夏が、来ましたね。
まだはっきりしない空模様の日もありますが、
空は少しずつ夏の色に、
街路樹のみどりはますます燃え立ち、
カンナもダリアも鮮やかに咲きほこり、
半袖の肘に夕方の風が気持ちよく触れていきます。
そんな七月のメニュー「今月の四品」、
今回もみな自信作ばかりです。
ぜひぜひ、おためしあれ。
☆
冬瓜と白身魚の生海苔あんかけ
夏に出回るのになぜ冬瓜なのだろうと
不思議に思っていましたら、
丸のままなら冬までもつ、というくらい
保存性の高い野菜なのですね。
果肉の水分がしっかりした皮に守られて保たれるという
ことなのでしょう。
そんな瑞々しいとうがんのお料理も、
毎年の夏の赤鬼の定番になりつつあります。
今回はやさしい出汁で煮た冬瓜と、
さっと片栗粉をまぶして揚げた白身魚
(日によっていろいろです)に
海の香りあふれる生海苔のあんをかけました。
淡泊なものどうしの取り合わせですが、
お魚を揚げてあるのでコクが出ています。
あんに加わったシメジのプリプリ感もアクセント。
そして、ひすい色の冬瓜と生海苔、お魚の白、
あしらった茗荷の赤が、目にも美しい一品です。
これからの季節、冷房などで意外と身体は冷えているもの。
素材は涼味でありながら料理としては温かい、
こんなひと皿で夏の宵の一献を
ゆったりと愉しまれてはいかがでしょうか。
まだはっきりしない空模様の日もありますが、
空は少しずつ夏の色に、
街路樹のみどりはますます燃え立ち、
カンナもダリアも鮮やかに咲きほこり、
半袖の肘に夕方の風が気持ちよく触れていきます。
そんな七月のメニュー「今月の四品」、
今回もみな自信作ばかりです。
ぜひぜひ、おためしあれ。
☆
冬瓜と白身魚の生海苔あんかけ
夏に出回るのになぜ冬瓜なのだろうと
不思議に思っていましたら、
丸のままなら冬までもつ、というくらい
保存性の高い野菜なのですね。
果肉の水分がしっかりした皮に守られて保たれるという
ことなのでしょう。
そんな瑞々しいとうがんのお料理も、
毎年の夏の赤鬼の定番になりつつあります。
今回はやさしい出汁で煮た冬瓜と、
さっと片栗粉をまぶして揚げた白身魚
(日によっていろいろです)に
海の香りあふれる生海苔のあんをかけました。
淡泊なものどうしの取り合わせですが、
お魚を揚げてあるのでコクが出ています。
あんに加わったシメジのプリプリ感もアクセント。
そして、ひすい色の冬瓜と生海苔、お魚の白、
あしらった茗荷の赤が、目にも美しい一品です。
これからの季節、冷房などで意外と身体は冷えているもの。
素材は涼味でありながら料理としては温かい、
こんなひと皿で夏の宵の一献を
ゆったりと愉しまれてはいかがでしょうか。