日本にはインド型デルタ株から南アフリカ型オミクロン株に置き替わっていないようですが。
ヨーロッパ諸国を初め感染力の強いオミクロン株になると新規感染者が指数関数的に増加する危険性があります。
韓国の新規感染者の多さの原因がオミクロン株の為とは言えない側面もありそうですが、日本に於いても安心していてはいけません。
例え、致死率が低くなったとしても油断は禁物です。
今回は、Worldometer のデータを通して世界の置かれている状況と日本と近い将来を暗示しているかもしれない韓国の数値を見たみたいです。
1 COVID-19の今現在の世界の状況です。一日当たりの新規感染者数の推移(棒グラフ)と七日移動平均の新規感染者の推移です。2020年1月から2021年12月迄の変化です。世界的に何回かのピークがありますが、今回の山が一番高く、全世界で150万人の新規感染者数に迫る勢いです。青い折り線グラフは七日間移動平均です。世界的にもワクチン接種数が増えてきていますし、既に変異株の別は勘案しないでも罹患して回復し、社会的免疫が少しは出来てきて個の状況です。心して個人個人が防疫に努めねばなりません。

2 一日当たりの死亡者数の推移のグラフです。1 新規感染者のグラフに比べて、今回の死亡者数の山が感染者とパラレルではありません。反対に減少してきています。(特に顕著なのが七日間移動平均)全世界がデルタ株からオミクロン株に置き替わったとは思っていませんが、感染数は増えても重症化や死亡したりする数が減っている事をグラフが示しているのが、少し嬉しい兆候です。この兆候が真実であり致死率が低い季節的な流行性感染症として共存できることを願うばかりです。その為には今開発され始めえている経口治療薬が普及する事が重要かと思います。

3 黄色い枠の欄は新規感染者数です。不名誉な一位はアメリカ合衆国で314千人/日、です。ヨーロッパ諸国が続きます。フランス、英国、スペイン、イタリア、アルゼンチン、トルコ、ドイツ、カナダ、ロシア、ギリシャ、以上が2万人/日です。日本が不思議がられるのもある意味理解できます。

4 32番目にお隣・韓国が顔を出してきます。3,800余人まで減少してきました。

5 日本は脅威的な数値の218人の新規感染者数で116位です。でも、でも、ですよ。感染力の強いオミクロン株に置き替われば新規感染者数は必ず1万人を超える数値まで増加します。無症状の感染者が罹患している事に気が付かずに市中を徘徊すればオミクロン株です。増えるのは自明の理です。若い体力・免疫抗体力の強いひとから、基礎疾患を抱えた老人まで社会構成は雑多です。個人個人が注意し防疫に努める事が一番です。

6 ここからは新規死亡者数/日です。不名誉なトップはアメリカです。それに続くのがロシア、ポーランド、ドイツ、インド、フランス、ヴェトナム、トルコ、イタリア、ハンガリーです。

7 新規死亡者数の韓国のデータです。数値はその国々に依っても異なる集計基準を以っていますので、絶対的な数値で無い事は勿論です。COVID-19に因るトータル死亡者数は低く抑えこめれている事は立派でずが、自宅待機中に死亡した人はCOVID-19の死亡者として計上しないようです。(根拠を見つける事はできませんでした。従って、断定はできません。)

8 日本は0人にカウントされていた日だったようです。死者も微増しだしている。
