週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#158 -’09. スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズの歌詞(訳)

2009年06月29日 00時00分01秒 | 音楽
アマゾンに発注していたマンマ・ミーアが26日に届きました。
発売開始された24日にたまたま、タワーレコードとヨドバシカメラに立ち寄った所どちらの店でも即買うことが出来ました。
でも、ネット経由でアマゾンに発注を掛けていました。
二日間じっと我慢の子でした。0629000001

楽しい音楽の映画の中でも、この曲の所では涙が出そうになりました。
その、Slipping through my fingers.(スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ)曲の訳をBlu-rayディスクからの物と、CDからの物を比べてみます。




あの映画館で感動した訳は何処にと。
この歌詞の英文を訳そうとするとなかなか良い言葉が出てきません。
簡単な英文なのに。
その時始めて、翻訳家の戸田奈津子さんが対談で述べていた事が理解できました。
「英語の字幕の翻訳は、英語が出来てあたりまえである。」「しかし、それだけでは半分にも満たない。」と。
「日本語の表現が出来て、語彙が豊富でなければならない。」と。
「短い文章に感情の起伏も含め、全て織り込まなければならない。」
「そのためにも日本語が重要である。」と、言うような趣旨の事を語っていた。
今回、つくづくその事が理解できた。



BLU-RAYの「マンマ・ミーア」ディスクからの訳を拝借しました。
それでは、Slipping through my fingers. (スリッピング・スルー・マイ・フィンガーズ)曲の訳を。

                                    
通学カバンを手に 早朝に出かけるくあの子
手を振っているわ 無邪気な笑顔で一心に
見送り私はまた いつもの悲しみに襲われて
しばらくは腰を掛けずにはいられない
あの子の世界に入りきれぬまま
一緒に笑い合う そんな時がいとおしい
おかしくて ちっちゃな女の子
私の指の間をすり抜けていく
どんなにつかもうとしても
温もりは手元から消えていく
あの子の考えることが
ようやく分かったと思うたびに
もう成長している子
私の指の間をすり抜けていく
眠い目をこすりながら
2人で囲む朝食のテーブル
寝ぼけまなこで
大切な時をやり過ごしてしまう
学校に送りだせば また悲しみに襲われる
自分を責める気持ちも消えない
たくさん冒険をしようと言った
2人で出かけようと選んだ場所の数々
行った場所も有るけれど ほとんど行ぬまま
なぜなのか私には分からない
私の指の間をすり抜けていく
どんなにつかもうとしても
温もりは手元から消えていく
あの子の考えることが
ようやく分かったと思うたびに
もう成長してる子
私の指の間をすり抜けていく
この幸せな瞬間を凍らせてしまいたい
時の流れに失われぬように
私の指の間をすり抜けていく
通学カバンを手に
朝早く出かけていくあの子
手を振ってるわ
無邪気な笑顔で一心に



マンマ・ミーアのCDからTranslated by akiyama sisters inc.e の訳を (再掲)                        

(ドナ)
学校のカバンを持って
彼女は朝早く家を出て行く
ぼーとしながら
さよならと手を振っている
私は出て行く彼女を眺めている
こみ上げてくる、
いつもの悲しみとともに
しばらくの間
腰をかけましょう
このままずっと
彼女を失ってしまうという思い
彼女の世界に
入っていくこともなく
彼女と一緒に笑いあえたときは
いつだって嬉しかったは
ゆかいでかわいい女の子
いつだって
私の指の間から滑り抜けていく
つかもうとしても
いつも
その気持ちは消えない
いつだって
私の指の間から滑り抜けていく
彼女がなにをかんがえているのか
私は本当にわかっていたかしら
考えるたびに
わかるような気がしてくる
彼女は成長し続けているから
いつだって
私の指の間から滑り抜けていく

寝ぼけまなこの
彼女と私
朝食のテーブルで
やっと起きている感じ
すばらしい時間を過ごしましょう
そして彼女がいなくなったら
懐かしい
感傷的な気持ちが残るだけ
そして否定することのできない
罪悪感が

すばらしい冒険に
いったい何が起きてしまったの
二人で一緒に
行こうと思っていた場所は?
いつかは実現したけど
ほとんど、まだ手付かずよ
なぜだかわからないけど
私の指の間から滑り抜けていく
つかもうとしても
いつも
その気持ちは消えない
いつだって
私の指の間から滑り抜けていく
彼女が何を考えているのか
私は本当に分かっていたのかしら
考えるたびに
分かるような気がしてくる
彼女は成長し続けているから
いつだって
私の指の間から滑り抜けていく

(ドナ、ソフィー)
あの写真を
凍らせてしまいたいって
願うことが時々あるは
時の愉快なトリックから
救うために
私の指の間から滑り抜けていく...

(ドナ)
学校のカバンを持って
彼女は朝早く家を出ていく
ぼーっとしながら
さよならと手をふっている...
コメント (8)
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