花暦 [ hanagoyomi ]

週末しかまともな料理をしない
ノンベイで食いしん坊なオンナの
「週末ごはん」とお気楽日記

山形・白布~天元台~西吾妻山 19

2005-08-05 | 花・風景・旅・他
ぶちぶちと旅のお話が中断してしまいましたけど・・・
話よりきれいなお花の写真の方がよかったりして?

さて、つづきです。
米沢市内は暑かったようですが、車で30分ほど山間のここ白布~西吾妻山はかなりの涼しさです。というより、山は曇れば寒い。 

宿をとった白布温泉は静かな落ち着いたところです。
バーもなければカラオケもない。 なにもないのが良いのです。

昨年は「東屋」という宿に泊まり、「西屋」に入浴だけさせてもらいました。
茅葺きの母屋を持ち、木造の館内がぴかぴかに磨かれた「西屋」を見て次は必ずここにと思っていましたから。

以前の旅日記にも書きましたがここは「東屋」「中屋」「西屋」と同じ作りの石風呂を持つ3軒の茅葺の宿が並んでいたそうですが、火事で中屋、東屋が焼けてしまいました。その後東屋は再建(残念ながら建築の規制で茅葺きにはできなかったそうです)、中屋は少し離れたところの別館での営業をしています。 中屋のあったところには、石のお風呂がそのまま残っていました。 ちょっと悲しい。

「西屋」にはクーラーがありません。お風呂にガランもシャワーもありません。部屋にはトイレも洗面もありません。 ちょっと不便です。 でも、不便さがかえって昔ながらを残し続けるこの宿の良さと感じさせてくれる魅力があります。 昨年と変わっていたのは、女性の脱衣所が広くきれいになっていたこと。 これは快適。

湯量のすごさは相変わらずで、轟音(といっても過言じゃないんです)とともに注がれる湯滝が湯の成分で黒く変化した御影石のお風呂から惜しげもなくあふれかえって流れて行く・・・。 ちょっと熱めですがしばらくすると慣れてしまいます。 お風呂は大きくはないし、今流行の露天風呂もないのですが、天井は高く、上部の広く空いたところから外の空気が入るのでとても開放感があります。 

ここは時間に追われることを忘れさせてくれます。


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