家内は事前に決めていたようで、車の中から和食の『みゆき』で予約を入れていました。(HPに使用されている写真は以前のものだと言っていました。)
四種類あるコース料理では下から二番目の『くれは(紅葉)』をいただきました。コースではくても別にアラカルトでもチョイスできます。
ホテルに入るとロビーは三階でレストランは二階です。予約時間にはお庭を拝見するには時間が足りず予定変更です。レストラン前の庭の見える通路に椅子が配置されており予約の人たちが待っている感じでした。
ホテル棟に在りますから朝食時も開店しています。一旦休店してランチの開始が11時半からでした。
お庭の見えるロビー階の3階から2階のレストランが在る移動した同じ構図での写真をご覧下さい。
1 3階から庭園を望みます。手前の瓦屋根の建物は会席料理の料亭『錦水』です。
2 レストラン・みゆきの2階から庭園を望みます。ホテル棟のすぐ下の竹の等は上部を切られて眺望を確保しています。自然の樹木は成長しますから同じ眺望を保つだけでも大変です。原村の峠の我が家で痛切に感じます。
3 午前11時半に店内に。
4 このコロナ禍ですからホテルもレストランもさぞかし大変だとおもいます。右手のこの大きさの岩でも1トンを近いかもしれません。心して配置していると思います。
5 京壁「聚楽」の佇まいです。高格子と障子ですから入り口から和を感じさせます。
6 岩と流木、それに竹と燈籠です。
7 こちらのテーブルも漆器即ち漆風でした。もしかして、本物の漆かもしれませんが良く分かりませんでした。
8 洋食ではありませんから白いテーブルクロスと言う事はありませんが、白いナプキンが何処か高級感を感じさせます。紅葉と書いて「くれは」と読ませていますが、表意文字ですから意味は通じますが、99人は「くれは」とは読まないと感じました。ジブリ作品で紅の豚がありました。
9 くれは の お献立 です。
10 いつになく車で訪問しましたのでノンアルコールビールです。公共交通機関を使用すると2人では二倍以上になるかと思います。何と日本の電車賃やバス代は高いのかと思えてしまう。
11 家内に聞いて訂正するかもしれませんが多分、先付だと思います。
胡麻豆腐、雲丹、ラディッシュ、山葵 です。
12 吸い物の椀も漆器なのかはしかとは、分かりませんでした。もしかして本物かも。
13 椀の蓋をとって、美味しい吸い物です。蟹蓮真丈 茸(松茸でした。)、粟麩、青味、柚子でした。柚子でピリッと〆ていました。今年は松茸が豊作のようです。峠の我が家に赤松は沢山生育していても松茸の発見に至っておりません。
14 お吸い物の椀の蓋の内側に細かい水滴が付いていました。照明に照らされて金粉で漆器に細工が施されている如くでした。
15 お造りです。 ワンランク上がるとお造りのお刺身の種類も多くなと家内が言ってました。本日の二種、あしらい です。
16 でも大変美味しかったです。脂の載った大トロではありませんが、味も歯ごたえも最高でした。
17 ノンアルコールのビールも飲み干してしまいました。で、ノンアルコールの赤・白ワインがあるとの事で、ヴィンテンス ソービィニヨン・ブラン(シャルドネ種)をグラスで頂きました。普通より大分多く注いでくれました。呑兵衛に見えたのかもしれません。ビールも白ワインも大変美味しかったです。特にお酒は雰囲気と会話と飲む相手でしょうか。家内は飲みませんが。
18 煮物です。
19 豚角煮、里芋、紅葉人参、青味、辛子 です。
20 焼き物 鰆黄金焼 柚子柿 あしらい です。
21 調理人の腕が垣間見える料理です。個人的には焼き物ですが前衛的な感じもします。蓮根の上に柿を載せて撮ってみました。
22 蒸し物:松茸と鱧の玉地蒸し 銀餡
陶磁器の器ですが、蓋に透かし模様が入っている素敵な物でした。
23 茶碗蒸し的な感じを受けました。一般的な茶碗蒸しの上に餡を掛けている感じでした。
24 食事 栗おこわ 止椀 香の物 です。
25 自分の想像する栗おこわとは違いました。赤飯もおこわもだいすきです。蒸籠で蒸しあがったほくほく感ともち米の触感が大好きです。今回の料理で料理人のイメージと私のイメージが全く異なるのが今回の栗おこわでした。餡が掛かる事で私のイメージは壊れました。
26 甘味 本日のデザートです。
料金は、ノンアルコールビールとノンアルコール白ワインの料金@1050円をプラスしてサービス、税を加算して〆て¥16,610ーでした。6時間の駐車料金が付いてこの料金ですから満足満足の美味しい食事でした。