週末を原村で

非日常性のユッタリした時の流れを信州は原村で。音楽を聴きながら星を眺め!最近は海外の旅の記事もアップします。

#184 -’16. ライダルマウント(家と庭)

2016年06月25日 22時03分43秒 | 海外旅行(ヨーロッパ・イギリス)
ガイドブックを読めばロマン派の詩人、ウィリアム・ワーズワースが生活した素敵なお庭とお宅と記載されている。
特段、ガイドブックやその他の方のブログに書いてある事を載せても意味ないので主観的なことを。

素敵なお庭で有る事は紛れもない事実であることはお分かり頂ける筈。


夕食時も昼食時もアルコールを飲んでいる。
昼食時は出来る事ならビールを1パイン飲んでいる事の結果として観光地に到着するとトイレに直行する事になる。
家内や集団と別れて直ぐにトイレに行って来た。
トイレから戻ると、皆さん自由に見学を初めている。
でも、家内とナカナカ会えない。
別にこのライダルマウント内に居る限り迷子になる事も離れ離れになる事もない。
しかし、別行動だと家内とライダルマウントの写真が撮れない。
家内もコンデジ&ビデオを持っているから写真撮影は出来るが人物が入った物が撮れない。
それでは時間ばかり経ってしまうので家内の携帯に電話した。
家内のガラケー携帯は最新式で全世界対応でwifiでネットにも接続する。
自分はスマホから掛けた。
電波はライダルマウントから日本に飛び、またイギリスに戻りライダルマウントの家内の所に。
目出度く所在確認できたその後、写真撮影する事が出来ました。
因みに、かけた自分も受けた家内も料金が掛かる。


思い出した事を一つ。
イギリス旅行も基本はバス移動です。
それ程広くない街道と言うより少し狭い街道を走り、ライダルマウントの有る脇道にバスを入れねばならない。
ライダルマウントに大型バスも車を止める専用駐車場等ない。
その上、街道からライダルマウントの有る場所迄150メートル程度入っている。
狭い道と言ってもより所をストックをもってハイキングして居る人もいるし、道路脇には路上駐車している車も有る。
その緩い坂道を上らねばならない。
街道の左右の車を止めてライダルマウントまで、路駐の車をよけながらバックで大型バスで坂道を登ってくれた。
その腕前とプロ根性には感心した。
街道から脇道に入って所で降ろしても問題ない距離である。
でも、私達を乗せて可能な限りライダルマウントの直前まで行ってくれた。
で、自分がバスを降りる時、ドライバーに一言、二言「凄い腕前のドライバーですね。」
ドライバーから「I know.」との自信に満ちた返事が返ってきた。
ヨーロッパに行っていつも思う事、バスでも車顔負けの如く飛ばす事。
一般道でも禁止地区で無ければ遅い車はドンドン追い越す

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今回のイギリスの旅では藤と八重桜を沢山、沢山見かけた。


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心臓病関係の特効薬にも使われるジキタレスかな。
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ニュージーランドのテカポ湖と言えばルピナスですが、外来植物としてニュージランド自体では問題になっているそうですが、ここまで観光資源になると難しい問題もはらんでくる。
潜在自然植生の定着を願うのみである。
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峠の我が家の庭にも咲いている帰化植物の・・・・です。
何でこんな名前とつけたのやら。



峠の我が家の花壇に植えたレディースマントルです。
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お恥ずかしい話ですが、耳の奥に聞いたことが有るか無いか位の記憶しかない詩人・ワーズワースです。
ですから、ワーズワースの詩など一篇も読んでおりません。
幼い頃の童話ないし絵本としてビアトリクス・ポターのピーターラビットも読んでいません。
ですから、知っては居ますがガイドブックやブログで騒がれる程親近感はありません。
イギリスの本と言えば幼い頃我が家に在った、ジョナサン・スイフトのガリバー旅行記の「小人の国」と「大人の国」です。(私の記憶では巨人の国であったような?)
ガリバーが隣の国から攻めてくる沢山の軍艦を一網打尽にして引っ張って来る挿絵と、海岸で小人たちに体を縛りつけられる絵が記憶に残っています。
挿絵も、文章も幼い心に強烈な記憶としてのこしました。
又こちらも我が家に在って、何度も何度も読みかえした「ロビンソン・クルーソー」です。
タヒチに行った時にはロビンソンとフライデーが海岸を歩く挿絵と同じだと感動した物でした。
もう一つ忘れる事の出来ない本それがスティーブンソンの「宝島」でした。
いつも出てくる海賊たちが呑むラム酒を飲むのを楽しみにした居たのを思い出しました。
今にして思えば、父母の世代は子育てに対しての投資は怠らなかったと感謝感謝です。
河出書房新社から世界文学全集なるものが月一回刊行されました。
それも揃えてくれました。
でも、兄は読んでも自分は中学生位です。
興味など全くありませんでした。
学生になってから、ブロンテ姉妹のシャーロットの「ジェン・エアー」とエミリーの「嵐が丘」しか読んでいません。
読んだのにそれ程記憶に残っていません。
ただ、過酷な不毛の大地が脳裏に残るのみです。
小説に不毛の大地が出て来たかも定かではない程度ですが。

