末年始に住むところを失った人にこの情報が届くように、祈ります。
「あいりん地域に居住し生活保護を受けていない単身日雇労働者で、年末年始に仕事を得られないため、自力で食事や住む場所を確保できない方を対象に…」という前提はありますが、人道的な問題でもありますので、日雇労働者でなくても実際に困っているということで入所する人も例年いらっしゃいます。住むところを失って路上で野宿ということにならないようまずは相談してみましょう。
あいりんシェルター利用カードが必要ですが、面接日の24日、25日、28日、予備日の29日は、面接に来られたらその場で発行できます。面談が2回になってしまうけど早めにやっておきたいという場合は、21日、22日の9時~14時あいりんシェルターでカード作成ができます。
40歳以上の年齢基準というのが一応あるようですが、40歳未満の方でもお困りであれば相談できるとのことです。
以下、大阪市のポスターより写して、概要をお知らせします。
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令和2年度 越年対策事業のお知らせ
あいりん地域に居住し生活保護を受けていない単身日雇労働者で、年末年始に仕事を得られないため、自力で食事や住む場所を確保できない方を対象に越年対策事業を実施します。
●「あいりんシェルター利用カード」をお持ちでない方は、事前に、NPO法人釜ヶ崎支援機構に申請し作成してください。12月21日(月)、22日(火)は、あいりんシェルターで集中して受け付けを行います。
●入所面接は「あいりんシェルター利用カード」の番号順に行います。
●面接の指定日時については、後日、あいりんシェルターに掲示してお知らせします。
1.面接日時
あいりんシェルターに宿泊される方
12月24日(木)、25日(金)、28日(月)
午前9時30分から正午、午後1時から午後5時30分まで
★入所期間 12月29日(火)午後~1月4日(月)早朝
三徳生活ケアセンターに宿泊される方(原則70歳以上の方)
12月24日(木)※、25日(金)、28日(月)
午前9時30分から正午、午後1時から午後2時30分まで
★入所期間 面接日~1月4日(月)早朝
※ 24日に入所日の希望をお聞きします。
予備の面接日時
12月29日(火)午前9時30分から正午
2.面接場所 あいりんシェルター内
【注意】西成区保健福祉センター分館(もと更生相談所)ではありません。
3.臨時宿泊所 あいりんシェルター、三徳生活ケアセンター
4. そ の 他
・「結核検診受診カード(緑色)」(7月5日以降に受診)をご持参ください。
・「雇用保険日雇労働被保険者手帳(白手帳)」、「高齢者特別清掃紹介整理票」など本人確認が出来るものがあればご持参ください。
・原則40歳以上の方を対象としていますが、40歳未満の方でもお困りであればご相談ください。
令和2年12月 大阪市福祉局生活福祉部自立支援課
(電話:06-6208-7926)
あいりんシェルターの場所:
https://www.google.co.jp/…/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x6000dd…
ブログで呼びかけるのが遅くなってしまいましたが、下記ネット署名の拡散・協力をお願いします。
1997年の保健所法改悪で全国の保健所数はほぼ半減。大阪府の保健所数も52からわずか18に。大阪府知事の吉村が鳴り物入りで宣伝している「大阪コロナ重症センター」も、病院職員の増員・待遇改善なしに他の病院から人を引っこ抜きプレハブ病棟にかき集めただけ。
GO TOに回す金があるなら保健所・病院職員の増員に回せ!今まで散々、保健所や公立病院の統廃合を強行しておきながら、今頃になって通天閣の赤信号点灯や雨ガッパ集め、イソジン・ワクチン宣伝なんかの「やってる感演出」で誤魔化すな!自民も維新も、医療崩壊招いた責任をちゃんと取れ!
地域住民の命と健康を守りたい!保健師、保健所職員を増やしてください。
発信者:大阪府関係職員労働組合 宛先:大阪府知事 吉村洋文 、1人の別の宛先
「コロナ感染で軽症と診断され、自宅療養中の方々のサポートをしていますが、症状が急変する方も後を絶たず、救急車を呼び、何軒もの病院に直接連絡し、ベッドが確保できるまで何時間もかかります。真夜中にタクシーで帰宅し、明け方に緊急の電話でたたき起こされることも。身も心も休まりません。」
「残業と休日出勤が続くうちに、子どもが学校へ行かなくなっていました。わが子のことも心配だけど、過労死ラインを超えて働き続けている同僚を助けなければと思うと、家庭は二の次にならざるを得ません。」
これらは、コロナ禍の中で「地域住民の命と健康を危機から守る」という保健所に課せられた使命を果たそうと、必死に踏ん張っている保健師と保健所職員から寄せられた声です。
私たちの一番の願いは、保健師と保健所職員を増やしてほしいということです。国や府の方針に従って、保健所も保健師も職員も減らされ続け、専門性を有する保健師が圧倒的に不足し、保健所を必要とする人に十分に寄り添う時間が取れないことに心を痛めることもしばしばあります。計画的な採用によって、これまで培ってきた専門性が継承されれば、これからも地域住民の命と健康を守る力を発揮し続けることができます。
私たちは長い間、声をあげることができませんでした。声をあげても届かないとあきらめていました。「公務員は優遇されている」「公務員を減らしたほうがいい」という声に躊躇していたのかもしれません。しかし、コロナ禍の中、私たちが声をあげなかったことで、救える命が救えなかったり、余計な苦しみや困難を与えることにつながってしまったのではないか…そんな思いが後悔とともにこみ上げてきます。
私たちは、この先もずっと、保健所が大阪府の地域住民の命と健康を守る拠点となるように、保健師の計画的な採用と増員、職員数の増を求めます。また、同時にこれまで都道府県の保健所機能の低下を進めてきた国に対し、保健所の機能強化を行うよう求めます。
保健所の仕事は、新型コロナウイルスをはじめとする感染症対策だけではありません。心の健康を支える精神保健福祉業務(自殺の予防など)、医療体制の向上、食品や医薬品の管理監督など、当たり前の生活を支えるのが仕事です。しかし、コロナ禍の今、その「当たり前」を維持することが困難となっています。
新型感染症はもちろんのこと、公害や薬害、医療機関のトラブル、放射線事故、自然災害など、あらゆる場面で私たちの健康は危機に晒される可能性があります。この危機を乗り越えるためには、人手も専門的な能力や経験も予算も必要です。保健所の危機は地域の健康の危機です。地域に住む人々の現在と将来の健康を守るという保健所の役割を果たすために、あなたの力を貸してください。
【私たちの求めること】
・大阪府職員の定数を増やし、保健師の計画的な採用と増員、保健所職員の定数増を求めます。
・都道府県の保健所の数と機能を強化するための施策を求めます。
昨夜ツイッターに投稿した下記の文章を、今朝そのままバイト先企業ホームページのお問い合わせコーナーにも送信してやったw。敢えてタメ口の文体のまま投稿したのも、そこまで書かなければ相手に通じないと思ったからだ。但し、「NZ」だけで意味が通じる人なんてほとんどいないので、「ニュージーランド」と書き直す程度の修正は施したが。↓