花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

カルチョーフィ

2014-06-24 | 週末ごはん・お酒
毎週末、青山の国連大学前で開かれている
「ファーマーズマーケット」


やっと見つけた!!!





やっと、やっと見つけて買ったそれを袋にぶら下げて
他のお店を見ているとお茶屋のおじさんが

「それ何ですか?初めてこの売り場に出たんだけど
知らない野菜いっぱいあるね。」



カルチョーフィ

アーティチョーク

朝鮮あざみ


3種類の名前を答えてみたけどどれもピンとこないようでした。




私も調理前の姿を見たのは7~8年前が初めてでした。

その当時よく行っていた居酒屋さんで「持ってく?」と
いただいたもの。


ありがたくもらってはみたものの、さて、これどうするの?
とネット検索してどうにか下処理をして茹でて食べてみたら


あっら、おいしい!!!



それ以来この時期になると「カルチョーフィ食べたーーーい!!!」
と騒ぎ立てるものだからよく行くお店で用意してくれたりして、
特に今年は何度も食べることができました。




でも・・・やっぱり自分で料理しないと気が済まない。



ということで探し探し求めて~

ありがたいことにtwitterでここならあるかもの情報をいただいて
足を運んで何度目かに出会うことができました。





細長い紫のと丸い緑のと




巨大なあざみの蕾部分を食べるのです。
ソフトボール大あっても食べられる部分はほんのちょっと。



先の部分をズバッと切り落とし、アクが強いのでレモン水に
すぐ浸けます。
茎の部分も堅い表面をそぎ落として。

大きさによりますがレモン・塩少々を加えた水を沸かして
茹でること15分~









周りの堅いガク部分を剥いて、さらに花びらや雄蕊になる
毛のような状態の部分は食べられないので取り除きます。

こうしてやわらかい部分だけを食べると新筍の穂先のような、
ジャガイモのような栗のようななんとも言えないおいしさ。


ちょっと待って。
剥いてしまった堅いガクも付け根のところにおいしい可食部がちょっぴり。

お行儀悪いけどこれも歯でこそげるように食べちゃいます。
これは家じゃないとできません。



そのまんま塩とオリーブオイル、またはヴィネグレットソース
でもいいけどここはオーソドックスに揚げてみます。






揚げ物は下手ですが
自家製イタリア風パン粉をまぶしてオリーブオイル揚げ






鶏胸肉と炒め





食べたことも扱ったこともないというお店では「買ってみたけど、
うちでは出さない」ときっぱり言われたこともありました。



ということで
大好きだけど高いし手間もかかるのでやっぱり家では年に一度の贅沢♪


ダーリンは初めて食べたそうで。

かなり気に入ってもらえました。



でも、アタシのおごり。。。4コで1800円なり。 高いーーーー。


もうそろそろシーズンも終わりかな。

また来年ね。