花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

贅沢な日々~ローストビーフ ・ ウナギ三昧

2005-07-29 | そと料理・お酒
今週水曜日は取引先の方が慰労会として食事に招いてくださるってことで、赤坂のツインタワーにある「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」に行ってきました。
入り口からして立派で目立つその店は、中に入るとこれまた緊張してしまうようなリッチな感じ。 

ロウリーズ・ザ・プライムリブは名前の通りお肉メイン(ローストビーフ)のお店です。
というより、他にはあまりメニューがありません。
ローストビーフにロブスターをつけるか?スープを頼むか?サイドにコーンや豆を追加するか? そんな選択肢くらいです。 あとは、ベツバラのデザートね。

でも、さすがそれだけで十分満足させてくれます。いえいえ、それ以上とても食べられません。

アメリカが本店のようで、もともとはアメリカの最高級肉使用というのが売りなんですが、今は輸入ができないのでオーストラリア牛肉です。 オーストラリア牛?と不安に思ってましたけど、やっぱりどこの国でもいいものはいいんですね。 スーパーで売ってる豪州牛とは全く違います。(全然値段違うもんあたりまえだわねー)

セットメニューでいただいたのですが、まずサラダをサーブしてくれる時のパフォーマンスで「うわぁ~」です。

ワゴンで運ばれてきたのは大きなステンレスのボール、下には氷が敷かれています。
ウエイトレスが勢いよくくるくるとそのボールを回し、高い位置からドレッシングを注ぎます。 一同、目が点・・・
これ、近くのテーブルで一斉にやったら笑えるだろうな~

メインのローストビーフは大きなカート(まるでSF映画に出てくるロボットみたい?)で運ばれてきて、テーブルで大きさを選びその場でカットしてくれます。
女性、子供なら180gのカリフォルニア・カット、男性なら300gのロウリーズカットをすすめられますが、小食の方なら130gのトーキョーカットというのもあります。
わたくし、小食なので(←ウソです。見栄張っただけです)トーキョーカットにしました。

一番ちっちゃいのが「トーキョーカット」ってネーミングは、東京が「ちっちぇ」ってことですか? なわけはなく恐らく東京店のみのサイズってことでしょうね。

マッシュポテトとヨークシャープディング、パン、えらいボリュームになります。

食後酒をすすめられるままにオーダーし、グラッパをいただきました。 始めて飲むグラッパはおいしいけど、キッツぅーー。 これで翌日頭痛がしました。

お腹いっぱいでベツバラといえどももうシャーベットくらいしかデザートは入りません。(やっぱりそれでも食べる)

大満足なのでありました。 また連れて行ってもらいたいなぁ。←決して自分で行こうとはしません(笑)

だってね、難点を言えばワインが高いのしかないのよ。。。


そして翌日は関内の「濱庵」にて鰻を食べ尽くす・・
実は私は子供の頃からうなぎは大キライ。
が、5年ほど前から少しは食べられるようになり、福井のとある怪しげな居酒屋さんで「うな茶」(うなぎを切った物を乗せたお茶漬けですね)を食べて以来、うなぎ好きとまでは言いませんが普通に喜んで食べるようになったわけです。

そのきっかけになった店に一緒に行ったのが「濱庵」の店主(庵だから庵主とも)町田さんなんですねー。

前置き長くなりましたけど、この日はうなぎとお野菜の炊き合わせ、白焼き、蒲焼きのミニ丼、肝吸い、と鰻をシンプルに楽しむ鰻三昧だったのでした。

他にも、お刺身(うなぎじゃあないですよー)、焼き蛤、岩牡蠣、お豆腐、と・・・食べ過ぎですわなぁ。 

肝心なこと忘れてました。濱庵といえば、お酒です。お酒はく菊姫/山廃純米(原酒?)、尾瀬の雪どけ、くどき上手玄米仕込み、長珍/特別純米でした。 

くどき上手のお蔵さんはいろいろ試みをなさるようで以前たしか「悠庵」の方で黒紫米のお酒を飲んだのがやはり「くどき上手」だったように思います。

ラベルはおだやかな黄色でそこに緑色の文字、お酒の色もうっすら黄色ですから「フルーツ酒」を想像しちゃいました。 でも味は日本酒度+20度ですからキリリと辛い。 香りも独特です。 私はフツーのくどき上手の方が好きでした。  

肉、魚、と贅沢な2日間だったのでした。
これで夏バテなんて言ったら怒られるわね。


あ~、こんなこと書いてたらおなかすいちゃった。
人が楽しく飲んだり食べたりした話し長々と見せられたってお腹すくだけで楽しくはないよねーーー  m(_ _;)m