詩集と言えばモンパッサンの「脂肪の塊」でしょうか。
こちらはイギリスはなく、フランスですが心情的には好きでした。
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§ 凋落の始まりのイギリス

2016年06月25日 16時34分10秒 | たわごと(少し硬派に振って)
イギリス(UK)のEUからの離脱が決定した。

政治的にも経済的にもイギリスの分裂・凋落の始まりの始まりと感じる。
今回の離脱派の勝利を信じていた訳でも、残留派が勝利すると思っていた訳でも無い。
この問題(EU離脱 or EU残留の英国国内の動向)に関しそれ程の情報を持っていた訳ではない。

しかし、離脱派が勝利すれば世界経済は大変な事になると思っていた。
実体経済の前に、先行指数経済とでも言おうか為替や株価など思惑で先行するのである。
思惑は全てにおいて大きく振れるのである。
下がる時も、上がる時もである。
世界の経済がイギリスが離脱する事で思惑が動き出すのである。
我が家でも今回の事を見越したと言う訳ではないが、丁度良い機会と思い諸外国への投資信託や債券(北欧)を離脱が勝利する前に処分した。
資源国通貨も巷で騒がれたほどパットしない。
ハイリスク、ハイリターンを求めて投資して来たが、これからの経済が心配でならない。
昨日は、下がった株を買いたかったが手元に資金がない。
良いチャンスを逃しているのは間違いない。
先見の目を養い乱世はチャンスの宝庫なのに生かしきれないで居る。

今回このスレッドを立ち上げる切っ掛けになったのは、家内からこんな事を聞かれた。
「イギリスがEUから離脱すると日本にとっては何か良い事あるの?」
自分の返事「日本にとって良い事など何もない」
でも、イギリス国民が選んだ事であるから致し方ない。
先ず、経済的問題で世界経済が混乱する事。
長い視点に立って見ても現時点では良い事は思い浮かばない。
イギリス病に再度陥らないとも限らない。
ヨーロッパとの繋がりに於いて日本はイギリスを窓口にしている。
EUとイギリスを比較すればその差は格段にEUが大きく、新たに窓口を造らねばならなくなるかもしれない。
長期スパンでも資本などイギリスから逃避していく。
金融の中心であるロンドンのシティーもその地位を維持して行かれるか疑問である。
HSBCを通してのヨーロッパの投信&債権を解約した。
ボディーブローのように、イギリス経済の地位低下が始まりだす。
出先機関はイギリスから大陸へ。
投資資金などはイギリスの衰退を感じ取り逃避していく。
資金も失われ雇用も失われて行くのである。
オフィスも必要なくなり、TO LETの看板が増えるのである。

政治的にも一枚岩のヨーロッパEUからイギリスが抜けるのである。
NATO云々を言わないでも、ロシアへの政治的圧力は低下するのである。
其れで無くても、オバマ氏の世界の警察官を辞退したアメリカの国力低下で力を増しつつあるプーチン氏。
大喜びで有る筈である。
東ヨーロッパやイスラム諸国でのパワーバランスが崩れてくるかもしれないのである。
経済でイギリスが没落すれば、軍事的パワーも無く成るのである。
その間隙を埋めるべく、民主主義に立たない国や勢力が跋扈しないとも限らない。

経済面、政治面、軍事面など何をとっても日本にとって良い事はない。(10年程度の期間に限ってのことであるが。)
実際問題として、日本にとって良くない事はイギリス、しいては自由主義経済の民主主義国家にとって良くないのである。

なら、どうしてイギリス国民は離脱を選んだのかということである。
それは、アメリカに於けるトランプ人気と同じなのである。


イギリスを二分するEU残留離脱について思い描くと、トランプ氏などの保守派の台頭とオーバーラップする。
人間は自己が一番大切で愛おしいのである。
兄弟喧嘩しかり。
家庭間のいさかいになれば、自家を応援する。
国になれば自国を死守するのである。
その事は排他的な愛の成せる業である。
自国のイギリス人ならいざ知らず、EUに加盟してイギリスに生活の場を求めて他国の人が移動してくる。
自分たちが住んでいる地域に英語の通じない、人達が住みだし自分たちの仕事を奪って行く。
時に依っては、言葉だけでは無く風習、宗教、生活習慣も異なる人々が増えだすのである。
人は過去の栄光や体験と照らし、許すだけの許容量が少なくなってくる。
その他、EUの各種規制やイギリスとしての国家主権の制限と感じる人達が増えだすのである。
EUから離脱すれば過去の栄光の時代が戻って来ると勘違いする世代が存在するのである。
保守的な若者もいるが、過去の栄光に生きる老人など高齢者の離脱派が多いとの事。

近い将来にスコットランドがイギリスから独立し、北アイルランド(IRAの紛争)がイギリスから独立する可能性が高くなる。
ジブラルタルやフォークランドなどは難しい所であるが。

英国UKの崩壊の始まりであると感じるのは自分だけなのか。
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